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離乳食を始めて3週間で、ロンパースを2枚だめにしました。1枚はにんじんのペーストの黄色が抜けず、もう1枚はほうれん草を胸元に伸ばされて、洗っても薄い緑が残っています。どちらも生後5ヶ月のときに買った70サイズで、まだ十分着られるはずのものでした。
それで、服の選び方と洗い方を一度整理しました。うちの子は生後6ヶ月、いま着ているのは70と80です。ここに書くのは、2ヶ月ほどかけて落ち着いた手順です。だいぶ地味ですが、地味なぶん再現はしやすいと思います。
まず、汚れを3種類に分けた
やみくもに「汚れに強い服」を探しても、たぶん決まりません。うちが最初にやったのは、実際に付いた汚れを分類することでした。落ち方がまったく違うものを、同じ「食べこぼし」で括っていたのが失敗の始まりだったので。
分けてみると3つでした。ひとつめが水分中心のもの。おかゆ、だし、ミルク。これは乾く前なら水で流せば、ほぼ落ちます。放置すると固まりますが、色は残りません。
ふたつめが色素の強い野菜と果物。にんじん、かぼちゃ、ほうれん草、トマト、バナナ。この系統が一番厄介です。うちがだめにした2枚は両方これでした。特ににんじんとかぼちゃの黄色は、繊維に入ると通常の洗濯で戻りません。
みっつめが油分を含むもの。しらすや白身魚を潰したもの、あとは離乳食後期に向けて出てくる肉類。これは色より、時間が経ってからの黄ばみとにおいの問題になります。
この3つのうち、服選びで防ぐべきなのは2番目だけです。1番目は洗えば落ちるし、3番目は前処理で対応できる。ここが分かってから、買うものが決まりました。
手順1 その日の服を「汚れてよい枠」に入れる
最初にやったのは、服の役割分担です。うちは手持ちのロンパース12枚を、汚れてよいものと、汚したくないものに分けました。だいたい8枚と4枚。
基準は単純で、おさがりや、すでにシミがあるものを汚れてよい枠に入れる。逆に、外出用に買ったものと、写真を撮るときに着せたいものは避ける。分けた枚数を紙に書いて、洗濯を回すペースと合わせました。
離乳食は1日1回から始めて、6ヶ月に入ってから2回になっています。1回あたり1枚は着替えると考えると、1日2枚。洗濯を1日1回回すなら、汚れてよい枠は最低6枚は要るという計算でした。8枚あったのはたまたまですが、足りていなかったら朝から乾いていない服を探すことになっていたと思います。
ここで注意点がひとつ。色の濃い服なら汚れが目立たない、という考え方は途中でやめました。目立たないだけで落ちてはいないので、洗い残しが積もります。1ヶ月後に紺のロンパースを日光の下で見たら、胸元がまだらに変色していました。目立たないのは、汚れが解決したことにはなりません。
手順2 上からかぶせるものを1枚用意する
服を守るには、服の外側に1枚置くのが結局いちばん確実でした。うちが用意したのは、防水加工の長袖プレイウェアです。80から100までのサイズ展開で、2,100円ほど。撥水生地で、洗濯機で洗えるタイプのものです。
もともとは砂場着や、絵の具遊びのときに使うものとして売られているものですが、離乳食のときにそのまま使えます。袖まで覆えるのが大きくて、うちの子は手づかみを始める前でも、スプーンを掴んで振り回すので前腕がよく汚れます。よだれかけタイプのエプロンだと、袖は守れません。
正直な話をすると、うちが買った80は、いまのうちの子にはまだ大きいです。袖を1回半折って着せています。身頃も余っていて、座らせたときに前が少したわむ。本来は歩き始めてからのサイズなので、これは承知の上で買いました。ぴったりのサイズを買っても3ヶ月で着られなくなるので、そこは割り切っています。ただ、いま買うなら余っている感じは覚悟したほうがいいです。
もうひとつの不満は、撥水生地なので通気性はほぼないことです。夏場、エアコンを効かせた部屋でも、10分着せていると背中が汗ばみます。うちは冷房を1度下げて対応していますが、真夏の昼間に長時間着せるものではないと思いました。食事のあいだの20分だけ、という使い方に落ち着いています。
あと、着せ外しに時間がかかります。背中のスナップを留めて、袖を通して、で30秒くらい。おなかを空かせて泣いている子にこれをやるのは、正直けっこう大変です。先に着せてから食卓に連れていく順番にしたら、多少ましになりました。
エプロンとの使い分け
その前に、うちは食事用エプロンも1枚買っています。首に巻いて、下に受け皿のポケットが付いているタイプ。600円くらいのものです。これはこれで役に立っていて、いまは場面で使い分けています。
エプロンでいいのは、おかゆやだしが中心のときです。落ちたものがポケットに溜まるので、テーブルも床も汚れない。着けるのに5秒しかかからないのも大きい。汚れの発生源が真下に落ちる場面なら、エプロンのほうが手数が少ないです。
プレイウェアに切り替えるのは、色素の強いものを出す日です。にんじん、かぼちゃ、トマトを使う日は最初から全身を覆う。あとは、子どもの機嫌が悪くて暴れそうな日。スプーンを掴んで振ると、汚れは真下ではなく横に飛びます。エプロンの守備範囲はそこまでではありません。
使い分けというときれいに聞こえますが、実際は「今日は荒れそうだな」という勘で選んでいるだけです。それでも、毎回どちらかを着せると決めておくと、判断の手間が減ります。
手順3 食後60秒以内に水で流す
洗濯の話です。ここが一番効きました。
やっているのは単純で、脱がせたらそのまま洗面所に持っていって、汚れた部分に水道水を裏側から当てる。時間にして20秒か30秒。洗剤も使いません。これだけで、にんじんの黄色がほとんど残らなくなりました。
裏側から当てるのがポイントで、表から流すと汚れを繊維の奥に押し込むことになります。裏返して、汚れを繊維の外に押し出す方向に流す。ここは調べて知ったことですが、実際にやると差がはっきり出ました。
それでも色が残りそうなときだけ、酸素系漂白剤を使います。うちは粉末タイプを使っていて、40度くらいのお湯に溶かして30分つけ置き。ここで熱すぎるお湯を使わないほうがいいのは、失敗して覚えました。60度近いお湯で洗ったロンパースは、プリント部分がひび割れています。
そして、乾燥機や日光で乾かす前に、汚れが落ちたか確認する。熱を当てると色素が固定されます。私は一度、シミが残ったまま日向に干して、そこで完全に定着させました。乾かす前の確認だけは、面倒でもやる価値があります。
2ヶ月やってみて残った疑問
手順は固まりましたが、判断できていないこともあります。
ひとつは、撥水加工がどれくらい持つのか。プレイウェアはまだ10回ほどしか洗っていません。撥水は洗濯で落ちていくものだと理解していますが、何回でどのくらい落ちるかは、うちのデータでは分かりません。もう半年使ったら追記できると思います。
もうひとつは、手づかみ食べが始まってからどうなるかです。いまはまだ大人が食べさせている段階で、汚れの範囲は胸元と袖に収まっています。自分で掴んで顔に運ぶようになったら、たぶん被害の面積が変わる。そこは想像で書きたくないので、まだ書けません。
最後に
食べこぼし対策で分かったのは、服を買い替えるより、食後の30秒のほうが効くということでした。汚れに強い服を探して2枚だめにした私が言うと説得力に欠けますが、順番としては、洗い方を固めてから足りないぶんを服で補うほうが安上がりです。
いまは、離乳食のたびにプレイウェアを着せて、脱がせて、洗面所で流す。この一連が20秒か30秒。慣れれば考えなくてもできる作業になりました。だめにした2枚は、部屋着用の一番下のローテーションに回っています。着られないわけではないので。
この記事は子ども服の個別記事です。半年で何を失敗したかの全体は子ども服の買い方が分かってきた|半年で失敗した順に並べるにまとめています。

