Apple Developer Programとは
Apple Developer = アップルの開発者 となるわけです。
つまり、Apple好き過ぎてiOSエンジニアになるために踏み出す大きな一歩としては十分すぎるサービスです。
具体的に何が出来るのか
App Storeにアプリを公開できるようになる
Apple Developer Programに登録することで、App Storeにアプリを公開することができます。これにより、広い範囲のユーザーにアプリを提供することができます。
開発ツールやリソースにアクセスできるようになる
Apple Developer Programに登録すると、Xcode、iOS SDK、macOS SDKなどの開発ツールにアクセスできるようになります。また、ドキュメント、テクニカルサポート、テストデバイスなどのリソースにもアクセスできます。
有料アプリを販売できるようになる
Apple Developer Programに登録すると、App Storeで有料アプリを販売することができます。売上の70%は開発者に還元されます。
In-App Purchaseを利用できるようになる
Apple Developer Programに登録すると、In-App Purchaseを利用して、アプリ内で追加コンテンツを販売したり、サブスクリプションベースのビジネスモデルを採用したりすることができます。
クラウドサービスを利用できるようになる
Apple Developer Programに登録すると、iCloudやGame Centerなどのクラウドサービスを利用することができます。
開発者コミュニティに参加できるようになる
Apple Developer Programに登録すると、Appleの開発者コミュニティに参加することができます。このコミュニティでは、他の開発者と交流し、問題を解決するためのサポートを受けることができます。
登録方法
Apple Developer Programにアクセス
“Join the Apple Developer Program” をクリックして、登録を始めます。
Apple IDを使用してサインインするか、新しいApple IDを作成します。
会社や個人の情報を入力し、必要な書類を提出します。
支払いを行い、登録を完了します。
99米ドル必要です。現在13,000円くらいになります。この金額が毎年かかるとなると少し負担かもしれませんが、知識を金で買うと考えれば安いもんです。
注意したいデメリット
コスト
Apple Developer Programには年会費がかかります。現在、個人アカウントの場合は年額99ドル、企業アカウントの場合は年額299ドルが必要です。これは、開発者が開発やテストをするために必要な機能のために支払わなければならないものです。
承認プロセス
Apple Developer Programに登録するには、申請プロセスを通過する必要があります。このプロセスは、承認まで数日から数週間かかる場合があります。また、承認が得られない場合もあります。
開発者としての制限
Apple Developer Programに登録することで、Appleの規則や制限に従う必要があります。また、アプリがApp Storeに承認されるためのガイドラインを遵守する必要があります。これらの制限は、開発者が自由にアプリを開発することを妨げる場合があります。
非公開SDK
Apple Developer Programには、公式の非公開SDKにアクセスできる特権がありますが、これにアクセスするには承認プロセスを通過する必要があります。これらのSDKは、一般的な開発者が使用することができない機能を提供している場合がありますが、制限があります。
最後に
個人的な話にはなりますが、僕がApple Developer Programに登録したのは数年前の冬でした。なんとなく、作ったアプリをリリースして自慢したかったのが始まりだったと思います。
実際に開発におよそ半年をかけ、無事リリースできました。
リリース後はダウンロード数も順調に増え、毎週Appleからくるユーザー数遷移のグラフを見てモチベが上がっています。
個人的な開発は誰かに見せることによって(見せると意識しただけでも)より色んな視点から考えることや、開発の責任感、達成感など開発以外に大切なことが学べ、より成長につながると考えています。
皆さんもこれを機に登録してはいかがでしょうか。