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うちの子は生後5ヶ月なので、まだ自転車には乗せられません。子乗せシートに乗せられるのは一般的に1歳を過ぎてからとされていて、うちが買うのは早くても半年後です。それでも先に調べているのは、子ども用ヘルメットのサイズ表記が、大人用とまったく別のルールで動いていたからです。
この記事は、実際にかぶらせた体験談ではありません。仕様表とメーカーの説明を読んで、どこを見て選ぶかを整理したものです。かぶせてみないと分からない部分は、分からないと書きます。
年齢表記はあてにならない。見るのは頭囲だけ
最初に混乱したのがここでした。子ども用ヘルメットの商品ページには「1歳から」「2〜4歳向け」といった年齢が書いてあるんですが、同じ年齢表記で対応頭囲が3cm以上違う製品が普通にあります。
調べてみると、乳幼児の頭囲は個人差がかなり大きい。母子健康手帳の成長曲線を見ても、同じ月齢で上下に幅があります。うちの子の4ヶ月健診のときの頭囲は42cm台でしたが、これが1歳でいくつになるかは、正直やってみないと分からない。
なので、買うのは頭囲を測ってからだと決めました。年齢で選ぶと外す。眉の上と後頭部の出っ張りを通してメジャーを一周させて、その数字と製品の対応範囲を突き合わせる。これは大人用と同じ手順です。
もうひとつ厄介なのが、製品によって「対応頭囲」の意味が違うこと。アジャスターを最小まで締めた状態から最大まで緩めた状態の範囲を書いている製品と、推奨サイズだけを書いている製品がある。46〜50cmと書いてあれば前者だろうと読めますが、「1歳〜3歳」としか書いていない製品は問い合わせないと分からない。この時点で、頭囲をcmで明記していない製品は候補から外しました。
46〜50cmという数字は、かなり狭い
子ども用の小さいサイズだと、46〜50cmという表記をよく見かけます。幅は4cm。大人用のフリーサイズが55〜60cmくらいをカバーするのに比べると、明らかに狭い。
これは当たり前の話で、子どもの頭は伸びるスピードが速いので、1つのヘルメットで長く使えないということです。調べた範囲だと、幼児用と学童用で最低2回は買い替える前提で語られていることが多い。46〜50cmの次が52〜56cm、その次が大人サイズ、という流れです。
ここは正直、想定していませんでした。1個買えば小学校まで、くらいに思っていた。実際は3,000〜4,000円のものを2〜3回買うことになる可能性が高い。総額で1万円前後を見ておく、というのが今の私の見積もりです。
それに加えて、ヘルメットには使用期限があるとされています。強い衝撃を受けたら見た目に問題がなくても交換、というのはよく書かれている話ですし、素材の経年劣化を理由に3年程度での交換を推奨しているメーカーもあります。上の子から下の子へのお下がりを前提にしない方がいい、ということでもある。ここは製品ごとの説明書きを読むしかない部分です。
重さは、大人が思っているより効く
調べていて一番なるほどと思ったのが、重さの話でした。
私の大人用ヘルメットは実測270gちょっとで、これは首にほとんど負担を感じません。ただこれを1歳児の首で支えると、話がまったく違う。幼児は体重に対する頭の重さの比率が大人より大きいとされていて、そこに数百gが乗ることになります。
子ども用ヘルメットの製品を見ていくと、200g前後のものから350g近いものまであります。100gちょっとの差なんですが、この重量帯だと比率としては大きい。実際、軽さを前面に出した製品がいくつも出ていて、それだけ需要がある項目なんだと思います。
調べる中で候補に挙げたのが、46〜50cmで日本最軽量をうたっている3,980円ほどの子ども用ヘルメットです。警察の交通安全教室で採用されているという説明があって、マグネット式のバックルを採用しているタイプ。
この製品を候補にした理由は3つあります。頭囲がcmで明記されていること。重さの数字を売りにしているので仕様が公開されていること。そしてマグネットバックルであることです。
3つめが個人的には大きい。普通のバックルは、留めるときに指を挟むことがあるとよく言われています。子どもを抱えて片手でやる場面を想像すると、確実に手間取る。磁石で近づけるだけで留まるなら、その1動作が減ります。ただしこれは推測で、実際に自分の子どもの顎の下でやってみるまでは分かりません。
気になる点も書いておくと、まず3,980円は子ども用としては安くない。1,000円台の製品もある中で、この価格を出すかどうかは判断が要ります。それから、マグネットバックルは磁力で留まる以上、子どもが自分で外してしまわないかという疑問がある。この点について製品側がどう対策しているかは、購入者のレビューを読んでも意見が割れていました。ここは実物を見るまで判断を保留しています。
SG規格の有無は、必ず見る項目にした
安全性については、自分で検証できることが何もありません。落として壊してみるわけにもいかない。なので第三者の基準を通っているかどうかで判断することにしました。
国内だとSG基準がよく挙がります。製品安全協会の基準で、適合したものにSGマークが付く。子ども用ヘルメットについては、この表示があるかどうかを最低条件にするのが無難だと思っています。海外基準だとCE(EN1078)やCPSCといった表記も見かけます。
逆に言うと、商品ページに規格名が一切書かれていない製品は、書けない理由があると考えることにしました。私は大人用で一度この確認を怠って、届いてから内側のシールを探す羽目になっています。子ども用で同じことはやりたくない。
あごひもと後頭部のダイヤル、どちらも要る
サイズが合っていても、正しくかぶれていなければ意味がない、というのはどの説明でも共通していました。
大人と違うのは、子どもは自分で「ずれている」と言わないことだと思っています。緩ければ前にずり落ちるし、後ろにずれればおでこが出る。乗せる側が毎回確認する前提になる。
だから、後頭部のダイヤルで周長を細かく調整できることと、あごひもの長さが余裕をもって変えられることは、外せない条件にしました。前髪の量や帽子を下にかぶるかで微妙に変わるはずなので、工具なしで調整できることも条件です。
ちなみに、子どもを自転車に同乗させる場合のヘルメット着用も、2023年4月の改正で全年齢が対象の努力義務に含まれます。以前から13歳未満については保護者の努力義務が定められていたので、子どもについては扱いが大きく変わったわけではない、という理解です。義務ではないので罰則はありません。ただ、乗せる側が判断して決める話なので、大人が自分の分をどうするかとは重みが違うと思っています。
それと、ヘルメットの内側パッドが取り外して洗えるかどうか。夏に汗をかくのは大人でも分かっているので、子どもならなおさらだと思います。ここは製品ページに書いていないことが多くて、書いてある製品を優先する、くらいの扱いにしています。
いま決めていること
買うのは、子乗せシートを付ける直前。頭囲を測ってから、cm表記が明記されていてSGマークがあり、重さが公開されている製品を選ぶ。この3つが今の条件です。
逆に決めていないのは、最初から3,980円の軽量モデルを買うか、まず安いもので試すかという点。大人用では1,088円で試して正解でしたが、子どもの場合は「かぶるのを嫌がるかどうか」が最大のリスクで、重くて嫌がられたら安く買った意味がなくなります。そこを考えると、最初から軽いものを買ったほうが結果的に安いのかもしれない。半年後に頭囲を測って、そこで決めます。
この記事は自転車まわりの個別レビューです。使い方がどう変わったかは自転車を使う頻度が変わった|子どもができてからで振り返っています。

