延長コード|長さで選ぶと失敗する

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在宅勤務用の机をリビングの窓側に移したとき、延長コードを買い足しました。コンセントから机まで、目測で2mくらい。だから2mのものを買いました。届きませんでした。

結局3mを買い直しています。延長コードを長さで選ぶと、だいたい失敗します。理由は単純で、コードは直線では引けないからです。この1年で家の中に5本の延長コードを追加して、そのうち2本を買い直しました。何を測ればよかったのかを書きます。

直線距離で測ると、必ず足りない

最初の失敗の話です。コンセントは壁の下、机は窓際。その間は空中を斜めに横切れば2mでした。実際には、コードは壁を伝って床を這い、机の脚に沿って上がります。壁沿いに測り直したら2.7mありました。

つまり、測るべきなのはコンセントから機器までの直線距離ではなく、実際にコードが通る経路の長さです。当たり前のことなのですが、目測でざっと見ているときは直線で判断しています。

うちで測り直したときは、メジャーを床に置いて、コードを通す予定の経路をなぞりました。壁際を通し、家具の裏を回り、机の脚を上がる。この方法で測ると、目測より3割から5割ほど長くなります。経験則として、目測に1.5倍しておけば大きく外しません。

それと見落としがちなのが、プラグを挿す位置の高さです。うちのリビングのコンセントは床から20cmほどの位置にありますが、キッチンのそれは調理台の上、床から1mを超えるところにあります。同じ機器を同じ場所で使っても、どちらのコンセントから引くかで必要な長さが1m近く変わりました。

うちで実際に使っている3本の長さ

具体的に書きます。

1本目は、仕事机まわり。壁のコンセントから机の下まで、経路で2.7m。3mのものを使っています。余りは30cmほどで、机の脚に沿わせるとちょうど消える長さです。

2本目は、リビングの子どものスペース。加湿器とベビーモニターの親機を置いていて、コンセントからの経路は1.2m。ここは1mでは足りず、2mを使っています。50cm以上余っていて、余ったぶんが床でとぐろを巻いている。ここは失敗の残りです。

3本目が寝室で、ベッド脇まで4.2m。これは5mを使っています。壁沿いにモールで留めて、余りは30cmほど。ここは4mの製品があれば一番よかったのですが、市販の長さは1m、2m、3m、5mと飛ぶことが多く、4mはあまり見かけませんでした。3mでは届かず、5mでは80cm余る。長さの刻みが粗いので、経路を測っても必ずしもぴったりのものが買えるとは限りません。だから測る目的は「ぴったりを買う」ことではなく、「上の段を買うか下の段を買うか、迷わず決める」ことだと思っています。

使っているのは、1m、2m、3m、5mから選べる同じシリーズのタップです。851円ほどで、ほこりシャッターと安全ガードが付いています。同じ製品で長さのバリエーションがあるものを選ぶと、家の中の見た目が揃うので、そこは意識して統一しました。

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Amazonで見る楽天市場で見る

Amazonで同じ用途を探すなら、エレコムの3m・3個口のものが定番です。こちらはプラグが180度動くスイングタイプで、家具の裏に押し込むときに効きます。私が楽天のほうを使っているのは、1mと5mを同じシリーズで揃えたかったからで、性能で選んだ結果ではありません。

長すぎると、余ったぶんが問題になる

足りないのは論外として、長すぎるのも良くありません。これは2本目の失敗で分かりました。

余ったコードは、たいてい束ねることになります。ここで気をつけたいのが、コードを束ねたまま大きな電流を流すと発熱するおそれがあるとされていることです。特にコードリールのように巻いた状態で使うと熱がこもりやすいと注意喚起されています。うちの子どものスペースは加湿器とモニターだけなので消費電力は小さく、束ねていても問題は起きていません。ただ、ここに暖房器具を足すなら束ねたままにはしないと思います。

もう1つ、単純に床の余ったコードは掃除の邪魔です。ロボット掃除機を使っていると巻き込みます。うちは1回止まりました。子どもがハイハイを始めたら、床にコードのとぐろがある状態は避けたい。ここは近いうちに1mか、短いものに替える予定です。

まとめると、経路の長さ+30cm程度が扱いやすい、というのが今の結論です。ぴったりだと張ってしまい、抜けやすくなる。余りすぎると束ねるか床に置くことになる。

長さより先に決めるべきだったこと

1年やってみて、長さより先に見るべきだったと思う点が3つあります。

1つめがプラグの形です。壁側に挿すプラグがまっすぐ後ろに伸びるタイプだと、家具の裏に押し込んだときにコードが折れます。うちの寝室はベッドの頭側にコンセントがあって、まっすぐなプラグだとベッドが壁から5cmほど浮きました。プラグが横向きに曲がっているタイプか、向きを変えられるスイング式なら、この隙間が1cm程度で済みます。長さでは解決できない問題で、これに気づくのに時間がかかりました。

2つめが口数です。私は最初、机まわりを3個口で足りると考えていました。実際にはノートパソコン、ディスプレイ、卓上ライト、それにスマホの充電で4口使います。使う予定の機器を数えて、そこに1つ足すくらいがちょうどいい。あとから2個口を継ぎ足すのは、見た目にも安全面にも良くありません。

3つめが合計の消費電力です。一般的な延長コードには1500Wまで、といった定格が本体やパッケージに書かれています。うちの机まわりは全部足しても200W程度なので余裕がありますが、キッチンで電気ケトルとトースターを同じタップから取ると、それだけで超える可能性があります。熱を出す家電を延長コードにまとめるのはやめました。キッチンの家電は壁のコンセントに直接挿しています。

ほこりシャッターは付けておいてよかった

最後に、選ぶときに効いた機能を1つだけ。差込口にほこりシャッターが付いているタイプです。

コンセントの差込口にほこりがたまり、そこに湿気が加わると発火に至るおそれがあるとされていて、トラッキング現象と呼ばれています。うちのリビングの延長コードは家具の裏にあって、掃除機が届きません。半年ぶりに引っ張り出したとき、周囲にはっきりほこりが積もっていました。

シャッター付きなら、使っていない差込口に直接ほこりが入るのを防げます。これで完全に安全になるわけではありません。定期的に抜いて拭くほうが本筋です。ただ、家具の裏という掃除しにくい場所に置くなら、付いているものを選ばない理由がない。値段はほとんど変わりませんでした。

合わせて、うちは半年に1回、延長コードを全部抜いて拭く日を決めました。電池の入れ替えと同じ日にやっています。5本あって、作業は20分ほどです。ついでにコードの被覆に傷がないかも見ています。1本、机の脚に踏まれていた箇所が白く変色していて、そこは配置を変えました。

最後に

延長コードで失敗しないためにやることは、コードが通る経路をメジャーでなぞって、その長さに30cm足す。それだけです。目測は必ず短く出ます。私は2mと1mで2回外しました。

そのうえで、プラグの形と口数を先に決めておく。長さは選択肢がたくさんありますが、プラグの向きは買ったあとで変えられません。家具の裏に押し込むつもりなら、そちらを優先して選んだほうが後悔が少ないと思います。

この記事は電池と電源の個別レビューです。家じゅうをどう統一したかは家じゅうの電池を統一した|買い置きの単位を決めるにまとめています。

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