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ベビーカーで15分歩いて、着いたときに靴下が片方ありませんでした。来た道を戻って、5分ほど探して見つからず。それが3回あります。合計で靴下3足を、東京の路上に落としてきたことになる。
赤ちゃんの靴下が脱げるのは、たぶんどの家でも起きています。ただ、なぜ脱げるのかを分けて考えると、対処法が変わってきました。うちは半年かけて、落とす回数を月3回から月1回以下まで減らしています。ゼロにはなっていません。
脱げる原因は3つに分かれる
観察していて分かったのは、脱げ方に種類があることです。
1つめは、自分で脱ぐパターン。生後5ヶ月ごろから、うちの子は自分の足をつかむようになりました。仰向けで足を持ち上げて、口に入れようとする。その途中で靴下が引っかかって、そのまま抜ける。これは意図的に近いので、履き口がどれだけしっかりしていても限界があります。
2つめは、動いているうちに落ちるパターン。抱っこ紐やベビーカーで足をばたつかせると、少しずつずり下がって、最後にかかとから抜ける。落としてくるのはほぼこれです。本人は脱ごうとしていないので、抜けたことにも気づかない。
3つめが、サイズが合っていないパターン。うちは最初、9-11cm表記のものを履かせていて、足のサイズが11cmを超えてもそのまま使っていました。小さいものはかかとの位置がずれるので、簡単に抜けます。逆に大きすぎても、履き口が余って抜ける。
3つめだけは、買い替えで確実に直る。うちが最初にやるべきだったのはこれでした。足のサイズを測らずに、なんとなく履かせていた期間が2ヶ月くらいあります。
まず足を測った。思っていたより大きかった
巻き尺で、かかとから一番長い指の先まで測りました。生後6ヶ月で11.2cm。想像より大きかったです。
手持ちの靴下を見たら、半分が9-11cm表記でした。つまり上限を超えている。かかとの位置が指1本ぶんくらいずれていて、これでは抜けて当然です。
ここで買い替えたのが、9-12cm表記の少し長めの靴下でした。5足セットで1,000円くらい。1足200円です。
効果はすぐ出ました。落とす回数が月3回から、9月に入ってからはまだ1回だけ。理由ははっきりしていて、履き口が長くて足首より上まで来るからです。ふくらはぎの手前まで生地がかかっていると、ばたつかせても簡単には下がらない。
もうひとつ効いたのが滑り止めです。足裏にゴムの粒が並んでいるタイプ。これは本来つかまり立ちの時期に転ばないためのものだと思うんですが、副次的な効果として、生地に厚みが出てかかとに引っかかる感じがあります。同じサイズの薄い靴下より、明らかに抜けにくい。
不満もあります。まず白を選んだのが失敗でした。足裏の滑り止め部分に汚れがたまって、洗っても完全には落ちません。まだ歩かないのでフローリングを歩き回るわけではないのに、それでも4回目の洗濯くらいから灰色っぽくなってきました。次は濃い色を買います。
あと履き口が長いぶん、履かせるのに少し時間がかかります。短い靴下なら3秒で終わるところが、これは7秒くらい。足首から上に通すときに、生地をたぐる動作が入るからです。脱げにくさと引き換えなので納得はしていますが、急いでいるときは短いほうが速い。
そもそも履かせなくていい場面がある
調べていて何度も出てきたのが、赤ちゃんは足の裏から体温を調節しているので、室内では靴下を履かせなくてもいいという話です。むしろ常に履かせていると熱がこもる、と紹介されていることが多い。
うちは夏場、家の中では完全に裸足にしていました。エアコンをつけている部屋で足を触ると、確かにひんやりしていることがあるんですが、背中や首は暖かい。足だけ冷たく感じるのは正常らしい、という説明を複数の育児情報サイトで見て、それ以来気にしていません。
これで、そもそも脱げる機会が減りました。家の中で履かせなければ、家の中で落ちることもない。当たり前ですが、うちは最初、常時履かせていました。1日に5回くらい履かせ直していて、そのぶん全部が無駄な作業だった。
今は外出のときと、朝晩の冷える時間だけ履かせています。9月に入って朝が23度くらいまで下がる日があって、そういう日の早朝は履かせる。それ以外は裸足です。
靴下カバーやレッグウォーマーも試した
脱げる対策として、いくつか別の手も試しました。結果だけ書きます。
ひとつは、靴下の上から履かせるカバーのようなもの。ベビーカーで出るときだけ使う前提で買いました。効果はあって、これを着けているあいだは1度も落としていません。ただ、着けるのが面倒で、結局2週間で使わなくなりました。靴下を履かせてからもう1枚履かせるので、単純に手間が倍になる。落とす頻度が月3回なら、その手間のほうが高くつきました。
もうひとつがレッグウォーマーです。足首から膝までを覆う筒状のもの。これは脱げにくさという点では優秀でした。かかとを通らない形なので、そもそも抜けようがない。
ただ、足の裏が出るので保温としては中途半端です。うちが使ったのは、朝晩が涼しくなってきた9月の室内。足首だけ温めたいときには合っていました。外に出るときは、これだけだと足先が冷たくなるので靴下と併用することになる。そうすると結局2つ履かせることになって、カバーと同じ問題に戻ります。
脱げない工夫は、たいてい手間とのトレードオフでした。今のところ、履き口の長い靴下1枚が、うちには一番バランスが良い。
落としても諦めがつく金額にする
もうひとつ、考え方の話です。
最初のころ、1足600円くらいのちょっといい靴下を買っていました。ブランドもので、デザインもよかった。それを片方落としたときのダメージが、思ったより大きかったんですよね。残った片方が引き出しにあるのを見るたびに、少し嫌な気分になる。
今はセットで1,000円くらいのものを使っています。1足200円なので、落としても片方100円。それに同じデザインが複数入っているセットを選ぶと、片方だけ残っても組み合わせられる。これは地味に効いていて、うちは今、色違いで残った片方同士を左右で履かせている日があります。見た目は多少ちぐはぐですが、6ヶ月の子なので誰も気にしません。
逆に、全部柄違いのセットは避けるようになりました。かわいいんですが、1足落ちた時点でその柄は使えなくなる。5足セットで5柄だと、3回落としたら残りは2足です。
結局のところ
ちなみに、いま履かせているのは9-12cm表記のものですが、足のサイズは11.2cmなので上限まであと8mmしかありません。半年前の計算だと、あと2〜3ヶ月で次のサイズです。靴下も服と同じで、買いだめすると使い切る前に小さくなる。5足セットを2つ買おうとして、直前でやめました。
脱げる問題は、完全には解決していません。自分で脱ぐぶんは止めようがないし、履き口が長いものでも本気で引っ張られたら抜けます。
できたのは、履かせる場面を減らすことと、抜けにくい形にすることと、落としても痛くない値段にすること。この3つで、月3回の紛失が月1回以下になりました。数としてはそんなものです。
それと、ベビーカーで出るときは足元を時々見るようになりました。信号待ちで下を確認する。落ちた直後なら気づけるので、これが一番回収率が高い。3回目に落としたときは、たまたま50mくらい戻ったところで見つかりました。地面に落ちたものをまた履かせるのはどうかと思ったので、その日は持って帰って洗いましたが。
この記事は子ども服の個別記事です。半年で何を失敗したかの全体は子ども服の買い方が分かってきた|半年で失敗した順に並べるにまとめています。

