素材|綿とポリエステルで洗濯後が違う

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同じ日に買った2枚のロンパースが、3ヶ月後にまったく違う状態になりました。片方は綿100%、もう片方はポリエステル混。値段はほぼ同じ、洗い方も同じ、干し方も同じです。

綿のほうは、色が少しあせて、生地が柔らかくなった。ポリエステル混のほうは、色はきれいなままで、袖口のリブが波打っていました。どちらが良いという話ではなくて、劣化の仕方が違う。この違いを知らずに買っていたころは、なんとなく「安いから傷んだ」と思っていました。

赤ちゃんの服は洗う回数が異常に多いです。うちは1日2〜3枚、月にすると70枚前後。半年で400枚以上洗っている。だから素材の差が、大人の服よりずっと早く表に出ます。

洗濯回数が大人の3倍だから、差がすぐ出る

まず前提の話です。大人のTシャツを週に1回着るとして、年間で洗うのは50回くらい。赤ちゃんのロンパースは、着られる期間が3ヶ月として、その間に週2回着るなら24回。数だけ見ると少ないんですが、問題は短い期間に集中して洗うことです。

うちの主力になっているロンパースは、3ヶ月で30回以上洗いました。1枚あたり10日に1回ではなく、3日に1回のペース。乾く間もなく次が来る。この密度だと、生地が回復する時間がありません。

それと、赤ちゃんの服は汚れ方が特殊です。吐き戻し、よだれ、離乳食。タンパク質と油分が中心で、汗汚れとは違う。うちは基本的に普通の洗剤で普通に洗っていますが、落ちにくい汚れは先に手洗いしてから洗濯機に入れています。この予洗いの摩擦も、生地には負担になっているはずです。

綿は縮む。ポリエステルは形が崩れる

半年分の観察をまとめます。あくまでうちの数枚を見た範囲の話で、統計ではありません。

綿100%で起きたのは、まず縮みでした。特に最初の1〜2回が大きい。うちは1枚だけ乾燥機にかけたことがあって、そのときは着丈が2cmくらい短くなりました。部屋干しでも1回目に1cmは縮んだ印象です。

それと色あせ。濃い色ほど分かりやすくて、うちの紺のロンパースは20回くらい洗ったころから明らかに褪せてきました。生地そのものは元気なのに、色だけ古びる。

いい面もあります。綿は使うほど柔らかくなる。新品のときは少しかたかったものが、10回も洗うと肌当たりが変わります。それと、へたっても形は保つ。だらしなくはなるけれど、変な方向によれない。

ポリエステル混のほうは逆でした。色は驚くほど落ちません。半年経っても新品に近い発色。かわりに、伸縮のある部分から崩れます。袖口のリブ、首まわり、股のスナップの周辺。ここが波打つと、洗ってアイロンをかけても戻りませんでした。

あと静電気です。冬はまだ経験していませんが、乾燥した日にポリエステル混のカバーオールを畳んでいて、パチッと来たことがありました。肌に直接触れるものだと、これは気になります。

乾く速さは、はっきりポリエステルが上

公平を期すために、綿の弱点をきちんと書きます。乾かないです。

梅雨のころ、綿のロンパースを朝に部屋干しして、夜に触ったらまだ湿っていました。24時間近くかかった日もあります。2LDKの部屋干しで、除湿機はなし、サーキュレーターを当ててこれ。

同じ日に干したポリエステル混は、夕方には乾いていました。体感で半分以下の時間です。素材として吸水しにくいので当然なんですが、この差は洗濯を回すペースに直結します。綿だけで揃えると、必要な枚数が増える。これは肌着の枚数を計算していて実感しました。

だからうちは、肌に直接触れる肌着は綿100%、上に着るものは混紡でもいい、という分け方をしています。汗を吸う必要があるのは内側で、外側は乾きの速さを優先する。

洗剤と柔軟剤で、もうひとつ失敗した

素材の話をするなら、洗い方の話も書かないとフェアではありません。うちは1回、洗剤選びで失敗しています。

生後2ヶ月ごろ、赤ちゃん用の洗剤から大人と同じものに切り替えました。分けて洗うのが面倒だったからです。その週から、うちの子の首まわりに小さい赤いぶつぶつが出ました。

原因が洗剤だと断定はできません。汗もかいていたし、暑い時期でもあった。ただ、赤ちゃん用に戻したら3日で引いたので、たぶん関係はあったんだと思います。今は蛍光増白剤と香料の入っていないものを使っています。

柔軟剤も、途中でやめました。理由は素材の話とつながっていて、柔軟剤は繊維の表面を覆うことで柔らかくするので、その分だけ吸水性が落ちるとされています。ガーゼの肌着に使ったら、明らかに水を弾く感じになった。汗を吸ってほしいものに使うものではないな、と思ってやめました。

綿100%は、柔軟剤を使わなくても洗うほど柔らかくなります。綿を選んだなら柔軟剤は要らないというのが、うちの今の運用です。ポリエステル混のほうは静電気を抑える意味で使う人もいるようですが、うちは肌に触れるものが全部綿なので、家に柔軟剤自体を置かなくなりました。

秋用に買った綿100%の1枚

9月に入って買ったのが、綿100%の長袖Tシャツです。1,098円。ゆったりしたシルエットのもので、80サイズを選びました。

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綿100%を選んだのは、これを肌着の上にすぐ重ねる使い方をするからです。うちの子はよだれが多くて、上に着ているものの胸元まで湿ります。ポリエステル混だと湿ったまま張りつく感じがあって、綿のほうが不快感が少ないように見えました。あくまで見た目と触った感触の判断で、本人に聞けるわけではないんですが。

実物の感想を書きます。生地は思ったより厚めでした。1,000円ちょっとの価格帯だと薄手を想像していたので、これは良い意味で裏切られた。プリントの部分もひび割れそうな硬さはありません。

気になった点は2つ。まずゆったりしたシルエットなので、80でも今の子には明らかに大きいです。袖を2回折り返してちょうどいい。デザインとしてそういうものなので不良ではないんですが、ジャストで着せたい人はサイズ選びに注意が必要だと思います。

もうひとつは、これから確かめる部分です。綿100%なので縮む可能性がある。まだ3回しか洗っていないので、はっきりした縮みは出ていません。ただ大きめに買ってあるぶん、少し縮んでちょうどよくなるかもしれない、とも思っています。これは何回か洗ってみないと分かりません。

タグを見る習慣がついた

今は、買う前に必ず素材表示を見ます。当たり前のことなんですが、半年前の私はやっていませんでした。

基準は単純で、肌に直接触れるものは綿の比率が高いもの。上に着るもので、洗う回数がそこまで多くないものは混紡でもいい。行事の服みたいに数回しか着ないものは、素材より見た目で選ぶ。

それと、綿100%でも織り方で全然違うことが分かってきました。同じ綿でも、天竺と呼ばれる薄い織りとフライスと呼ばれる伸びる織りでは、着せやすさも乾きも違う。うちはフライスのほうが伸びるぶん着せやすいと感じています。ここまで来ると好みの話なので、正解はないと思いますが。

ひとつだけ確実に言えるのは、洗濯後にどうなるかを想像してから買うと、失敗が減るということです。店頭やネットの写真は新品の状態しか写っていません。赤ちゃんの服は、その状態でいる時間のほうが短い。30回洗ったあとの姿を思い浮かべて選ぶようになってから、引き出しの中に着せたくない服が溜まらなくなりました。

この記事は子ども服の個別記事です。半年で何を失敗したかの全体は子ども服の買い方が分かってきた|半年で失敗した順に並べるにまとめています。

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