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子どもが生まれて最初の2ヶ月で、赤ちゃんを見に来てくれた人が全部で9人いました。ありがたいことなんですが、正直に書くと、毎回どう段取りすればいいのか分からず疲れていました。特に困ったのが、滞在時間と体調の話をどう切り出すかです。
言いにくいことを、その場で言おうとするから難しい。今は来る前のメッセージの段階でこちらから条件を書くようにして、当日はほとんど何も言わなくて済むようになりました。うまくいったやり方と、しくじった話を書きます。
「2時間くらいで」と先に書くようにした
最初の頃、滞在時間をこちらから言うのは失礼だと思っていました。せっかく来てくれるのに、時間を区切るなんて、と。それで何も言わずにいたら、友人夫婦が4時間半いた日がありました。
途中で子どもが眠くなって泣き出し、妻が寝室にこもり、私が一人でリビングで話し相手をしている。その状態が1時間半続きました。誰も悪くないんです。ただ、終わりの時間が決まっていなかったから、帰るきっかけが誰にも作れなかった。
それ以来、日程を決めるメッセージに「14時から16時くらいでどうですか」と終わりの時刻まで書くようにしました。これだけで、相手も予定が立てやすいらしく、むしろ好評でした。実際には16時20分くらいまでいることが多いですが、区切りがあるだけで空気がまったく違います。
2時間という長さの根拠
なぜ2時間なのかというと、うちの子の授乳間隔がだいたい3時間だからです。授乳が終わった直後に来てもらえば、次の授乳までに2時間強ある。その範囲に収まるように設定しています。
生後5ヶ月の今は、午前の昼寝が10時半頃から1時間、午後の昼寝が14時頃から1時間半。この2つを避けようとすると、来てもらえる時間帯はかなり限られます。実質、11時半〜13時か、16時〜17時半。この2枠しかありません。
予定を出すときは、この2枠を候補として並べて送っています。「いつでもいいですよ」と言っていた頃は、相手が気を遣って夕方を提案してくれて、それがちょうど寝ぐずりの時間だった、ということが2回ありました。選択肢を絞って出すほうが、お互い楽だと分かりました。
体調の話は、こちらから先に書く
一番言いにくかったのがこれです。「体調はどうですか」と聞くのは、相手を疑っているようで気が引ける。かといって何も言わないと、こちらが不安なまま当日を迎える。
解決策は単純で、自分の側の状況を先に書くことにしました。「うちは今のところ全員元気です。もし当日ちょっとでも体調が微妙だったら、遠慮なく延期にしましょう」と、日程を決めるときのメッセージに毎回入れています。
こう書いておくと、相手から言い出しやすいようです。実際、義姉から前日に「喉がイガイガするので来週にします」と連絡が来たことがありました。あのとき、こちらから何も言っていなかったら、たぶん無理して来ていたと思います。
延期になったときに、こちらが残念そうにしないことも大事だなと思っています。「助かります、来週楽しみにしてます」とだけ返す。次に何かあったときも言いやすいように。
玄関に、手を拭くものを置き場所ごと決めた
手を洗うかどうか、拭くかどうかは人によって感覚がかなり違います。うちに来てすぐ洗面所を借りる人もいれば、そのままリビングに上がる人もいる。どちらが正しいという話ではなくて、気になる人はいるというだけのことです。
私が困っていたのは、それを毎回どう案内するかでした。「手を洗ってください」と言うのはさすがに角が立つし、かといって何も言わないと、洗いたい人が洗面所の場所を聞くところから始まる。
今は、玄関の棚にウェットシートのケースを置いています。山崎実業のtowerのウェットシートホルダーで、1,650円ほど。もともとはリビングでおしりふきを入れるために買ったもので、追加で玄関用にもう1つ買い足しました。
これを置いてから、こちらの言い方が変わりました。「よかったら使ってください」と手で示すだけで済む。相手が使うかどうかは相手の判断で、こちらは選択肢を出すだけです。段取りの話であって、それ以上の意味を持たせるつもりはありません。
製品としては、フタが片手で開けられて、開けたまま止まるのが便利です。抱っこしながら使う場面が多いので、ここは効きました。マグネットが付いていて、洗濯機や冷蔵庫の側面にも貼れます。うちは玄関の棚に置いていますが、リビングのものは冷蔵庫の横に貼ってあります。
不満もあります。詰め替えるとき、袋の口を上手く広げないとシートがよれます。私は最初、袋ごと入れようとして入らず、説明を読み直しました。あと、白い樹脂なので、手垢が付くと目立ちます。月に1回くらい拭いています。それと、シートの残量が外から見えないので、切れたことに気づくのが使う瞬間です。予備を棚の中に1袋置くようにしました。
置き場所は玄関の棚の、目線より少し下の高さにしました。最初はリビングのテーブルに置いていたのですが、座ってから気づいても遅いんですよね。入ってすぐ目に入る位置に移したら、こちらが何も言わなくても手に取る人が出てきました。
抱っこを断るかどうかで、一番迷った
これは正解が出ていません。うちは基本的に、相手が抱きたいと言えば抱いてもらっています。ただ、子どもが眠そうなときは「今寝かけてるので、もう少ししてからでいいですか」と言うようにしました。
子どもの状態を理由にすると、相手も納得しやすい。「今日はやめておきます」と人を理由に断るのとは、受け取られ方が全然違いました。同じ結果でも、言い方でここまで変わるのかと思ったところです。
あと、抱っこしてもらうときはソファに座った状態でお願いしています。立って抱っこしてもらったとき、相手が慣れていなくて、首の座っていない時期にヒヤッとしたことがありました。座ってもらえば、少なくとも落とす高さは低い。これは妻が言い出したことで、なるほどと思いました。
逆に、抱っこしたくない人もいます。友人の一人が「小さすぎて怖い」と言っていて、こちらから勧めるのをやめました。見に来た=抱きたい、と決めつけていたのは私のほうでした。
写真の扱いだけ、先に一言
撮ってもらうのは全然いいのですが、SNSに載せるかどうかは家庭によって考えが違います。うちは載せない方針にしています。
これも当日ではなく、事前のメッセージに書くことにしました。「写真たくさん撮ってください。ネットに上げるのだけは控えてもらえると助かります」。この順番で書くと、断っている感じが薄れます。今のところ、どの相手ともここでもめたことはありません。
結局、当日は何も言わなくていい状態を作る
やっていることをまとめると、時間帯を2枠に絞って送る、終わりの時刻まで書く、体調のことはこちらから先に書く、玄関に選べるものを置いておく。全部、当日より前の作業です。
最初の2ヶ月は、これを全部その場でやろうとして疲れていました。相手の顔を見ながら「そろそろ」と言うのは、私にはかなり難しい。文字で先に済ませておけば、当日は普通に話しているだけで終わります。
9人来てもらって、こちらの段取りが悪くて空気が微妙になった日が2回ありました。その2回とも、事前に何も決めていなかった日です。相手のせいではなかった。そこに気づくのに2ヶ月かかりました。
この記事は来客まわりの個別記事です。人が来る家になって何を足したかは人が来る家になった|半年で足したもので振り返っています。

