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結論から書くと、うちは夜21時までなら回す、それ以降は回さないという線に落ち着きました。5,500円のかさ上げ台を買って振動はかなり減りましたが、深夜まで気にせず回せるようにはなっていません。
賃貸マンションの2階、生後6ヶ月の子がいる家の話です。まだ歩きませんが、寝返りとハイハイが始まって、着替えとタオルの消費が一気に増えました。洗濯の回数が増えて、日中だけでは回りきらなくなったのが発端です。
洗濯が1日3回になった
子どもが生まれる前は、うちの洗濯は2日に1回でした。今は多い日で1日3回です。
内訳を書くと、まず普通の洗濯が1回。それとは別に、吐き戻しと離乳食で汚れたものを分けて洗うのが1回。さらに、うちは布おむつを一部使っているので、その分が1回。全部を一緒にできればいいのですが、汚れの種類が違うものを混ぜたくないという妻の判断があって、分けています。
1回あたりの運転時間が45分ほど。3回で2時間15分。そこに乾燥機を使う日が挟まります。日中に妻が回せる時間は限られていて、私が在宅で仕事をしている日は、洗濯機の音で打ち合わせが潰れるのも困る。夜に1回ぶんを逃がせないかというのが、最初の動機でした。
試しに夜に回して、問題が分かった
いきなり深夜に回すのは怖かったので、まず20時に1回、次に22時に1回、順番に試しました。そのあいだ、私は下の階に近い和室と、玄関の外に出て、それぞれ音を聞いています。
分かったのは、問題は音ではなく振動だということでした。洗い、すすぎの音は思ったより静かです。うちの洗濯機は縦型で、購入から4年経っていますが、洗っている最中の音は隣の部屋にいても気になりません。
問題は脱水です。回転数が上がっていく途中と、終わりに向かって落ちていく途中の、特定の回転数のところで洗濯機がブルブル震えます。この振動が床を通って伝わる。玄関の外に出て聞いたときも、脱水の時間帯だけ音が変わるのが分かりました。
もう1つ、終了のメロディが想定外でした。うちの機種は終わると10秒ほど音楽が鳴ります。音量設定を確認したら、無音にはできず「小」までしか下げられない機種でした。これは22時の実験でいちばん申し訳ない気持ちになった部分です。
お金をかけずにできることを先にやった
台を買う前に、無料でできることを片付けました。順番としてはこちらが先です。
まず水平の確認。スマホの水準器アプリで洗濯機の上面を測ったら、左右で傾いていました。脚の高さを調整するタイプだったので、ナットを緩めて回して合わせています。作業自体は15分。これだけで脱水中の震え方が変わりました。買う前にやるべき作業です。
次に洗濯物の量と入れ方。片寄っていると脱水で暴れます。バスタオル1枚だけ、みたいな洗い方をすると特にひどい。うちは大物と小物を混ぜて入れるようにしました。これも無料です。
3つめが脱水の回転数を落とすこと。うちの機種は脱水の強さを3段階から選べます。弱くすると振動は明確に減りますが、当然だけど洗濯物が濡れたまま出てくる。部屋干しの乾きが悪くなって、生乾きのにおいが出ました。ここは結局、標準に戻しています。
この3つで、脱水の振動は体感で3割ほど減りました。ただ、22時に回すには足りない。それで台を買うことにしました。
防振のかさ上げ台に替えた
買ったのは、ゴムの脚で洗濯機を持ち上げる形のかさ上げ台です。5,500円ほど。防振と防音をうたっていて、縦型にもドラム式にも対応するタイプでした。
設置は2人がかりで30分でした。洗濯機を持ち上げて台を差し込む作業になるので、1人ではやらないほうがいいと思います。うちは妻と2人で、洗濯機を少し傾けて片側ずつ入れました。中身を空にして、給水ホースと排水ホースの余裕を先に確認しておくのが大事です。ホースが突っ張っていると、持ち上げた時点で抜けます。
効果は脱水ではっきり分かりました。洗濯機が震えていないわけではないが、その震えが床に届く量が減っている。以前は洗面所の床に手をついていると振動が伝わってきましたが、それがほとんど無くなりました。下の和室で聞いていた妻からも、「脱水が始まったのが分からなくなった」という反応がありました。
製品には防音・防振の性能について数値の記載があります。ただしこれは表示上のもので、私が測ったわけではありません。建物の床の作りや洗濯機の機種で結果は変わるはずなので、うちで効いたという以上のことは言えないです。
かさ上げ台の不満
買ってよかったとは思っていますが、想定していなかった不便がいくつかありました。
いちばん大きいのが高くなることです。当たり前なんですが、実際に使うと効きます。うちの洗濯機は縦型で、投入口が高くなったぶん、身長の低い妻が底の洗濯物を取りづらくなりました。台の高さは9cmほど。ドラム式なら逆に扉が見やすくなって歓迎される変化だと思いますが、縦型は要注意です。踏み台を1つ置くことで対応しています。
次に洗濯機を置く場所の高さ制限。うちは洗面所の上に棚があって、9cm上がったことで洗濯機の上部と棚の距離が縮まりました。ぎりぎり収まりましたが、事前に測っていなかったので冷や汗をかいています。買う前に上の空間を測ってください。
3つめが掃除しやすくなったのは良いが、下にほこりが溜まることです。空間ができたぶん、以前は届かなかった床が拭けるようになったのは利点でした。ただ、そのぶんほこりの吹き溜まりにもなります。月1回は覗くようにしています。あと、排水口の点検口が台の下に来る配置になったので、そこに手が入るかは確認しておいたほうがいい。
防振ゴムとの違い
かさ上げ台を買う前に、脚の下に敷くだけの防振ゴムも検討しました。4枚入りで1,500円前後と安く、設置も台より簡単です。結局こちらは買わなかったのですが、比べたときに考えたことを書いておきます。
防振ゴムは、洗濯機の脚1本1本の下に厚いゴムを挟む方式です。振動を吸収する仕組みとしては、かさ上げ台のゴム脚と考え方が近い。値段が3分の1以下なので、まずこちらを試すのは合理的だと思います。
うちが台にしたのは、脚の位置に依存しないほうが安心だったからでした。防振ゴムは脚の真下にきちんと敷けていないと効きません。うちの洗濯機は防水パンの中に置いてあって、脚の位置を微調整できる余地が少ない。ゴムからずれた状態で脱水が始まると、かえって暴れる可能性があります。台なら面で受けるので、そこを気にしなくて済みます。
もう1つ、防水パンの掃除が理由でした。うちのパンは4年ぶんの汚れが溜まっていて、洗濯機をどけないと届かない。台を入れれば恒久的に空間ができるので、以後は道具で届きます。防振ゴムだと、脚が上がる高さは数センチで、掃除の面では大きく変わりません。振動対策と掃除の問題をまとめて片付けたかったというのが、値段差を飲んだ理由です。
それでも深夜には回していない
台を入れて振動が減っても、結局うちは深夜に回していません。理由が3つあります。
1つめは、ゼロにはならないから。減ったのは確かですが、無音でも無振動でもない。夜中の集合住宅は昼間より静かなので、同じ大きさの音でも目立ちます。
2つめは終了メロディです。これは台では解決しません。今は終わる時間に洗面所にいて、すぐ止めるようにしていますが、深夜だとそれができない。
3つめが排水の音でした。これに気づいたのは台を入れたあとです。排水管を水が流れる音は、洗濯機の振動とは別に、配管を通って上下階に伝わります。うちの物件は排水管が壁の中を縦に通っている作りで、ここは対策のしようがありませんでした。
それで、21時までという線にしています。日中に2回、夕方から21時までに1回。この3回で回るようになったので、深夜に回す必要自体が無くなりました。夜に回せるようにするより、回さなくて済む時間割を作るほうが早かったというのが、結果的な答えです。
子どもが歩き始めれば、汚れ物はさらに増えるはずです。そのときにまた回数が足りなくなったら、乾燥機能のある機種への買い替えを考えることになると思います。今の台は、そのときも下に敷いたまま使えるので、無駄にはなりません。
この記事は近隣への音の個別記事です。賃貸で何をやったかの全体は子どもの足音が気になり出した|賃貸でやったことで整理しています。

