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うちのiPadは、いつの間にか半分が子ども用になりました。離乳食のあいだに童謡の動画を流す、寝かしつけの前に少しだけ見せる。そのくらいの使い方ですが、それでも1日30分は子どもの目の前にあります。
そうなると、ケースに求めるものが変わりました。私が自分用に使っていた薄いカバーは、3ヶ月でやめています。落下より先に、離乳食と手垢で限界が来た。何を基準に選び直したのかと、まだ買っていないけれど調べて気になっているものを分けて書きます。うちの子は生後5ヶ月で、自分でタブレットを持つ段階ではないので、そこから先は調べた範囲の話です。
落としているのは子どもではなく、私だった
最初に前提を確認しておくと、うちでタブレットを落としているのは私です。子どもはまだ持てません。
落とし方は決まっていて、片手で抱っこしながらもう片方の手でiPadをテーブルに置こうとして、角が引っかかって落ちる。高さは70cmくらい。フローリングです。この半年で3回ありました。3回とも角から落ちて、3回とも無事でしたが、1回は着地音でびっくりした子どもが泣きました。
つまり、いま必要なのは「子どもが投げても壊れないケース」ではなく、親が片手で扱ってもすっぽ抜けないケースです。ここを取り違えると、まだ必要のない頑丈さにお金を払うことになる。私は最初、子ども用と書かれた分厚いケースを見に行って、そこで一度立ち止まりました。
装着型のケースで見た3つの点
いま付けているのは、縁が立ち上がった装着型のケースです。選ぶときに見たのは3点でした。
1つ目が角の処理。iPadは面積が広いぶん、落ちるときにほぼ角から着地します。角だけ樹脂が二重になっているものがあって、そこは指で押せば分かる。薄いカバーだと角が本体とほぼ同じ厚さなので、落とせば直接当たります。
2つ目が画面の縁の高さ。ここが一番効きました。前に使っていた薄いカバーは、縁が画面と同じ高さだったんです。伏せて置くと画面が机に触れる。さらに悪いことに、離乳食のかぼちゃが画面と縁の隙間に入り込んで、爪楊枝で掻き出す羽目になりました。今のケースは縁が1.5mmほど立ち上がっていて、拭くときに指が入る。掃除のしやすさは、子どもの前で使う道具では性能のうちだと思っています。
3つ目がスタンドの角度。テーブルに平らに置くと子どもが下を向くし、垂直に立てると倒される。うちは30度くらいに傾けられるものに落ち着きました。倒されはするんですが、倒れる方向が決まっているので画面が下になりにくい。角度が1段階しかないタイプを最初に買って、そこで一度失敗しています。
ハンドル付きの子ども用ケースは、まだ買っていない
子ども向けとして売られているのは、発泡素材で全体を包んで、取っ手が付いたタイプが多いようです。角が大きく張り出していて、落としても角が先に当たる構造になっている。
調べてみると、このタイプの利点は3つ紹介されていることが多いです。落下時に本体まで衝撃が届きにくいこと、取っ手があるので小さい手でも持てること、そして取っ手を折り返すとスタンドになること。素材が柔らかいので、投げられても床のほうが傷つかない、という書き方をしているレビューも見ました。
一方で気になっているのが厚みと重さです。仕様表を見ると、本体と合わせて700gを超えるものもある。うちのiPadは本体が約480gなので、そこに200g以上が乗る計算になります。私が片手で持って見せている今の使い方だと、これは重い。
それと、発泡素材は汚れが染みるという指摘をいくつか見かけました。表面がざらついているぶん、拭き取りでは落ちにくいということのようです。離乳食を食べさせながら使う道具としては、そこが引っかかっています。子どもが自分で持つようになったら買う、という保留にしました。
持ち運び用のクッションケースは、別に必要だった
装着型とは別に、もう1つ買ったものがあります。持ち運び用のクッションケースです。1,980円ほどのもので、内側にクッション材が入った袋型のタイプ。防水をうたっていて、小学生向けの学習用タブレットを想定した作りのようです。
買った理由は、帰省でした。8月に新幹線で移動したとき、iPadをマザーズバッグに直接入れたんです。中には哺乳瓶、水筒、着替え、おむつ。着いてから見たら、背面に細い擦り傷が3本入っていました。装着型のケースは付けていたんですが、背面の樹脂は柔らかいので、金属のファスナーや水筒の角には勝てない。
今は装着型のケースを付けたまま、このクッションケースに入れて運んでいます。二重なので当然かさばりますが、鞄の中でぶつかる不安がなくなりました。防水と書かれている点についても、水筒が漏れたときに一度助かっています。完全防水ではなく、外から染みてくるのを一定時間防ぐ程度のものだと理解して使っています。
不満は2つ。まず、装着型ケースを付けた状態だと出し入れがきつい。厚みぶんの余裕が足りず、片手では抜けません。子どもを抱いたまま取り出すのは無理でした。それと、袋の口がファスナーではなくマジックテープなので、開けるときにバリッと音が鳴る。寝ている子どもの横では開けられない。
液体対策は、ケースでは半分しか解決しない
ここまでケースの話をしてきましたが、うちで実際に一番起きるトラブルは液体です。よだれ、麦茶、離乳食。落下より頻度が高い。
ケースでできるのは、隙間に入り込むのを減らすところまでです。画面そのものに付いたものは自分で拭くしかない。うちは食事のときだけ画面にフィルムを貼った状態で使って、汚れたら乾いた布で拭き、それでも落ちなければ薄めた中性洗剤を布に取って拭いています。画面に直接スプレーするのは避けています。
それと、これは失敗談ですが、除菌用のアルコールシートで画面を毎日拭いていた時期があります。1ヶ月ほどで画面のコーティングが薄くなったのか、指の滑りが悪くなりました。指紋も付きやすくなった気がします。今はアルコールは縁とケースだけにして、画面は水で湿らせた布に切り替えました。
今のところの構成
装着型のケースが2,000円台、持ち運び用のクッションケースが1,980円。合計で4,000円ちょっとです。子ども用として売られている専用ケースは買っていません。
この構成にした一番の理由は、子どもの成長で必要なものが変わると思っているからです。いま必要なのは私が落とさないための縁と角。1年後に自分で持つようになったら、取っ手の付いたものが要るはずです。そのときに買い替える前提で、今は安いほうに寄せました。
唯一、最初から良いものにしておけばよかったと思っているのは画面のフィルムです。子どもの指が直接触れるのは画面で、そこが一番傷むところ。ケースを厚くするより先に、フィルムを貼るほうが安いし効きました。iPadは画面が平らなので、スマホより貼るのが簡単です。うちは一発で決まりました。
もうひとつ、ケースとは別に効いた設定の話を最後に書いておきます。iPadには特定のアプリから出られなくする機能があって、うちはこれを使うようになってから、渡す時間そのもののストレスが減りました。画面を触られてホーム画面に戻ってしまい、慌てて取り上げる、というのが最初の1ヶ月はよくあったんです。
結局のところ、子どもに渡す前提のタブレットで守りたいものは3つあります。端末、画面、それと親の落ち着きです。ケースが担当できるのは最初の2つまで。3つ目は設定と、渡す時間を決めておくことでしか解決しませんでした。うちは食事のあいだの15分だけ、と決めています。守れない日もありますけど。
この記事はスマホ小物の個別レビューです。何を見直したかの全体はスマホまわりの小物を見直した|落として学んだにまとめています。

