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子ども服は1枚ずつ売っても、まず成立しません。かといって、家にある子ども服を全部まとめて1つの出品にしても売れない。半年やって落ち着いたのは、サイズと季節で区切って、5枚前後のセットにするやり方でした。うちは生後5ヶ月の子どもがいて、新生児サイズと50〜60サイズがもう出番を終えています。あっという間でした。この記事は、その服をどうやって手放したかの記録です。価格の相場は時期や状態で大きく変わるので、私の数字は参考程度に読んでください。
肌着1枚を出品して、1ヶ月放置された
最初にやったのが、状態のいい新生児用の肌着を1枚だけ出品することでした。数百円の設定です。1ヶ月動きませんでした。
理由は考えれば当たり前で、送料が値段を食い尽くすからです。肌着1枚は50gもありません。それでも薄型の配送方法を使えば送料はかかる。売値が数百円だと、手数料と送料を引いた手取りは百円前後。買う側から見ても、数百円の中古の肌着1枚のために取引をする手間が見合わない。売る側も買う側も割に合わない価格帯に自分で置いてしまったわけです。
逆に、同じ肌着を5枚まとめて出したら、10日ほどで売れました。値段は1枚売りの3倍ほど。手間は1回分。1枚あたりの単価は下がっていますが、時間で割れば圧倒的にこちらが良い。
まとめる単位は「サイズ×季節」
ただ、まとめれば何でもいいわけではありませんでした。私は最初、家にあった不要な子ども服を全部まとめて1つの出品にしたことがあります。新生児サイズから80サイズまで混ざった15点セット。まったく動きませんでした。
買う人の立場で考えると理由が分かります。子ども服を中古で探す人は、たいてい今その子が着るサイズを探しています。80サイズを探している人にとって、新生児サイズが5枚入っているセットは、その分だけ価値が薄い。むしろ「使わないものが混ざっている」というマイナスに見える。
今は、サイズと季節の2軸で区切っています。「60サイズ・春夏物・肌着5枚」「70サイズ・秋冬物・トップス4枚」といった単位。この粒度にしてから、出品してから売れるまでの日数がはっきり縮みました。
枚数は送料から逆算する
枚数を決めるとき、私は先に重さと厚さを測っています。薄型の配送方法には厚さの上限があるので、たたんだ状態でそれを超えるかどうかで枚数の天井が決まる。うちの場合、薄手の肌着なら6〜7枚、厚手のトレーナーなら2枚が限界でした。
「たくさん入れたほうが売れる」と思って詰め込むと、配送方法が1つ上がって送料が数百円増えます。増えた送料は値段に乗せるしかなく、結果として割高なセットになって売れない。枚数は魅力ではなく制約から決めるほうが、うまくいきました。
写真と説明で必ず書いていること
子ども服は状態の説明がすべてだと思っています。私が必ず書くのは、サイズ表記、ブランド名があればブランド名、季節、そして汚れとシミの有無です。
特にシミは隠さないほうがいい。離乳食が始まると、どうしても落ちない色移りが出ます。うちにも人参の色が薄く残っている肌着がありました。これは写真を撮って「左袖に薄いシミがあります」と書いたうえで、値段を下げて出しています。それでも売れました。書いてあれば、納得して買う人はいる。書かずに売って、届いてから指摘されるほうがずっと痛い。
洗濯も、出品前に必ずやり直しています。しまう前に一度洗っていても、数ヶ月たつと保管臭のようなものが付く。買った人が最初に感じるのはたぶん匂いなので、ここは手を抜かないことにしました。柔軟剤は使っていません。人によって好みが分かれるうえ、匂いが苦手な人もいるので。
写真は、1枚目に全点を並べて撮ります。何枚入りかがひと目で分かるほうが目に留まる。白い布かシーツの上に広げて、真上から撮るだけです。
出品待ちの服を、どこに置くか
実際にやってみて、いちばん困ったのがこれでした。サイズと季節で分けるということは、その組み合わせが5枚たまるまで待つということです。60サイズの秋冬物が3枚しかない状態で、あと2枚を待つ。その間、その服はどこかに置いておかないといけない。
最初は紙袋に入れてクローゼットの床に置いていました。すぐ崩れます。しかも中身が見えないので、何が何サイズだったか分からなくなる。袋を全部開けて確認する作業を2回やって、これは違うと思いました。
今使っているのは、キャスター付きで前面と側面が開くタイプの折りたたみ収納ボックスです。調べた時点では4,280円ほど。フタが付いていて、中身が透けて見える窓がある。うちはこれを3つ買って、「新生児〜60」「70」「80以上」で分けています。
よかったのは、キャスターです。クローゼットの奥に押し込んでも、引き出すのが片手でできる。子どもを抱いたまま片手で作業する場面がけっこうあるので、これは想像以上に効きました。それと5面が開くので、奥のものを取るのに上を全部どけなくていい。積み重ねた状態でも下の箱から取り出せます。
不満もあります。折りたたみ式なので、たくさん詰めると側面が少し外側に膨らむ。3つ積み重ねると、いちばん下がわずかに沈んで見えます。強度は日常使いで困るほどではないですが、重いものを入れる箱ではないと思ったほうがいい。子ども服くらいがちょうどいい重さです。
あと、4,280円は収納ボックスとしては安くありません。3つ買って1万3千円弱。売って得た金額の2割くらいが収納に消えた計算になります。ここは正直、もっと安いプラケースでもよかったかもしれない、と今でも少し思っています。ただ、中身が見えないケースに戻る気にはならない。窓があるかどうかは、私にとっては値段以上の差でした。
まとめ売りと買取、どちらが得だったか
枚数が多いと、宅配の買取サービスにまとめて送るという手もあります。私は一度、まとめ売りで動かなかった10枚ほどを買取に出しました。結果は、数百円。フリマで5枚を売ったときの1回分にも届きません。
ただ、かかった時間はまるで違います。買取は袋に詰めて送るだけで、写真も説明文も要らない。所要時間は20分もかかりませんでした。フリマで同じ10枚を2セットに分けて売ると、撮影と出品と梱包で1時間以上かかります。
私の結論は、状態がよくてサイズが揃うものはフリマ、それ以外は買取という使い分けです。買取価格はサービスや時期、ブランドによってまったく違うようなので、金額そのものは断定できません。ただ、フリマで3ヶ月動かなかったものが買取で急に高値になることは、うちの範囲では起きませんでした。売れないものは、どこへ持っていっても売れないという話だと思っています。
売らずに残したもの
全部を売ったわけではありません。退院のときに着せた服と、初めて外出した日の服は残しています。売れば数百円になるものですが、これは金額の問題ではない。
妻と決めたのは、残すものを先に選んでから、残り全部を売る候補にするという順番でした。逆にすると、1枚ずつ「これは思い出があるかも」と迷って手が止まります。先に5枚だけ残すと決めて、それ以外は機械的に処理する。この順番にしてから、作業がだいぶ速くなりました。
半年で、子ども服だけで20点ほど出品して、17点が売れています。金額としては大きくありません。ただ、次のサイズの服を置く場所が空くのは確実で、子どもが育つ限りこれは続くはずです。ペースを作っておく意味は、たぶんこれから効いてくると思っています。
この記事は不用品の手放し方の個別記事です。半年で何を売ったかの全体は家の物を売って減らした|半年で手放したものにまとめています。

