電池の保管|まとめてどこに置くか

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電池を1箇所にまとめるまで、うちには電池の置き場所が3つありました。キッチンの引き出し、寝室のチェストの一番上、洗面所の棚。どこに何があるかは誰も把握していません。

それで何が起きるかというと、家全体では電池が余っているのに、必要な種類だけが無いという状態です。単3が15本あるのに単4がゼロ。しかもそれに気づかないまま、また単3を買ってくる。1年前のうちがこれでした。

電池を探す時間を計ったら、1回3分だった

整理するかどうか決める前に、実際にどれくらい無駄が出ているのかを測りました。エアコンのリモコンが反応しなくなったとき、電池を見つけて交換し終わるまでの時間をスマホで計ったんです。

結果は3分12秒。うち2分半は探している時間でした。キッチンの引き出しを開けて、無くて、寝室に行って、あったけど単3で、必要なのは単4で、洗面所に行って、という往復です。作業自体は30秒で終わっています。

電池を替える機会は、うちだと月に1回か2回。年間で20回として、探す時間だけで50分。これを大げさと見るか無駄と見るかは人によると思いますが、私が気になったのは時間より、在庫が分からないことのほうでした。分散していると、買うべきかどうかの判断ができません。

100円ショップのケースで2回失敗した

最初は、お金をかけずに解決しようとしました。100円ショップで小物ケースを買って、そこに全部の電池を入れる。これを2回やって、2回とも失敗しています。

1回目は、仕切りのない箱型のケースでした。単3も単4もボタン電池も、全部まとめて放り込んだ結果、中で転がって混ざります。振ると金属同士が当たる音がする。端子が触れ合った状態で保管するのはよくないとされているので、これは1週間で使うのをやめました。

2回目は仕切り付きの薄いケース。今度は分類できたのですが、ふたの噛み合わせが弱くて、取り出すときに傾けると中身が飛び出しました。床にばらまいたのが2回。しかもこのケースは立てて置けないので、引き出しの中に平置きするしかなく、上に別のものが積まれて結局見えなくなりました。

2回失敗して分かったのは、電池の収納に必要なのは仕切りだけではないということです。ふたが勝手に開かないこと、中身が一度に見えること、そして置いた場所で他のものに埋もれないこと。この3つが揃っていないと運用が続きません。

専用の電池ケースを買った

それで、電池専用として売られているケースを買いました。単3が10本、単4が10本、合わせて20本が定位置に収まるふた付きのものです。480円でした。100円ショップで2回失敗したあとに払った額としては、拍子抜けするくらい安い。

電池ケース 乾電池ケース 単3電池 単4電池 単三 単四 収納 保管 各最大10本収納可能 バッテリーケース

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決め手は、入る本数が最初から決まっていることでした。100円ショップの箱型ケースには上限がないので、余っていれば余っているだけ入ってしまう。単3が15本あることに気づけなかったのは、これが理由です。10本ぶんの枠しかなければ、入り切らない=買いすぎだと手が覚える。在庫を数える作業が、そもそも要らなくなりました。

1本ずつ溝に収まるので、中で転がりません。前のケースのように、振ると金属同士が当たる音がすることもない。端子が触れ合った状態で保管するのはよくないとされているので、ここは安心できるようになった部分です。ふたを開ければ20本ぶんの枠が一度に見えるので、どこが空いているか=あと何本あるかが、数えなくても分かる。減ってきたらケースごと持って買い物メモを書く、という流れになりました。

不満点も書いておきます。まず単3と単4しか入りません。単1・単2は論外として、ボタン電池も溝に合わないので隅に転がるだけです。うちはボタン電池を別の場所に分けているので問題になりませんでしたが、全部をこれ1つで済ませるつもりなら不満が出ます。

もう1つ、20本を超えるぶんの置き場所は、別に考える必要があります。うちは防災用に未開封のパックを持っているので、それは箱のまま同じ物入れの奥に置いています。ケースはあくまで「日常で回す電池の枠」で、備蓄まで兼ねさせようとすると溢れる。ここは最初に勘違いしていました。

あとは値段なりの樹脂だという点です。ふたのヒンジは薄く、力任せに開け閉めすればいずれ折れると思っています。半年使って今のところ問題はありませんが、壊れたら買い替える前提の道具だと割り切っています。480円なので、そこに文句を言う気にはなりません。3,000円台の金属製やハンドル付きのものもありますが、置き場所が決まっているなら、そこまでの投資は要らなかったというのが結論でした。

置き場所は玄関横の物入れにした

ケースが決まったあと、どこに置くかを決めました。候補はリビングの棚と、玄関横の物入れです。

選んだのは玄関横でした。理由は家のどの部屋からもだいたい等距離だからです。リビングに置くと、洗面所や寝室の機器を替えるときに遠い。玄関横なら、家の中心に近い位置にあります。実際に置いてから測り直したら、探す時間を含めた交換作業が40秒前後で終わるようになりました。3分12秒だったものが、です。

もう1つ、玄関横にした理由があります。停電したときに、暗い中でも場所を思い出せる。懐中電灯も同じ物入れに入れています。ここは防災の観点で、あとから足した条件でした。

保管でやめたこと

整理と一緒に、いくつかやめたことがあります。

まず裸のまま袋にまとめて入れるのをやめました。端子同士が触れる状態で置くのはよくないとされていて、特にプラス端子とマイナス端子が接触したまま金属と一緒になるのは避けたい。今は4本ずつのパックのまま置いて、開封したものだけケースの溝に収めています。

次に、使わない機器に電池を入れっぱなしにするのをやめました。うちは1年以上使っていない古い電子辞書と、季節家電のリモコンから電池を抜いています。長期間放置した電池が液漏れして、機器の端子が使い物にならなくなるのが怖いからです。実際、引き出しの奥で放置していた乾電池が液漏れしたことが1回あります。白い粉のようなものが端子に付いていました。あれは触らないほうがよいとされているので、手袋をして袋に入れ、自治体のルールに従って出しました。皮膚や目に付いた場合はすぐ水で洗い、医療機関に相談してください

3つめ、使いかけと新品を同じ場所に置くのをやめました。機器から抜いた電池は、小さい缶にまとめています。この缶が「まだ使えるかもしれない電池」の置き場です。ケースの中身は全部新品、という状態を保っておかないと、在庫が数えられなくなる。ここは運用として一番効いています。

置く場所の条件としては、高温になるところと直射日光を避けるのが基本とされています。うちの物入れは室内で日も当たらないので、そこは満たしています。車の中に予備を積んでおくのはやめました。夏場のダッシュボードがどれくらいの温度になるかを考えると、電池を置いておく場所ではないと判断しました。

最後にもう1つ、買った日を書くようにしました。パックの端に油性ペンで年月を入れるだけです。使用推奨期限はパッケージに印字されていますが、細かくて読みにくい。自分で書いた「26.3」のほうが、引き出しを開けた瞬間に目に入ります。古いパックから先に使う、という当たり前のことが、これでやっとできるようになりました。防災用に別で持っている乾電池も、同じやり方で年月を入れて、半年に1回入れ替えています。備蓄を寝かせておくのではなく、日常で使いながら補充していく形にしたほうが、期限切れを作らずに済みます。

最後に

電池をまとめて置く場所を1つ作る、という話です。やったことは、480円のケースを1つ買って、玄関横に定位置を作っただけ。それで探す時間が3分から40秒になり、在庫が目で分かるようになりました。

順番として大事なのは、ケースを買う前に置き場所を決めることだと思っています。私は逆をやって、100円ショップで2回失敗しました。日常で回すのは単3と単4だけ、置くのは玄関横の棚。この2つが先に決まっていれば、選ぶものは最初から1つに絞れていたはずです。

この記事は電池と電源の個別レビューです。家じゅうをどう統一したかは家じゅうの電池を統一した|買い置きの単位を決めるにまとめています。

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