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充電池を8本買ったあと、充電器を1つ買いました。1,000円くらいの安いものです。それが使いにくくて、半年後にもう1台買い直しています。
何が違ったのかというと、4本の電池を「2本ずつの組」として扱うか、「1本ずつ独立して」扱うかでした。カタログには4本同時充電と書いてあって、そこは両方とも同じ。違いは中身のほうにあります。買う前にこれを見分ける方法があるので、その話を書きます。
4本入るのに、2本ずつしか充電できない
最初に買った充電器は、スロットが4つありました。だから4本同時に充電できると思っていました。実際にはできます。ただし条件があって、入れる本数が2本か4本でないといけない。1本だけ、3本だけ、というのが受け付けられませんでした。
理由は、内部で2本を1組にまとめて充電しているからです。左の2本で1組、右の2本で1組。片方だけに1本入れると、回路として成立しないので充電が始まりません。マニュアルの隅に小さく「2本または4本でご使用ください」と書いてありました。買ってから読みました。
これの何が困るかというと、実際の生活では1本だけ空になることがよくあるんです。うちのワイヤレスマウスは単3を1本しか使いません。その1本が切れたとき、充電するには適当な電池をもう1本足して2本にする必要がありました。まだ残量のある電池を一緒に充電することになります。
もう1つ、組にした2本は同じ扱いを受けます。残量が違う2本を入れると、片方が満充電になったところで両方止まるか、あるいは片方が満充電を超えて充電され続けるか、どちらかになります。残量が揃った電池をペアで管理し続けないといけない。半年やって、これが一番きつかったです。
1本ごとに独立している充電器へ買い替えた
買い直したのは、東芝の急速充電器です。単3と単4に対応していて、1本から4本まで、どの本数でも充電できます。スロットごとにLEDが1つずつ付いていて、それぞれが独立して点灯・消灯する。これが見分け方でした。
店頭やネットで判別するときは、ランプの数を見るのが確実です。ランプが2つしかない4本用の充電器は、ほぼ2本1組のタイプ。ランプが4つあれば、1本ごとに制御している可能性が高い。それでも断言はできないので、商品説明に「1本から充電可能」と書いてあるかを併せて確認しています。
買い替えて何が変わったかというと、まず電池のペア管理をやめられました。残量がばらばらのまま4本突っ込んで、終わったものから取り出せる。「充電済み」と「空」を分けるケースの運用が、これでようやく回るようになりました。
それと、単4も充電できるようになりました。前の充電器は単3専用だったので、単4の充電池は持っていても充電できない状態でした。うちの単4機器は7つあるので、ここは選択肢が増えています。
不満点も書いておきます。本体が思ったより大きいです。コンセントに直挿しするタイプで、電池を4本刺すと横幅が出るので、隣のコンセントを塞ぎます。うちのキッチンの2口コンセントでは、隣に炊飯器のプラグが挿さっていて干渉しました。結局、廊下のコンセントに移しています。買う前に、どこで充電するかを決めておいたほうがいいです。
もう1つ、充電中の音がわずかにします。ジーという高い音で、静かな部屋だと気づくレベル。寝室で充電するのはやめました。安い充電器のときは無音だったので、これは急速充電の回路が入っているぶんだと思っています。
急速充電は速いぶん、熱くなる
急速タイプにして体感で変わったのは、時間です。前の充電器は4本を満充電にするのに一晩かかっていました。夜に挿して朝に取る、という使い方しかできない。今のものは、うちの使い方だと数時間で終わります。日曜の昼に挿して、夕方には使える。この差は大きいです。
ただし充電中はそれなりに熱くなります。終わり際に電池を触ると、はっきり温かい。熱いというほどではありませんが、冷たくはない。ニッケル水素充電池は満充電に近づくと温度が上がる性質があって、充電器はそれを検知して止めているとされています。つまり熱が出ること自体は異常ではない。
それでも、布団の上や紙の上で充電するのはやめました。周りに何もない硬い面の上で充電する、というのを決めごとにしています。うちは廊下の棚の上です。過度に心配する必要はないと思っていますが、熱がこもる場所を避けるのはコストゼロなので。
あと、急速充電のほうが電池の寿命には不利だとよく言われます。私はそれを検証できるだけのデータを持っていません。半年使った範囲では、持ち時間が落ちた実感はない、というところまでです。急ぐ必要がないなら、ゆっくり充電するに越したことはないくらいの温度感でいます。
リフレッシュ機能は、うちには要らなかった
買うときに迷ったのが、リフレッシュ機能の付いたモデルです。一度きちんと放電しきってから充電し直す機能で、価格が1,500円ほど上がります。
これは結局買いませんでした。理由は、今のニッケル水素電池では、継ぎ足し充電による性能低下がほとんど問題にならないとされているからです。古いニカド電池の時代に言われていた話が、そのまま残っている面がある。少なくとも、うちの使い方で「持ちが落ちた」と感じる場面が半年で一度もなかったので、必要になってから考えることにしました。
もし数年使って明らかに持ちが落ちたら、そのときは電池を買い替えるほうが早い気がしています。充電池8本で3,150円なので、機能付き充電器との差額を考えると微妙なところです。
USBで動くタイプを、もう1台足した
コンセントを塞ぐ問題だけがどうしても解決しなかったので、その後もう1台、USB給電の充電器を買い足しました。4本用で単3と単4の兼用、最大4本同時。1,450円です。
これの利点は、電源をコンセントに縛られないことに尽きます。うちはデスクのUSBハブに挿しっぱなしにしていて、作業している横で充電が進み、終わったら抜く。AC直挿しのほうを廊下のコンセントに移した結果、充電したこと自体を忘れるという間抜けな事態が起きていたので、目に入る場所に置けるのは思ったより効きました。
もう1つは持ち出せることです。帰省のときにモバイルバッテリーと一緒に鞄へ入れておけば、現地で単3が切れても回せる。増える荷物はケーブル1本ぶんだけです。停電したときに手持ちの電池を回す手段が1つ増える、という意味でも悪くないと思っています。ただしモバイルバッテリー側の残量を4本ぶん食うので、そこは計算に入れておく必要があります。
短所もあります。まず給電元の出力次第で、充電にかかる時間が変わります。AC直挿しの急速充電器と比べると、うちのハブ経由では明らかに遅い。急ぐときはAC側、寝かせておけるときはUSB側、という使い分けになりました。それと、ACアダプタが付属しないものが多いので、手持ちの充電器がない人は結局そこにお金がかかります。あとは本体が軽くて、ケーブルに引っ張られて机の上を滑ること。地味ですが、電池を挿しっぱなしにしていると転がります。
見るべき点はAC側と同じでした。1本から充電できるか、ランプが4つ独立しているか。USBだから中身が新しいという保証はどこにもないので、ここは商品説明で確認しています。
最後に
充電器を選ぶときに見るべきなのは、対応本数ではなく1本ずつ独立して充電できるかでした。4本同時対応という表記は、両方のタイプに使われます。ランプが4つあるか、説明に1本から充電できると書いてあるか。この2点だけです。
1,000円の充電器を無駄にしたので、最初から3,000円のほうを買っておけばよかった、というのが正直なところです。ただ、2本1組の不便さを半年味わったからこそ、何が要らないかもはっきりしました。リフレッシュ機能を見送れたのは、その経験があったからです。
この記事は電池と電源の個別レビューです。家じゅうをどう統一したかは家じゅうの電池を統一した|買い置きの単位を決めるにまとめています。

