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玄関の靴箱の横に、直径30センチの丸い跡が残っています。去年そこに置いていたエバーフレッシュを枯らした跡です。日が入らない場所に本物を置いたのが間違いでした。同じ場所に2回、違う株で挑戦して、2回とも同じ枯れ方をしています。
3回目に同じことをやる気にはなれず、フェイクグリーンを検討し始めました。うちには小さいフェイクがすでに1つあって、それが2年もっているので、大型でも同じように扱えるのかを知りたかった。値段の幅も広くて、1メートル超のもので2,000円台から2万円台まであります。何が違うのかを整理した記録です。
本物をあきらめた場所と、あきらめていない場所
先に線引きを書いておきます。うちで本物が生き残っているのは、東向きの窓から2メートル以内の場所だけです。リビングの窓際のパキラとサンスベリアは1年以上もっています。窓から離れた棚の上、玄関、廊下、トイレ。この4ヶ所は全滅でした。
枯らした株を数えると、1年半で5鉢です。金額にすると1万5千円くらい。それより効いたのは、枯れかけた株を毎日見る精神的な負担のほうでした。置き場所を変えたり、水の量を変えたり、そのたびに少し状態が悪くなる。光が足りない場所は、世話の質でどうにかなる問題じゃないというのが、5鉢ぶんの結論です。
だから今回フェイクを入れるのは、玄関と廊下の2ヶ所だけ。窓際は本物のままにします。全部フェイクにする気はなくて、光がある場所は本物のほうが単純にきれいなので。
2年前に買った小さいフェイクで分かったこと
今うちにあるのは、高さ30センチくらいのポトス風のフェイクです。1,200円くらいだったと思います。トイレの棚に置いて2年経ちました。
まず良かった点。当然ですが枯れません。水も光も要らない。トイレという最悪の条件でも見た目が変わらない。ここは期待どおりでした。
問題はホコリです。3ヶ月くらい放置したとき、葉の表面が白っぽくなっていることに気づきました。触ると指に灰色がつく。ハンディモップで拭こうとしたら葉の付け根に繊維が引っかかって、逆に汚くなりました。今は乾いた化粧用の刷毛で払っています。フェイクは世話がゼロではなく、水やりが掃除に置き換わるだけでした。
もうひとつ、色あせ。うちのトイレには窓がないので直射日光は当たりませんが、それでも2年で葉の緑がわずかに黄色寄りになっています。並べて比べないと分からない程度ですが、日の当たる玄関に置いたらもっと早いはずです。この2つは、大型を買うときの判断材料にしました。
大型を選ぶときに見ている数字
大型のフェイクグリーンは、商品ページの写真がどれも似ていて区別がつきません。私は次の4つの数字だけ見るようにしました。
- 表記の高さに鉢が含まれるかどうか。含む場合、樹の見え方は表記より15〜20センチ低くなります
- 鉢とバークチップが付属するか。別で買うと鉢だけで2,000円前後かかります
- 葉の枚数。同じ高さでも枚数が倍違うことがあり、少ないとスカスカに見えます
- 鉢の重さ、または安定させる方法の記載。軽い鉢は倒れます
葉の枚数は、書いていない商品も多いです。書いていない場合は、写真の枝分かれの数を数えるようにしています。大型で枝が3本しかないものは、離れて見たときに樹というより棒に葉が刺さっているように見えました。逆に、枚数が多いものは箱が大きくなるので、届いたときの開梱と処分が面倒という別の話も出てきます。
この中で一番効いたのが1つめでした。最初に見ていた別の商品は「180cm」と書いてありましたが、説明をよく読むと鉢を含む全高で、幹の部分は140センチ台。玄関の天井までの空きを測って発注しかけていたので、危なかったです。高さの表記は、鉢を含むかどうかで20センチ動く。ここは商品ページの中を探せばだいたい書いてあります。
候補にしているウンベラータ
今いちばん有力なのが、フィカス・ウンベラータのフェイクです。70センチ、160センチ、180センチの3サイズから選べて、鉢とバークチップが付いて4,680円。ハート型の大きい葉が特徴の樹で、本物は寒さに弱いことで知られています。うちの玄関は冬にかなり冷えるので、本物では最初から選択肢に入りません。
私が選ぶなら160センチです。180センチだと圧迫感が出るのと、うちの玄関の天井が2メートル30センチしかないので、上の余白が20センチを切ると窮屈に見える。70センチは靴箱の上に置くサイズで、床置きにすると存在感が足りません。実物を見ずに決めるので、間を取った、というのが正直なところです。
気になっている点も書いておきます。この価格帯の大型フェイクは、幹が本物の木ではなく樹脂や紙で成形されているものが多いと説明されています。近くで触れば分かるはずで、玄関という人が必ず近距離で通る場所に置くには、質感の粗さが出やすい。これは値段どおりだと思っています。
それと、バークチップ付きというのは鉢の土の代わりに敷く木片のことです。見た目は自然になりますが、うちの子が手を伸ばせる高さに置くと、これは確実につかんで口に持っていきます。買ったら、チップの上に何か固定するものを足す前提でいます。
「無光触媒」の表記をどう読んだか
この手の商品でよく見るのが、光触媒や無光触媒という表記です。消臭や抗菌をうたっているものが多い。
調べてみると、光触媒は光が当たったときに表面で反応が起きる加工、無光触媒は光がなくても働くとされる加工、と説明されていました。ただ、どの程度の効果がどんな条件で出るのかは、商品ページの説明からは読み取れません。試験の条件が書かれているものと、何も書かれていないものがあります。
私は、この表記を購入の理由にはしないことにしました。効果がないと言いたいのではなく、玄関の匂いが消えることを期待して買うと、判断がぶれるからです。買う理由は、光のない場所に緑を置けること。それ以外は、あればラッキーくらいの位置づけにしておきます。
子どもが動き出す前提での置き方
うちの子は生後6ヶ月で、まだ移動しません。ただ、ここ2週間でうつ伏せから体をひねるようになったので、そう遠くない話です。
大型フェイクの一番の心配は転倒です。本物の大鉢は土の重さで自立しますが、フェイクの鉢は中が空洞のものが多く、軽い。商品説明にセメントで固定と書かれているものもありますが、そうでないものは自分で重しを入れる必要があります。私は買ったらまず鉢の中にペットボトルの水を数本入れて、上から動かないように詰め物をするつもりでいます。
ついでに書くと、うちは以前カラーボックスの上に鉢を置いていて、妻に「ここは危ない」と言われて場所を変えたことがあります。理由は、つかまり立ちを始めた子が最初につかまるのは高さ50センチ前後の家具で、その上に載っているものは全部落ちてくるから。言われて測ったら、カラーボックスの天板はちょうど52センチでした。フェイクの大鉢は床置きなのでこの問題はありませんが、代わりに幹をつかんで引っぱられる高さになります。どっちにしても、床から1メートル以内には壊れて困るものを置かない、という方針に落ち着きました。
もうひとつ、葉です。フェイクの葉は根元がワイヤーや接着で留まっていて、力をかけると外れることがあります。外れた葉は、子どもの口に入る大きさになる。玄関に置くにしても、ハイハイの動線からは外して、扉の陰側に寄せる予定です。
結局、フェイクにしても置き場所は考えることになります。枯らす心配がなくなるぶん、倒れる心配と掃除の頻度が残る。それでも玄関の跡地に3回目の本物を置いて枯らすよりはましだ、というのが今の判断です。買ったら、半年後にホコリの溜まり方をまた書きます。
この記事は植物まわりの個別記事です。枯らしながら何が残ったかは家に植物を置いた|枯らしながら残ったもので振り返っています。

