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ベビー用品でいちばん売りやすいのは、使う期間が最初から短いものです。新生児の時期しか出番がないもの、寝返りするまでのもの、離乳食が始まる前のもの。数ヶ月で確実に卒業するので、次の人が必ず現れる。うちは生後5ヶ月の子どもがいて、この半年でベビー用品を12点手放しました。売れたのが10点、売れなかったのが2点。相場は時期にも状態にもブランドにも左右されるので断定はできませんが、実際にいくらで動いたかを含めて書いておきます。
使用期間が短いものほど、きれいなまま残る
最初に売ったのは、新生児用の授乳クッションでした。買ってから4ヶ月、使ったのは最初の2ヶ月ほど。汚れもほとんどなく、カバーは洗えば新品同様です。出品して4日で売れました。
このとき気づいたのが、使用期間が短い物は、中古でも状態がいいという当たり前の事実です。だから買う側も安心して手を出せる。3年使った物は3年ぶんくたびれていますが、2ヶ月しか使っていない物は2ヶ月ぶんしか傷んでいない。この差が、そのまま売りやすさの差になります。
逆に言うと、うちが買うときも同じことが起きていました。ベビーバスは、生後2ヶ月ほどで使わなくなると分かっていたので、最初から中古で探しています。同じことを考えている人がたくさんいるカテゴリ、という理解でいいと思います。
実際に売れたものと、動かなかったもの
半年で手放した12点を思い出しながら書くと、動きが早かったのは、授乳クッション、ベビーバス、新生児用の抱っこ補助グッズ、ミルク関連の小物、寝返り防止のクッション。だいたいどれも出品から1週間以内に売れています。
金額は、私のケースだと数百円から数千円のあいだ。いちばん高く売れたのはメーカー名がはっきりしている抱っこ補助のグッズでした。ブランドが分かるものは値が付きやすいというのは、はっきり感じます。逆に、量販店のノーブランド品は同じカテゴリでもかなり安くなりました。
動かなかったのは2点。ひとつはノーブランドの哺乳瓶ケース、もうひとつは説明書と外箱をなくしてしまった電動グッズです。前者は新品が安いので中古の意味が薄く、後者は「箱なし・説明書なし」の時点で候補から外されているのだと思います。
衛生用品は無理に売らない
これは半年やって決めたルールですが、直接口に入るものや、肌に長時間触れる消耗品は売らないことにしました。哺乳瓶の乳首、おしゃぶり、使い込んだガーゼ。規約上は出せるものもありますが、自分が買う側だったら選ばないものを売るのは気が引ける。
それと、チャイルドシートのように安全に関わるものは慎重に考えたほうがいいです。事故歴の有無が外から分からないし、製品によっては使用期限が設定されているものもあります。私は売りませんでした。誰かの安全に関わるものを、自分が説明しきれない状態で渡したくなかった。
売るタイミングは「使い終わった週」
いちばんもったいなかったのが、タイミングを逃したものです。バウンサーは、使わなくなってから4ヶ月ほど押入れに入れていました。その間に新しいモデルが出て、中古の相場も下がった印象があります。
それ以来、使い終わったと分かった週のうちに写真を撮るようにしました。出品はあとでもいいので、写真だけ先に撮っておく。この時点がいちばんきれいだからです。押入れに入れておくと、埃をかぶるし、他の物に押されて形が崩れる。
それと、子ども用品には季節があります。防寒系のものを春に出しても動きが鈍い。私は一度、ベビーカー用の防寒カバーを4月に出して2ヶ月放置したことがあります。同じものを10月に出し直したら1週間で売れました。値段は変えていません。
かさばる大物は、保管のほうが問題になる
ここでぶつかったのが、大きいものの置き場所です。使い終わって、写真も撮って、あとは売れるのを待つだけ。でもその「待つ間」に、ベビーバスやバウンサーは2LDKの部屋を占領します。うちは玄関のクローゼットに縦に入れていましたが、扉が閉まらなくなりました。
売れるまでの数週間をどう乗り切るかを考えて、大きくて柔らかいものは、まとめて1つの袋に入れる形に落ち着きました。使っているのは布団を運ぶための袋です。幅100cm、奥行65cm、高さ60cmの箱型で、体積にするとおよそ390リットル。授乳クッション、寝返り防止クッション、ベビーカー用の防寒カバー、バウンサーの外したシートが、これ1つにまとまりました。1,920円ほどです。硬いものは入れないので、これは布と綿のものに限った話になります。
圧縮袋ではないので、体積そのものは減りません。そこは期待しないほうがいい。効いたのは別のところで、まず形が崩れない。それと埃が付かないので、売れたときに拭かずにそのまま梱包に移せます。撥水素材なのでクローゼットの床に直置きしても湿気がしみてくる感じがなく、口を閉じたあとにベルトを締めると掴むところができるので、押入れの上段に上げ下ろしするのが楽でした。
短所も書いておきます。自立しません。中身が少ないと袋がへたって形が保てないので、上に別の物を積むと潰れる。それと箱型のわりに大きいので、小物をいくつか入れるだけには過剰です。うちは小さいものは別の収納ケースに分けています。
圧縮袋も一度試しました。体積は確かに半分近くまで減ります。ただ、圧縮した状態で長期間置くと、綿がへたって元に戻らないことがある。私は授乳クッションを3週間ほど圧縮して、開けたときにボリュームが落ちていて焦りました。幸い1日置いたら戻りましたが、羽毛や綿がしっかり入っているものは商品価値に直結するので、売る前提のものは圧縮しないことにしています。
それと、袋に入れると中身が分からなくなるので、ラベルを貼っておくのを勧めます。私は「品名・出品日・希望価格」を書いた紙を貼っています。3ヶ月売れなかったら処分するルールにしているので、日付が現物に貼ってあるのが便利なんですよね。
写真と説明で書いていること
ベビー用品は、買う側が神経質になるカテゴリだと思っています。自分が買うときもそうでした。だから説明文には、聞かれる前に答えを書くようにしています。
具体的には、購入時期、実際に使った期間、洗える部分は洗ったかどうか、喫煙者やペットがいるかどうか、外箱と説明書があるかどうか。この5つは毎回書きます。特に使った期間は必ず入れる。「新品同様」と書くより「購入から4ヶ月、実際に使ったのは2ヶ月ほどです」と書くほうが、伝わる情報が多いんですよね。
写真は、全体を2枚、使用感が出ている部分を1枚、型番やタグが読めるアップを1枚。使用感の写真をわざわざ入れるのは損に見えますが、これを入れるようになってから、購入後のやりとりが明らかに減りました。先に見せておくと、あとで揉めない。半年やって、ここは確信に近いところまできています。
相場を調べるときに見ているもの
値段の決め方は、フリマの検索で同じ物の売り切れ表示だけを絞り込んで、直近で実際にいくらで売れたかを見る、という手順です。出品中の値段ではなく、売れた値段を見るのが大事。出品中の価格は「その値段では売れていない価格」でもあるので。この2つを混同していた最初のころは、出品中の高い価格に引っ張られて、自分も同じくらいの値段を付けて、そのまま並んで売れ残っていました。
そのうえで、状態が同じくらいのものの中で少し安いところに置きます。数十円の差でいいです。ベビー用品は探している人が多いカテゴリなので、極端に安くしなくても動く印象がありました。ここも断定はできませんが、うちの12点はほぼその考え方で値付けしています。
ひとつだけ気をつけているのは、極端に高く売れた1件を基準にしないことです。たまたま欲しい人が競って高値がついた例は、次に同じ値段で売れる保証がない。私は売れた履歴を5件くらい見て、真ん中あたりの価格を参考にしています。この作業は1点につき2分ほど。それでも、値段を勘で決めていたころより、売れるまでの日数が明らかに短くなりました。
半年やってみて思うのは、ベビー用品は「売れるうちに売る」商品だということです。使用期間が短いということは、状態がいい期間も短いということ。押入れで待たせている間に、相場も状態も静かに落ちていきます。子どもが次の段階に進んだら、その週に写真を撮る。それだけで結果がだいぶ変わりました。
この記事は不用品の手放し方の個別記事です。半年で何を売ったかの全体は家の物を売って減らした|半年で手放したものにまとめています。

