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コーナーガードを買う前に、メジャーで家中の角の高さを測りました。結果、うちで対策が必要だったのは床から30cm〜75cmの範囲にある角だけ。それ以外は、少なくとも今の段階では貼る意味が薄いと判断しました。子どもは生後6ヶ月で、まだつかまり立ちはしていません。ただ、ずりばいで移動する距離が2週間で明らかに伸びていて、そろそろ準備しないと間に合わないなと。全部の角に貼ろうとして挫折した話も含めて書きます。
まず測ったのは、角の高さと子どもの頭の位置
順番としては、家具を見て回る前に子どもを測りました。仰向けで測った身長が66cm。お座りの姿勢で床から頭のてっぺんまでが約43cm。この43cmという数字が、今いちばん頭をぶつけやすい高さになります。
次に、つかまり立ちを始めたあとの想定です。立ったときの頭の高さは、身長66cmから足の裏の分を引くのでほぼ63cm前後。バランスを崩して倒れ込むときは頭が前に出るので、実際に当たるのはもう少し低い位置になるはずです。ここは正確には読めないので、30cmから75cmまでを危険帯として扱うことにしました。上を少し多めに取っています。
この基準で家具を回ると、対象がはっきり絞れました。テレビ台の天板が床から42cm、ローテーブルの天板が38cm、ダイニングテーブルの天板が70cm、キッチンカウンターの角が85cm。カウンターは今回の範囲から外れます。逆に、ローテーブルの4隅とテレビ台の前面2箇所は、どう考えても真っ先に当たる位置でした。
角の「鋭さ」も一緒に見ておく
高さだけで判断すると、貼る箇所が無駄に増えます。もうひとつ見たのが、角そのものの形状でした。
うちのダイニングテーブルは天板の角が半径2cmくらいで丸めてあって、指で押しても痛くありません。一方、テレビ台は天板がほぼ直角。爪を立てると角が立っているのが分かるレベルです。同じ高さでも、当たったときの危険度は全然違う。
それで、指の腹で角を押してみて痛いかどうかを基準にしました。痛ければ対策、痛くなければ後回し。これで対象が11箇所から6箇所に減りました。全部に貼ると、掃除のたびに引っかかるし、見た目もかなり損なわれます。数を絞るほうが結果的に長続きすると思っています。
最初に買った透明L型で失敗した
先に失敗の話を書きます。最初に買ったのは、透明の硬質タイプのL型ガードでした。目立たないのがいい、と思って選んだんですよね。価格は700円くらい。
届いて分かったのは、素材が思ったより硬いことでした。透明で薄いタイプは、たしかに見た目には貼っていることが分かりません。ただ指で押すと、ほとんど沈まない。角の鋭さは消えるけれど、クッションとしての働きはあまり期待できない印象でした。角を丸くするための製品であって、衝撃を吸収する製品ではないんだなと。
もうひとつ問題がありました。付属の両面テープの粘着が強すぎたことです。テレビ台の塗装面に貼って3日後、位置がずれていたので剥がそうとしたら、塗装の表面が一緒に持っていかれそうな感触がありました。慌ててドライヤーで温めてゆっくり剥がして、なんとか跡だけで済みましたが、賃貸で備え付けの造作部分に貼っていたら面倒なことになっていたと思います。
買い直したのは、剥がせるタイプの厚手クッション
次に買ったのが、剥がせることをうたっているコーナークッションでした。約1,000円。ウレタン系の柔らかい素材で、厚みが1cm弱あります。指で押すと明確に沈む。うちが欲しかったのはこちらでした。
色はいくつか選べて、うちは家具に近いブラウンにしました。透明ほど目立たないわけではありませんが、木目の家具に付けると意外と溶け込みます。妻は最初「部屋がベビー用品だらけになるのは嫌」と言っていましたが、貼ってから1週間で何も言わなくなりました。白い壁面の家具に濃い色を貼ると浮くので、そこは色を合わせたほうがいいです。
不満もあります。まず、厚みがある分だけ角の見た目が丸く膨らみます。ローテーブルの天板は角がぼてっとした印象になりました。それと、掃除機のヘッドが当たるとめくれます。うちは月に1回くらい端が浮いてくるので、その都度押し戻しています。剥がせる粘着である以上、この程度は仕方がないと割り切りました。
耐久性についても、まだ2ヶ月ちょっとしか使っていないので長期の話はできません。夏場にキッチン近くの角に貼ったものは、粘着面が少しべたつく感じが出ています。直射日光や熱がかかる場所は避けたほうが無難だと思います。
貼る前の下処理で持ちが変わる
これは1回目の貼り直しで学んだことです。最初、テレビ台の角をさっと拭いただけで貼ったら、2日で端が浮きました。木製の家具は表面に細かいホコリと、たぶん手の脂が乗っています。
2回目は、消毒用のアルコールを含ませたキッチンペーパーで角を拭いて、5分ほど乾かしてから貼りました。これは1ヶ月経っても浮いていません。塗装によってはアルコールで白くなることがあるので、目立たない場所で試してからのほうがいいです。うちは家具の裏側で先に試しました。
長さの決め方でも一度やり直しました。ロール状の製品はハサミで好きな長さに切れるのですが、最初は角から左右に5cmずつ、合計10cm程度で切っていました。これだと角のすぐ横に切り口の段差ができて、そこに指が引っかかる。2回目からは片側12cmずつ、24cmくらいの長めに切って、段差が手の届きにくい位置に来るようにしました。切り口を斜めに落としておくと、めくれの始まりも減ります。
あと、貼る位置を先に決めてから台紙を剥がすこと。当たり前のようですが、粘着タイプは一度貼ると微調整がしづらい。私は最初、マスキングテープで仮止めして位置を確認してから本貼りしました。角のカーブに沿わせて指で10秒くらい押さえると、密着が明らかに良くなります。
角より先に手を打った場所がある
測っているうちに気づいたのですが、うちで一番危ないのは家具の角ではありませんでした。テレビ台とローテーブルの間の通路が、幅60cmしかない。ここを子どもが移動すると、左右どちらに転んでも角があります。
それで、コーナーガードを貼る前にローテーブルの位置を壁側に40cmずらしました。通路が1mになって、そもそも角に近づく機会が減った。ガードは万一のための保険で、根本的にはレイアウトの問題なんですよね。
同じ理由で、ダイニングテーブルの下に潜り込めないよう、椅子を常にテーブル下に押し込む運用に変えました。これは家族の習慣の話なので、道具では解決しません。妻と2人で「椅子は必ず戻す」と決めて、2週間くらいで定着しました。
ガードで防げないことは防げない
最後に、期待値の話を書いておきます。コーナークッションは、角の鋭さをなくして当たったときの痛みを減らすためのものです。厚み1cmのウレタンに、転倒そのものを止める力はありません。うちも「これを貼ったから目を離していい」とは全く考えていません。
実際、貼ったあとに私が自分の脛を勢いよくテレビ台の角にぶつけたことがあって、普通に痛かったです。角が丸い分だけマシ、という程度。子どもの頭なら、なおさら軽く見ないほうがいい。
それでも、6箇所に1,000円ちょっとかけたことは後悔していません。つかまり立ちが始まってから慌てて貼るより、今のうちに位置と貼り方を試しておくほうが確実だと思ったので。剥がせるタイプにしたのも、子どもの動き方が変わったら貼る場所を変えるつもりだからです。危険帯の30〜75cmという数字も、あと半年もすれば書き換わるはずで、そのときにまた測り直します。
この記事は家具の個別レビューです。1年で何をどう入れ替えたかは家具を1つずつ替えた|1年でこうなったにまとめています。

