来客用のタオル|分けるかどうかで迷った

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来客用のタオルを分けるかどうかで、1ヶ月くらい妻と話がまとまりませんでした。私は分けたい派、妻は分けなくていい派。理屈で言えば妻のほうが正しくて、洗ってあるタオルなら誰が使っても同じです。

それでも結局、うちは洗面所のハンドタオルだけ分けるという形に落ち着きました。バスタオルは分けていません。子どもが生まれて人が来る回数が月に3〜4回に増えてから、どこで手間が増えるのかが見えてきたからです。

分けなくていい、という言い分に反論できなかった

妻の主張は単純でした。洗濯してあるタオルなのだから、来客用と普段用を区別する意味がない。収納場所を2か所に分けるほうが管理が面倒だし、来客用は使う頻度が低いぶん、たまに出すと収納の折り目がついている。

これはまったくその通りで、私は反論できませんでした。実際、うちの実家には来客用のタオルセットが桐箱に入ったまま20年くらい眠っていて、母がたまに出しては「これ古いわね」と言って戻しています。分けたところで使わなければ意味がない。

私が分けたかった理由も、正直そこまで論理的ではありませんでした。人が来たときに、うちの家族が朝から使っている洗面所のタオルを差し出すのが、なんとなく気が引ける。それだけです。衛生の問題というより、気分の問題だと自分でも分かっていました。

もっとも、来客が多い家ではそもそも分けている、という話も友人から聞きました。人が来る前提の家と、たまにしか来ない家とで最適解が違うのは当然です。うちは月に3〜4回。多いとも少ないとも言い切れない、中途半端な頻度でした。

実際に困ったのは、タオルが湿っていたこと

方針が変わったのは、義両親が来た日でした。その日は朝から沐浴と着替えでバタバタしていて、洗面所のハンドタオルが完全に湿っていたんです。ミルクの吐き戻しを拭いたあと、手を洗って同じタオルで拭いていたので当然です。

義母が手を洗ってタオルに触れたときの、一瞬の間。あれが忘れられません。何も言われませんでしたが、私は自分で気づいてしまった。この状況を作らないためには、来客の予定に合わせて交換するしかない。

つまり問題は「分けるかどうか」ではなくて、人が来る時点で乾いた清潔なタオルが掛かっているかどうかでした。そう整理したら、妻もそれなら分かると言ってくれました。分ける・分けないの議論をしていたのが少し無駄だったなと思います。

ハンドタオルだけ、枚数を増やして回すことにした

やり方はシンプルです。ハンドタオルの枚数を増やして、人が来る日は朝のうちに新しいものへ掛け替える。専用に取っておくのではなく、普段のローテーションに枚数を足しただけです。妻の言う「使わないと意味がない」もクリアできます。

そこで買い足したのが、34×34cmのガーゼタオル6枚セットでした。日本製の薄手タイプで、1,540円ほど。圧縮パックで届くので、届いた箱がやたら薄かったのを覚えています。

日本製 【速乾 薄手】 ガーゼタオル ハンドタオル 6柄セット プチ柄 【圧縮】

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薄手を選んだのは乾くのが早いからです。厚手のパイル地だと、夜に洗って翌朝には乾いていないことがありました。うちは室内干しが中心なので、ここは切実です。ガーゼタオルは部屋干しでも半日ほどで乾いています。

柄が6枚とも違うのも、結果的に助かりました。洗面所とキッチンとで見分けがつく。同じ柄で揃えるとどこに掛けていたか分からなくなるんですよね。

不満を書くと、薄いぶん吸水量は多くありません。手をしっかり濡らしたあとに一度で拭き切れないことがあります。2回押し当てる感じ。あと、洗濯を10回くらい繰り返した頃から端の縫製部分が少し波打ってきました。1,540円で6枚なので1枚あたり250円ちょっと、消耗品として割り切れる価格ではあります。

掛ける場所も少し変えました。以前はタオルバーに二つ折りで掛けていたのですが、二つ折りだと内側が乾きにくい。今はバーに一枚をそのまま垂らしています。見た目は少しだらしないものの、朝までにしっかり乾くようになりました。

失敗したのは、いいタオルを買ったとき

その前に一度、完全に失敗しています。来客用を分けようと決めた最初の段階で、いわゆる高級タオルを2枚買いました。1枚2,800円くらいの、厚みのあるやつです。

これが本当に使いにくかった。厚いので乾かない。乾かないから来客の前日に洗えない。結果、来客用として棚に置きっぱなしになって、たまに出すと収納のにおいがする。妻が最初に言っていた「実家の桐箱」と同じ状態を、自分で再現してしまいました。

今そのタオルは、普段使いの手拭きとして洗面所で使っています。ふかふかで気持ちはいいので、無駄にはなっていません。ただ、来客用に必要なのは高級さではなく、回転の速さだったというのが結論です。

何枚あれば足りるのか、一度数えた

ここは数字で決めました。うちの洗面所とキッチンで、ハンドタオルを掛けている場所は2か所。1日に交換する回数は、普段は洗面所が1回、キッチンが1回です。子どもの世話で手を洗う回数が増えたぶん、以前より汚れるのが早い。

洗濯は2日に1回まわしているので、乾燥待ちを含めると、掛かっている2枚のほかに洗濯中2枚+乾燥中2枚+予備2枚で計8枚あれば止まらない計算になりました。それまで4枚しかなかったので、単純に足りていなかったわけです。

6枚セットを買い足して合計10枚。少し多いかと思いましたが、来客のある日は朝と昼で2回替えることもあるので、ちょうどよかったです。梅雨の時期は乾きが遅くなるぶん、この余裕がそのまま効きました。

逆に、増やしすぎるとたたむ手間が増えます。10枚を超えたあたりから、収納の中で薄いタオルが崩れやすくなりました。今は洗面所の引き出しに立てて入れて、上から見て柄が分かるようにしています。

バスタオルは分けていない

泊まりの来客もあるので、バスタオルはどうするかという話も出ました。ここは分けていません。単純に、置き場所がないからです。

うちの洗面所の収納は幅60cmの3段で、上段が洗剤類、中段がタオル、下段が掃除道具。バスタオルを来客用に4枚も追加すると、中段が完全に埋まります。バスタオル1枚をたたむと厚み5cmくらいあるので、4枚で20cm。中段の高さが28cmなので、ほぼ埋まる計算でした。

代わりに、バスタオルは全体の枚数を8枚から10枚に増やして、泊まりの予定があるときは前日に全部洗っておく運用にしています。誰用と決めないぶん、余った日は普通に自分たちが使う。妻の言う管理の楽さは、こちらのほうが上でした。

泊まりのときは、バスタオルを人数分たたんで寝室に置いておきます。洗面所まで取りに来てもらうより、最初から枕元に置いてあるほうがお互い楽でした。義母が「どこにあるか聞くのが気を遣う」と言っていたので、それ以来この形です。

今のルールは3行で済む

人が来る日の朝、洗面所とキッチンのハンドタオルを新しいものに替える。使ったタオルはその日の夜に洗う。バスタオルは分けず、泊まりの前日に全部洗う。今のところ、これで回っています。

1ヶ月も議論した割に、やっていることは掛け替えるだけです。分ける・分けないという枠で考えていたときは、収納をどう仕切るかとか、来客用の色を統一するかとか、そういう話ばかりしていました。実際に困った場面は「湿っていた」だけだったのに。

もし今から誰かに聞かれたら、まず枚数を数えてみてくださいと答えると思います。うちはハンドタオルが4枚しかなくて、そもそも交換する余裕がなかった。分ける前に足りていなかった、というのが本当のところでした。

この記事は来客まわりの個別記事です。人が来る家になって何を足したかは人が来る家になった|半年で足したもので振り返っています。

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