子どもに触らせる|落下とロック

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抱っこしたまま片手でスマホを見ていたら、子どもの手が伸びてきて、フローリングに落としました。高さは1メートルくらい。角から落ちて、画面の左下に髪の毛のような線が1本入りました。生後5ヶ月のときです。

それまで「子どもがスマホを壊す」というのは、もっと先の話だと思っていました。自分から持たせなくても、抱っこしている時点でスマホは子どもの手の届く場所にある。この当たり前に気づくのが遅かった。979円のストラップを付けたのはその翌週です。

落とされ方に3つのパターンがあった

1ヶ月ほど記録していて、危なかった場面を分けると3つになりました。

1つめは叩き落とされる。抱っこ中に横から手が出てきて、画面をはたく形です。私が落としたのはこれ。本人に悪気はなく、光っているものに手が伸びているだけなので、予測しようがありません。

2つめは握って離す。渡したわけではなく、置いてあるものを掴んで、そのまま手を開く。生後5ヶ月くらいから握力が出てくるようで、うちの子はテーブルの端に置いたスマホを引き寄せて落としました。テーブルからの落下は50センチくらいですが、床が硬ければ十分に割れます。

3つめは口に入れる。これが一番厄介です。この時期は何でも口に入れるので、スマホの角をしゃぶられます。画面は唾液で濡れるし、ケースの角がかじられて欠けました。破片が出るような壊れ方はしていませんが、細かい部品が外れるタイプのアクセサリーは付けないほうがいいと考えを改めました。飾りのチャームやリングの小さいパーツは、外れたら誤飲の対象になります。

修理費を調べて、対策する気になった

画面に線が入ったあと、修理するといくらかを調べました。機種と保証の加入状況で変わるので金額は書きませんが、ストラップ979円が誤差に見えるくらいの額でした。保証に入っていても自己負担はゼロではありません。

結局この線は直していません。表示に支障がない位置なので、次に買い替えるまでこのままです。ただ、直さないと決めた瞬間から、その傷を毎日見ることになる。これが精神的に地味に効きます。1メートルの落下1回で数年間の気分が決まるなら、先に対策したほうが安い。

ハード対策の前に、ソフト側でできることがあった

落下と並んで困るのが、勝手に操作されることです。うちはまだ本人に持たせていませんが、抱っこ中に画面を触られて、動画が別のものに切り替わるのは日常的に起きています。

iPhoneにはアクセスガイドという機能があります。設定のアクセシビリティから有効にすると、1つのアプリを起動した状態でロックして、そのアプリから出られなくできる。画面の特定の範囲を指でなぞって無効化することもできるので、広告の×ボタンや「次の動画」の領域だけ触れなくする使い方ができます。終了するにはパスコードが必要です。

Androidにはアプリ固定(画面のピン留め)という似た機能があります。設定のセキュリティ関連の項目から有効にして、固定したいアプリを選ぶ。解除時にロック解除を要求する設定にしておくのがポイントです。

あわせてやったのがアプリ内課金と購入時のパスワード要求の設定です。ストアの設定で、購入のたびに認証を求めるようにできます。生後半年の子が課金することはまずありませんが、設定するのは今のうちだと思って済ませました。数年後に慌ててやるより、渡す習慣ができる前に入れておくほうが楽です。

それと通知です。集中モードで通知を止めてから渡す。通知バナーをタップされて、メッセージアプリが開いて、勝手に何かが送信される。これは実際に妻のスマホで起きかけました。

979円の着脱式ストラップを付けた

買ったのは、ケースに挟むタイプの薄いプレートと、着脱できるストラップがセットになったものです。使わないときはボタンで外せて、手首に巻くリング型としても、首から下げるネックストラップとしても使えます。979円でした。

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効果ははっきりしていて、付けてから3ヶ月、1度も落としていません。正確には、はたかれて手から離れたことは2回あります。ただ手首に輪が回っているので、落ちずに宙ぶらりんになるだけで済みました。この2回だけで元は取れています。

いい点をもう1つ。着脱できるのが実用的でした。仕事中や、ポケットに入れて出かけるときはストラップ部分を外して、プレートだけ残す。プレートは0.2ミリ程度の薄いシートなので、付けたままでもケースがほとんど膨らみません。うちは在宅勤務なので、家では付ける・外では外す、という使い分けをしています。

不満も書きます。まずケースとの相性があります。プレートは本体とケースの間に挟んで、紐の部分をケースの隙間から出す構造です。うちのiPhone用のケースは側面が高く覆う形状で、挟んだところがわずかに浮きました。使えないほどではありませんが、ぴったり密着するタイプのケースだと厳しいと思います。

次にワイヤレス充電がやりにくくなりました。プレート自体は薄いのですが、紐が出ている側が数ミリ浮くので、充電パッドに置くと座りが悪い。だいたいは充電されますが、朝起きたら充電されていなかったことが1回ありました。今はケーブルで充電しています。

3つめ、ネックストラップとして首から下げるのは、私はやめました。抱っこ中に胸元でスマホが揺れると、子どもの顔に当たります。何より、紐状のものを子どもの手の届く範囲でぶら下げるのは怖い。首に絡む可能性を考えると、うちの月齢では選べません。子どもに持たせる端末に首下げの紐を付けるのは、絶対にやめたほうがいいと考えています。今は手首に巻くリング型としてだけ使っています。

先にリング型を買って失敗した

ストラップの前に、背面に貼る回転式のリングを買っています。1,200円くらいでした。2週間でやめました。

理由は3つ。ワイヤレス充電が完全に効かなくなったのが1つ。金属のリングが背面の真ん中に来るので、充電パッドに反応しません。2つめはポケットに入らなくなったこと。厚みが1センチ近く増えて、ズボンのポケットから出すときに引っかかります。

3つめが決定的でした。子どもがリングを掴んで引っ張る。掴みやすい輪っかを背面に付けるというのは、この月齢の子どもにとって最高の取っ手を用意することでした。落下対策のつもりが、引っ張られる原因を増やしていた。設計思想として間違っていたと思います。

見せる時間について決めたこと

落下対策と並行して、そもそもどれくらい見せるかも考えました。ここは専門的な話なので、調べた範囲で書きます。

WHOの指針では1歳未満は画面を見せる時間を設けないことが望ましいとされ、日本の小児科の団体からも2歳ごろまでは映像視聴を控えるよう呼びかけられています。うちは生後6ヶ月なので、本来は見せない期間です。

とはいえ現実には、ぐずったときに数分だけ音楽の映像を見せることがあります。それを「していない」と書くつもりはありません。ただ、渡さない、私が持って見せることと、1回3分までという2つだけは決めています。渡してしまうと、時間の区切りが本人との交渉になってしまうので。

最後に

やったことは、979円のストラップを付けて、アクセスガイドを設定して、リングを剥がしただけです。それで3ヶ月落としていません。

順番として言うなら、子どもに持たせる前から対策が要るというのが一番の学びでした。私は「まだ持たせていないから大丈夫」と思っていて、抱っこ中という一番危ない状態を数え忘れていた。1メートルの落下は、渡さなくても起きます。

そして紐については、便利さと危険が同居しています。手首に巻くぶんには落下を防げますが、子どもの首まわりに紐が来る使い方はしない。ここだけは、便利さと引き換えにしていい部分ではないと思っています。

この記事はスマホ小物の個別レビューです。何を見直したかの全体はスマホまわりの小物を見直した|落として学んだにまとめています。

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