発送までの置き場所|家が散らかる問題

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物を減らすために出品を始めたのに、家が前より散らかりました。理由ははっきりしていて、出品中の物は捨てられないし、しまえないからです。売れたらすぐ梱包して出さないといけないので、押し入れの奥に片付けるわけにいかない。かといってリビングに積んでおくと、その辺が「出品コーナー」になる。

うちは2LDKの賃貸で、片方の部屋は子どもとベビーベッドで埋まっています。残るのはリビングと寝室だけ。一時期、リビングの窓際に紙袋が5つ並んでいて、妻に「これいつまであるの」と言われました。返す言葉がなかった。今は1つの箱に入るぶんしか出品しないという運用にして、ようやく落ち着いています。

散らかる原因は「途中の物」が置き場を持っていないこと

整理して考えると、出品にまつわる物は3段階に分かれます。売ると決めたけどまだ出品していない物、出品中の物、売れて梱包待ちの物。この3つが全部「途中」なんですよね。

家の収納って、基本的に「使う物」と「しまう物」しか想定していません。途中の物には置き場がない。だから床とテーブルに出る。うちで最初に散らかったのは、ダイニングテーブルの端でした。撮影のために出してきて、撮ったあとそのまま置く。翌日また別の物を出してきて、隣に置く。

もう一つ厄介なのが、途中の物は見た目が生活用品と区別つかないことです。売る予定のベビー服と、これから着せるベビー服が同じ場所にあると、妻が普通に着せてしまう。実際、出品中の肌着を子どもに着せてしまって、そのまま汚したことがあります。慌てて出品を取り下げました。これは完全にこちらの管理ミスです。

紙袋での運用は3週間で破綻した

最初は紙袋でやっていました。通販の空き箱と紙袋に、出品中の物を種類ごとに入れる。無料だし、家にあるもので済む。

これが破綻したのは、中身が見えないからです。売れたときに「これどの袋だっけ」と全部を漁ることになる。3つくらいなら覚えていられますが、5つを超えると無理でした。袋にマジックで書いてみたんですが、中身が入れ替わると書き直しが必要で、続かない。

それと、紙袋は積めない。上に何か乗せると潰れるので、床に横並びに置くしかない。占有面積がどんどん増えます。窓際に5つ並んだのはこれが理由です。

あと、地味に困ったのが埃でした。上が開いているので、2週間も置いておくと表面にうっすら積もる。売れた服を梱包する前に、もう一度たたみ直すことになりました。本末転倒です。

蓋付きの大きいコンテナを1つ買った

それで買ったのが、折りたたみ式で蓋の付いた大型のコンテナボックス、約2,999円のものです。プラスチックの半透明で、使わないときは畳んで平たくなるタイプ。

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選んだ決め手は3つあって、まず蓋があること。紙袋の運用で最後まで残っていた埃の問題が、これだけで消えました。2週間置いた服を、梱包の前にたたみ直す必要がなくなった。

次に大きいこと。紙袋が5つに増えたのは、そもそも1つに入りきらなかったからです。容量に余裕があると、種類で分けずに全部を1箇所へ放り込める。衣類なら15点くらい入って、そこに小物を足してもまだ余ります。探す場所が1箇所しかない状態を作るには、ある程度の大きさが要りました。

3つめが折りたためることです。出品を1ヶ月止めていた時期に、畳んでクローゼットの上段に入れておけました。空の箱がリビングに残らないのは、思っていたより大きい。

使ってみての不満も書いておきます。まず半透明は「中身が見える」わけではない。輪郭がぼんやり透ける程度で、蓋を閉めた状態で「あの水色の肌着がどこか」までは分かりません。結局、蓋の内側に紙を貼って、入っているものを書き出しています。中が見えることを期待して買うと、たぶんがっかりします。

次に、大きいぶん床を占有します。空でも同じ面積を取るんですよね。うちはリビングの壁際に置いていますが、存在感はそれなりにある。妻には「紙袋5つよりはマシ」と言われました。褒められてはいない。

それと、中に入れすぎると折りたたみの構造が歪みます。折りたたみ式なので、側面は完全な板ではなく、たたむための折り目がある。重い物を詰め込むと、そこがわずかに外に膨らむ。私は本を詰めて一度これをやりました。今は衣類と小物だけにして、重い物は別にしています。折りたためることと、頑丈さは両立しない。ここは割り切りが必要でした。

あと、蓋があるということは、上に物を置くと開けられないということでもあります。最初は畳んだ段ボールを上に立てかけていたんですが、開けるたびにどかすのが面倒で3日でやめました。今は上に何も置かないルールにしています。

「1箱に入るぶんだけ出品する」という上限を作った

箱を買って一番変わったのは、収納そのものより上限ができたことでした。

紙袋のときは、袋はいくらでも増やせます。だから出品も無限に増える。箱を1つに決めると、そこに入らない量は出品できません。フタが閉まらなくなったら、それ以上は出さない。これを妻とも共有しました。

結果、同時に出す点数が自然と10〜15点くらいに収まるようになりました。この数だと、何が出品中かを覚えていられる。売れたときに探す時間もほぼゼロです。

面白かったのが、上限を作ったら売れやすい物から出すようになったことです。枠が有限だと、そこに何を入れるかを選ぶ。売れる見込みの薄い物を長期間置いておくのがもったいなくなって、30日売れなかったら箱から出して処分か買取に回す、というルールも自然にできました。

もう一つ、箱を1つにしたことで撮影の場所も固定できました。前はリビングのあちこちで撮っていたので、写真の背景も明るさもバラバラ。今は箱をベランダの掃き出し窓の前まで引きずっていって、床にA2サイズの白い模造紙を敷いて撮ります。模造紙は1枚100円台で、丸めて箱の脇に立てておける。撮影の準備が2分で済むようになったので、出品そのもののハードルが下がりました。

散らかりの話からずれますが、置き場が決まると作業の順番も決まるというのは、やってみるまで分かっていませんでした。散らかっていた頃は、撮る場所を探すところから始まっていたわけです。

梱包待ちだけは別の場所に置く

もう一つ運用として決めたのが、売れた物は箱に戻さないことです。

売れた時点で箱から出して、玄関の靴箱の上に置く。ここが「今日か明日、家から出る物」の場所です。玄関にあると、外出のついでに持って出るのを忘れない。前は箱に入れたままにしていて、出かけるときに思い出さず、発送が2日遅れたことがありました。

靴箱の上は幅50cmほどで、そんなに置けません。それでいいと思っています。置ける量が少ないほうが、早く出そうという圧がかかる。実際、この運用に変えてから発送が遅れたことはありません。

この「最後の置き場」を作るまでは、売れた物をリビングのテーブルに置いていました。テーブルは毎日使うので、食事のたびに退かす。退かした先で行方不明になる。1回だけ、売れた小物をソファの下に落としたまま2日探したことがあります。玄関という絶対に毎日通る場所に固定してからは、そういう事故がなくなりました。

ちなみに、梱包材の置き場も一度見直しています。段ボールと緩衝材を出品ボックスの中に入れていたら、肝心の商品が入らなくなった。今は梱包材だけクローゼットの下段にまとめています。商品と資材は分けたほうがいい。

最後に

出品で家が散らかる問題は、収納を増やしても解決しないと思っています。増やせば増やした分だけ出品が増えるからです。効いたのは、置ける場所を1つに固定して、そこに入る量を上限にすることでした。

箱は今のもので満足していますが、中に何を入れるかで向き不向きははっきり分かれます。衣類や小物のように軽くてかさばる物には合う。本や家電のように重い物なら、折りたたみではない普通のコンテナのほうがいいと思います。

この記事は不用品の手放し方の個別記事です。半年で何を売ったかの全体は家の物を売って減らした|半年で手放したものにまとめています。

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