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来客用のお菓子で一番やってはいけないのは、いいものを買って、しまい込んで、期限を切らすことです。うちは半年でこれを2回やりました。
今は個包装のチョコクッキーを50枚まとめて買って、常備しつつ自分たちでも食べるという形にしています。1,680円ほどで50枚なので1枚34円。来客用に取っておくのではなく、減ったら足す。この運用にしてから、期限切れはゼロです。
いいものを買って腐らせた話
最初にやった失敗から書きます。義両親が来ると分かった週に、デパートで焼き菓子の詰め合わせを買いました。3,200円。8種類が入っていて、箱もきれいなものです。
当日、出さずに終わりました。理由は単純で、子どもが泣いていて、お菓子を出すタイミングが無かったから。義母が抱っこして、妻が授乳室代わりに寝室に行って、私が麦茶を出して、それで1時間半が過ぎました。
箱は食器棚の上に置いたままになり、次に開けたのが2ヶ月後です。賞味期限は45日でした。8つのうち6つが期限を過ぎていて、捨てました。3,200円のうち2,400円ぶんです。
もう1回は、頂き物のゼリーの詰め合わせでした。こちらは冷蔵庫の奥で3ヶ月。同じ構図です。「来客用」というラベルを付けた瞬間に、自分たちで食べる選択肢が消える。これが期限切れの原因でした。
条件を4つ決めた
2回目のあとで、常備するお菓子の条件を書き出しました。
- 個包装であること
- 賞味期限が購入時点で3ヶ月以上あること
- 常温で保存できること
- 自分たちが普通に食べたいと思うものであること
最後の1つが実は肝で、自分たちが食べないものを常備すると、必ず余ります。逆に、食べたいものを買っておけば、来客が無くても減っていく。減ったら足すので、常に新しいものが家にある状態になります。
個包装なのは、開けて1枚出せるからです。大袋のものは、開けたら来客の前に湿気ります。それと、来客が「持って帰って」と言われたときに渡しやすい。義母は毎回、帰り際に2つ3つ持って帰ります。
買っているのは、チョコクッキーの大容量パック
この条件で落ち着いたのが、チョコまみれの50枚入りです。楽天で1,680円ほど、送料無料。個包装のチョコクッキーが50枚まとめて袋に入っている、いわゆる訳ありではない大容量パックです。
1枚あたり34円。デパートの焼き菓子が1個400円だったので、10分の1以下です。それでいて、出したときの反応は悪くありません。というより、うちに来る人はコンビニで売っているものを普通に食べる人たちなので、そこにギャップが無かった。
賞味期限は、届いたものが4ヶ月ほど先でした。50枚を来客だけで消費すると1年かかりますが、私と妻が在宅の日に1日2枚くらい食べるので、実際には2ヶ月半で無くなります。期限より先に減るのが、この運用の要点です。
不満もあります。まずチョコが手に付く。名前のとおりチョコがかかっているタイプなので、夏場は指が汚れます。子どもを抱っこしている人には出しにくい。これは季節で使い分けるしかなくて、夏は個包装のせんべいを併用しています。
もう1つ、袋が大きい。50枚が1つの袋に入っているので、キッチンの棚で場所を取ります。うちは届いたら密閉容器に移して、袋は捨てています。移し替えの手間が毎回発生するのは、地味に面倒です。
それと、当然ながら見栄えはしません。個包装の袋のまま皿に出すことになるので、来客が改まった相手のときには向かない。身内と気心の知れた友人まで、というのがこのお菓子の守備範囲だと思っています。
常備を1種類にしなかった理由
最初は、チョコクッキー1種類だけで回すつもりでした。実際、2ヶ月くらいはそれでやっています。
足したのが個包装のせんべいで、6枚入りが8袋で700円ほど。理由は義父です。甘いものを食べない人が1人いるだけで、1種類の常備は成立しなくなります。義父は毎回コーヒーも断って緑茶なので、クッキーを出しても手を付けません。3回続けて義父の前だけ皿が空かないのを見て、これは用意する側の問題だと気づきました。
今は甘いものと塩気のあるものを1種類ずつ。合わせて2種類が常備の下限だと思っています。3種類目を足す話も出たのですが、種類を増やすと今度は減りが遅くなるので、そこは我慢しました。期限内に減り切る量を守るほうが優先です。
子ども向けのお菓子は、まだ用意していません。今は生後半年で離乳食を始めたばかりなので、来客が子連れだったときはその家庭が持参するものに任せています。アレルギーの有無が分からないものを、よその子に出すのは避けたいという理由もあります。ここは子どもが大きくなったら考え直すところだと思います。
改まった来客のために、もう1段だけ持つ
では改まった来客はどうするか。うちは買い置きせず、その都度買うことにしました。
1回目の失敗が「改まった来客に備えて先に買っておく」だったので、そこを直しています。日程が決まってから、当日か前日に買う。デパートまで行かなくても、駅ビルの菓子店で2,000円くらいのものが買えます。
Amazonで探すなら、8種類42枚入りのクッキー詰め合わせが同じくらいの価格帯にあります。洋菓子の詰め合わせで、贈答用にも使えるタイプ。箱に入っていて枚数が多いものは、来客用と手土産用を兼ねられるので、そこは合理的だと思いました。うちの場合、常備するとまた期限を切らす自信があるので、必要になったときに注文する形にしています。
この使い分けにしてから、迷う時間が消えました。身内なら棚のクッキー、改まった相手なら買いに行く。判断が2択です。
出し方も決めておいた
お菓子そのものより、出し方で失敗したことがあります。袋のまま食卓に置いて「どうぞ」とやったら、誰も手を付けませんでした。
今は、小皿に3〜4枚を並べて出しています。個包装のままです。袋を開けて中身だけ皿に載せると、かえって食べにくくなるというのが、やってみて分かったところで、包装のまま並べるほうが取りやすいらしい。義母は「これ持って帰っていい?」と聞きやすいとも言っていました。
皿は、来客用に買った白い深皿を使っています。取り皿として買ったものですが、お菓子を並べるのにもちょうどよかった。専用の菓子皿は買っていません。
あと、出すタイミング。飲み物と同時ではなく、飲み物を出して10分ほど経ってから出すようにしています。来てすぐは子どもの話で忙しいので、そこで菓子を出しても手が回らない。会話が落ち着いた頃に出すと、実際に食べてもらえます。1回目の失敗のときは、そもそも出す機会を探せていませんでした。
半年やってみて、コストと結果
費用は、月に1,680円のクッキーが半分ちょっと減るペースなので、来客用として計上するなら月に900円くらい。残りは自分たちのおやつ代です。
改まった来客用に買った分が半年で2回、合計4,000円ほど。合わせると半年で1万円弱でした。最初の失敗で捨てた2,400円と比べると、使い切っているぶん納得感があります。
金額より効いたのは、急に人が来ても出せるものが家にあるという状態です。先月、上の階の人が回覧板を届けに来たついでに子どもを見に上がってきて、そのときも棚から出せました。予定していない来客に対応できるのは、常備してあるからです。
期限を切らさないコツは、来客用と自分用を分けないこと。それだけだったと思っています。
この記事は来客まわりの個別記事です。人が来る家になって何を足したかは人が来る家になった|半年で足したもので振り返っています。

