組み立て|1人でやれるかを先に見る

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説明書に「組み立ては大人2人で」と書いてある家具を、何度か1人で組みました。結論から言うと、1人でやれるかどうかは重さではほとんど決まりません。効いてくるのは、途中で板を立てる工程があるかどうかです。うちは在宅勤務で平日の昼間に荷物が届くので、妻が帰ってくるまで待てずに開けてしまうことが多い。その結果、床に長さ180cmの傷を作りかけた話も書きます。滑り止めシートを1枚敷いていれば防げたことでした。

「2人で」の意味が重さとは限らない

最初に組んだのは、幅91cmのスチールラックでした。届いた段ボールは28kgあって、玄関から寝室まで運ぶのがいちばんきつかった。でも組み立て自体は40分ほどで、1人でまったく問題ありませんでした。パーツが全部バラバラで、一番重い部品でも3kgなかったので。

逆に、総重量18kgの木製シェルフのほうが苦戦しました。こちらは側板が1枚で高さ150cm、幅40cm。重さは5kgもありません。ただ、この側板を2枚立てて、その間に棚板を渡してネジを締める工程がある。手が2本では足りないんですよね。片手で側板を支えて、片手で棚板を持って、ネジを回す手がない。

1人で組めるかは、同時に押さえなければいけない部材が何個あるかで決まります。この視点で見ると、重さは二次的な問題でした。

買う前に確認している4つのこと

今は注文する前に商品ページで4つ見ています。1つめは、一番大きい板の寸法。長辺が120cmを超えると、床に置いた状態から起こすのに体全体を使うことになります。うちの部屋は6畳で、板を寝かせて回転させる余地がないので、この寸法は毎回測っています。

2つめが、組み立て方式。ダボと呼ばれる木の棒を差し込んで位置を決めるタイプは、位置が固定されるので1人でも扱いやすい。逆に、ネジだけで留めるタイプは押さえながら回す必要があります。商品ページの組み立て手順の画像を拡大すると、だいたい判別できます。

3つめは、背板の留め方。薄いベニヤを釘で打ち付ける方式だと、本体を寝かせた状態で作業できるので楽です。溝に差し込む方式は、組み立ての途中で入れないといけないので順序を間違えると全部やり直しになります。私は一度やり直しました。

4つめが所要時間の目安。レビューを見ると「1時間で組めた」「3時間かかった」といった書き込みが必ずあります。数字がばらつくのは当然として、上振れした数字のほうを信じておくと予定が崩れません。私は2時間と書かれていたシェルフに2時間40分かけました。

そもそも完成品が家に入らない

組み立て式を選んでいる理由の半分は、搬入です。うちは玄関のドア幅が78cmで、そこから廊下が一度直角に曲がります。この曲がりのせいで、長さのある箱は斜めにできない。以前、幅80cmの完成品の棚を検討したときに、メジャーで通路をなぞってみて諦めました。

組み立て式なら、届く箱の厚みは10cmから20cm程度に収まります。長辺が180cmあっても、薄ければ廊下を立てて通せる。曲がり角で引っかかるのは奥行きなので、そこが薄いかどうかが分かれ目でした。搬入経路の心配をしなくていいこと自体が、組み立て式の価値です。組み立ての手間は、その対価だと思うようにしています。

逆に、届いた箱を廊下のどこに置くかは毎回悩みます。28kgの箱は玄関で開けられないので、いったんリビングまで運ぶ必要がある。私は台車代わりに毛布を敷いて引きずっていて、これは床に優しい方法ではあるけれど、あまり褒められたやり方ではないと思っています。

床を傷つけかけた話

これが今回いちばんの失敗です。木製シェルフの側板を床に置いて、ネジ穴の位置を合わせるためにずるっと20cmほど引きずりました。フローリングの上に段ボールを1枚敷いていたのですが、段ボールごと動いてしまって、板の角が直接床に触れた。

見に行ったら、幸い深い傷にはなっていませんでした。ただ、うっすら線が残っています。賃貸なので、退去時に指摘されるレベルかどうかは分かりません。段ボールは滑るので、養生には向いていないというのがそのとき学んだことでした。

それで買ったのが、フリーカットできるノンスリップシートです。A4相当のサイズが数枚入って約501円。ゴム系の素材で、片面が床に、もう片面が置いたものに食いつきます。

HINODE ノンスリップシート A4相当(1-4枚) 19x27.5cm 洗えるすべり止めシート フリーカット滑り止めシート マット ソフ

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組み立てのときは、これを4枚くらい床に散らして、その上に板を置く形にしています。板が動かないので、片手で押さえなくてもネジが回せる。段ボールを敷いていたときとは作業の安定感が違いました。ハサミで好きな形に切れるので、パーツの角に当たる位置だけ小さく切って使うこともできます。

不満もあります。素材の性質上、しばらく置いておくと表面にホコリを拾います。うちは使ったあと水で洗って干していますが、乾くのに半日かかる。あと、薄いので厚みによる衝撃吸収はほぼありません。金属パーツを落としたら普通に床まで衝撃が届きます。落下対策としては別に厚手のマットが要ると思います。

組み立てが終わったあとは、ソファの脚の下に切って敷きました。もともとソファが少しずつ動くのが気になっていたので。1枚を4つに切って四隅に。これで、子どもがつかまってもソファ自体はほとんどずれなくなりました。

電動ドライバーを買うかどうか

ネジの本数で決めています。20本くらいまでなら手回しでも何とかなる。それ以上だと手首が持ちません。木製シェルフは全部で64本あって、手回しで半分ほど進めたところで諦めて、その日のうちに電動ドライバーを買いに行きました。3,980円のものです。

ただ、電動には注意点があって、締めすぎます。組み立て家具のネジ穴は木の粉を固めたパーティクルボードに切ってあることが多くて、力をかけすぎると穴の中が崩れます。私は1箇所これをやって、ネジが空回りするようになりました。今は最後の2回転だけ手で締めるようにしています。

妻を呼ぶタイミングを先に決めておく

途中で「やっぱり無理だ」となると、パーツを広げたまま何時間も放置することになります。生後6ヶ月の子どもがいる家で、床にネジと板が散らばった状態が続くのは単純に危ない。

なので今は、説明書を最初に全部読んで、2人必要な工程に付箋を貼ってから始めています。だいたい、本体を立ち上げる工程と、背板を入れる工程の2箇所。そこまでを1人で進めておいて、妻の手が空いたタイミングで5分だけ手伝ってもらう。この形にしてから、途中で詰まることがなくなりました。

子どもが起きている時間は作業しない、というのも決めました。ネジやダボは小さいので、床に落ちたまま気づかないことがある。昼寝の1時間で区切りのいいところまで進めて、残りは翌日に回す。1日で終わらせようとしないほうが、結果的に事故が少ないです。

今のところの判断基準

まとめとしてではなく、現時点の運用として書いておくと、板の長辺が120cm以下でネジが30本以下なら1人でやる。それを超えるなら、最初から2人でやる日を決めて注文する。この線引きで今のところ失敗していません。

あと、組み立て前に床の養生をするのは、もう例外なくやっています。501円のシートで、傷1本を防げるなら安いので。実際に傷を作りかけたあとだと、この手の初期投資に対する態度は変わるものだなと思いました。

この記事は家具の個別レビューです。1年で何をどう入れ替えたかは家具を1つずつ替えた|1年でこうなったにまとめています。

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