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肌着が何枚必要かという話は、ネットで調べると「5〜6枚」と書いてあることが多いです。うちは足りませんでした。今は10枚で回していて、それでも月に1〜2回は洗濯が間に合わなくなります。
枚数が人によってこれだけブレるのは、必要枚数が子どもの体質と洗濯の頻度で決まるからです。吐き戻しの多い子とそうでない子で、1日の消費が2枚くらい違う。乾燥機があるかないかでも変わる。だから一般論の枚数はあまり役に立たなくて、自分の家の消費ペースを数えるしかない。
2週間、実際に数えました。その記録です。
2週間の実測。1日平均2.4枚だった
やり方は雑です。洗濯かごの横にメモ用紙を貼って、肌着を1枚入れるたびに正の字を書く。それだけ。妻にも協力してもらいました。
14日で合計34枚。1日平均2.4枚です。内訳を見ると、2枚の日が6日、3枚の日が5日、1枚しか使わなかった日が2日、5枚使った日が1日ありました。
5枚の日は原因がはっきりしていて、朝に吐き戻し、昼に離乳食のかぼちゃを胸元にこぼし、夕方に汗、夜に麦茶。1日で災害が4回起きた日です。こういう日が月に2回くらいある。平均で在庫を決めると、この日に破綻するんですよね。
うちは洗濯を2日に1回、多くても毎日1回です。2日回さないと決めると、必要在庫は最低でも2.4×2で5枚。そこに最悪の日のぶれを足して7枚。さらに乾くまでの1日を見て、実質10枚。この計算で今の枚数に落ち着きました。
「5〜6枚あれば足りる」が成り立つ条件
ネットの5〜6枚という数字が間違いだとは思っていません。ただ、成立する条件があります。毎日洗濯を回して、乾燥機があること。この2つがそろえば、翌朝には戻ってくるので回転が速い。
うちは2LDKの賃貸で、ドラム式ではなく縦型の洗濯機です。乾燥機能はついていますが、綿の肌着を乾燥機にかけると縮むのが嫌で使っていません。実際、最初のころに1回かけたら、70の肌着の着丈が明らかに短くなりました。以来、部屋干し一択です。
部屋干しだと、綿100%の肌着は夏でも半日、梅雨時は丸1日かかります。つまり洗濯機の中と、干している最中と、たんすの中で、3セット分が常に必要になる。ここが乾燥機のある家との差です。枚数の目安を読むときは、その人が乾燥機を使っているかどうかで割り引いたほうがいいと思います。
足りなくなる日には、前兆がある
数えていて気づいたことがもうひとつあります。肌着が足りなくなる日は、だいたい予測がつくということです。
ひとつめの前兆は天気です。雨が2日続くと、部屋干しの乾きが極端に落ちます。晴れた日なら半日で乾く肌着が、湿度の高い日は夕方になってもまだ湿っている。乾かないぶんが在庫から消えるので、実質的に使える枚数が減る。うちが在庫切れを起こした日は、確認したら2回とも雨の翌日でした。
ふたつめは離乳食の新メニューです。初めての食材を出した日は、まず口から出されます。うちはほうれん草のペーストを出した日に、上下まとめて2回着替えました。食べ慣れないものを出す日は、洗濯を1回増やす前提でいたほうがいい。
みっつめが暑い日。9月に入ってもまだ気温が30度を超える日があって、そういう日は昼寝から起きたときに背中がびっしょりです。汗をかいたまま放置すると冷えるので、そのたびに替える。エアコンをつけていても、寝ているあいだの発汗はけっこうな量でした。
前兆が分かると、洗濯を1日前倒しできる。在庫を増やすより、こっちのほうが効きました。天気予報を見て、明日雨なら今日回す。これだけで、足りなくなる日はほとんどなくなっています。
種類を混ぜすぎて、たんすが渋滞した
失敗の話をします。最初、肌着の種類を分かっていなくて、短肌着、長肌着、コンビ肌着、ボディスーツを全部買いました。それぞれ数枚ずつ。
結果、長肌着は3回くらいしか使いませんでした。足が動くようになると裾がめくれて意味がなくなるので、うちでは1ヶ月ちょっとで出番が消えた。短肌着も、コンビ肌着があれば重ねる必要がなかったので、夏場はほぼ使っていません。
これは金額の損より、管理の損が大きかったです。たんすの引き出しが4種類でごちゃごちゃになって、朝の着替えで探す時間が増える。妻と「あの薄いやつどこ」というやりとりが毎日発生していました。途中で使っていない種類を全部よけて、コンビ肌着とボディスーツの2種類に絞ったら、探す時間がゼロになりました。
肌着は種類を減らして枚数を増やすほうが回る。これは半年で一番はっきり実感したことです。
いま主力にしているコンビ肌着
0〜4ヶ月の主力がコンビ肌着でした。裾がスナップで分かれて足を通せるやつ。めくれ上がらないので、寝ている時間が長い時期はこれが一番良かったです。
途中で買い足したのが日本製のメッシュ素材のもので、1枚1,480円。それまで使っていた3枚組の安いものと比べると倍以上の値段です。
高いなりの差はありました。一番違ったのは乾きの速さです。同じ日に同じ場所に干して、普通の天竺の肌着より2時間くらい早く乾く。夏場、汗をかいた肌着を昼に洗って夕方に着せられる。この差は枚数の少なさをカバーしてくれます。あと、生地が薄いぶん夏の重ね着でもごわつきませんでした。
不満もあります。まず薄いので、日差しに透けます。1枚で外に出るには向いていません。うちは家の中専用にしています。あと、これは想定内ですが、秋になってからは1枚では寒そうで、結局上に重ねることになりました。通年と書いてあっても、冬にこれ1枚は無理だと思います。
もうひとつ。スナップの数が多くて、寝返りを覚えた5ヶ月以降は着せるのに時間がかかるようになりました。これは製品の問題ではなく、コンビ肌着という形の限界です。今はかぶりのボディスーツが主力になって、コンビ肌着は夜用に3枚だけ残しています。
くたびれた肌着を捨てるタイミングを決めていなかった
枚数の話をしていて抜けがちなのが、減るほうです。うちは半年間、1枚も捨てませんでした。
その結果、引き出しの中に「一応まだ着られるけど首元が伸びきったやつ」が5枚くらいたまっていました。数の上では在庫があるのに、着せたいと思う肌着は少ない。妻が朝の着替えでその5枚を毎回よけているのを見て、これは在庫として機能していないなと気づきました。
今は、洗濯で干すときに判断するようにしています。首のリブが元に戻らない、または黄ばみが落ちていない。このどちらかなら、干さずにそのまま処分。迷ったら残さない。1枚数百円のものを迷って引き出しの容量を使うほうがもったいない、という考え方に切り替えました。
捨てた枚数を差し引いた実質在庫で数えると、必要枚数の計算がずれません。ここは最初やっていなくて、実際より在庫があるつもりになっていました。
結局、何枚あればいいのか
うちの答えは10枚です。ただしこれは、部屋干し、洗濯2日に1回、吐き戻しが多め、離乳食が始まっている、という条件での数字です。
自分の家の枚数を出したいなら、平均消費枚数に洗濯の間隔を掛けて、乾燥にかかる日数ぶんを足す。それだけです。式にすると、1日の消費枚数×(洗濯の間隔+乾燥日数)+予備2枚。うちなら2.4×(2+1)+2で、9.2枚。実際の10枚とほぼ一致します。
この式のいいところは、条件が変わったときに再計算できることです。乾燥機を買えば乾燥日数がゼロになるので6〜7枚まで減る。保育園に入れば1日の消費が増えるので足りなくなる。枚数は固定値ではなく、生活のパラメータで動くと考えたほうが、無駄な買い足しが減ります。
最後にひとつだけ。数えるのは2週間もやらなくていいと思います。うちは律儀に14日やりましたが、7日で傾向は出ていました。正の字を7日ぶん書けば、自分の家の消費ペースは分かります。それを知らずに一般論の枚数を買うと、うちみたいに多すぎたり足りなかったりします。
この記事は子ども服の個別記事です。半年で何を失敗したかの全体は子ども服の買い方が分かってきた|半年で失敗した順に並べるにまとめています。

