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夜中に子どもの布団を掛け直すのが、1日3回ありました。寝返りを覚えた5ヶ月ごろからです。掛けても掛けても蹴る。というより、体をひねって自分から布団の外に出ていく。
3回起きるということは、3回私も目が覚めるということで、これがけっこうこたえました。解決したのはガーゼのスリーパーです。袖のないベストのような形で、上から着せてしまうもの。掛け直しは、導入した週から週に1回くらいまで減りました。
この記事は、袖なしの1枚が体温調節にどう効いたかの話です。ついでに、うちが最初に選び間違えたものも書きます。
最初に買ったのは、厚手のフリースだった
失敗から。6月に、フリース素材のスリーパーを買いました。もこもこして見た目が良かったのと、レビューの評価が高かったからです。2,500円くらい。
着せて30分で、背中に汗をかいていました。当たり前です。6月の夜、エアコンを27度でつけている部屋で、フリースは暑い。それに気づいて秋まで待つことにしたんですが、そのころには80サイズが必要になっていて、買ったのは70。季節を待つあいだにサイズアウトするという、子ども服で一番やってはいけないパターンでした。
この失敗から学んだのは、スリーパーみたいな年間を通して使うものこそ、今の季節に合う素材で買うべきだということです。先の季節を見越して買うと、着る前に小さくなる。
ガーゼの6重を買い直した
買い直したのが、ガーゼを6枚重ねたスリーパーです。2,080円。足元まで覆う長めの丈のもの。
ガーゼが良かったのは、季節の幅が広いことでした。6重といっても厚手ではなくて、間に空気の層があるだけ。夏はエアコンの冷えから守ってくれるし、今の9月上旬みたいな中途半端な気温でもちょうどいい。冬にこれ1枚で足りるかは、まだ冬を経験していないので分かりません。たぶん下に長袖を着せることになると思います。
形の話をすると、袖がないのが正解でした。理由は2つあって、ひとつは腕から熱を逃がせること。子どもは体温が高いので、全部覆うと熱がこもります。袖なしだと胴だけ温めて、腕で調節できる。もうひとつは着せやすさで、寝ている子に袖を通すのは難易度が高い。頭を通して、肩に掛けて、脇のスナップを留めるだけで終わります。
足まで覆う丈も効きました。うちのは前がスナップで開くタイプで、下半分がスカートのように広がっている。寝返りしても足が出ないし、かといって足首を締めつけない。オムツ替えのときは下のスナップだけ開ければいいので、夜中に着せ直す必要もありません。
不満もある。特に洗濯後
いいことばかり書いたので、気になる点を書きます。
まず、ガーゼは洗うとしわが寄ります。ふわっとした風合いになるのがガーゼの良さでもあるんですが、見た目としてはくしゃくしゃ。うちは家で着せるだけなので気にしていませんが、写真を撮るときは少し気になりました。
それと、6重ガーゼは乾くのが遅いです。晴れた日の部屋干しで、朝干して夕方にまだ少し湿っている。うちは2枚を交互に使っていますが、2枚だと洗濯が1日ずれると回らなくなります。3枚あると安心だと思います。
あと、ガーゼは引っかかりに弱いです。うちのはまだ大丈夫ですが、爪が伸びていると糸が引ける素材だと思います。子どもの爪は週に1回切っていますが、それでも気をつけています。
もうひとつ、これは製品というより形の限界ですが、袖なしなので冬の朝晩に腕が冷たくなります。触ると確かに冷えている。ただ調べると、手足が冷たいのは体温調節として正常で、背中やお腹が温かければ問題ないとされていることが多い。うちはそれを信じて、背中を触って判断しています。
ベストとスリーパー、どこが違うのか
買うときに少し混乱したので、整理しておきます。うちの理解では、袖なしで胴を覆うという点では同じで、違うのは丈と使う場面です。
ベストと呼ばれるものは腰までの丈で、日中の着せ足しに使う想定。スリーパーは足元まであって、寝るときに布団の代わりに使う想定。ただ商品名としては混ざっていて、「スリーパー ベスト」と両方書いてあるものも普通にあります。うちが買ったのもそのタイプです。
実際に使ってみると、丈の長いほうが応用が利きました。日中の着せ足しにも使えるからです。抱っこ紐に入れるときは足元がめくれるので邪魔にならないし、床に転がしているときは足まで覆ってくれる。腰までのベストだと、寝るときの用途には使えません。
逆に、長い丈が邪魔になる場面もあります。うちの子はまだ歩きませんが、ずりばいのような動きを始めていて、裾を膝で踏むことがある。動きが活発になったら、日中は短いほうが向いているのかもしれません。ここは、その時期になってみないと分かりません。
重ね着の考え方が変わった
スリーパーを使うようになって、着せ方の考え方が変わりました。
それまでは、寒そうなら1枚厚いものに替える、という発想でした。長袖の薄いものから、長袖の厚いものへ。でもこれだと、暑くなったときに脱がせるしかなくて、脱がせると今度は薄すぎる。調整の段階が粗いんですよね。
今は、薄いものを重ねて、枚数で調節するようにしています。肌着、ロンパース、スリーパー。この3枚が基本で、暑ければスリーパーを外し、寒ければ足す。1枚あたりが薄いので、1段階の変化が小さい。
この考え方の良いところは、気温が読めない日に強いことです。9月に入ってから、日中28度で夜22度みたいな日が続いています。1日のなかで6度動く。そのたびに全部着替えさせるのは無理なので、上に1枚足したり外したりで対応する。
袖なしのベストやスリーパーが便利なのは、この「1枚」が小さいからだと思います。カーディガンだと袖を通す手間があるし、脱がせるのにも時間がかかる。上からかぶせるだけの袖なしは、寝ている子にも使える。
部屋の温度を測ったら、判断が早くなった
ついでに買ったのが、1,000円ちょっとの温湿度計です。寝室の枕元に置いています。
これを置くまで、暑いか寒いかを完全に感覚で判断していました。私が寒いと思ったら1枚足す。でも大人と赤ちゃんでは体感が違うので、この判断はよく外れます。実際、私が寒いと感じた夜に子どもの背中を触ったら汗ばんでいたことが何度もありました。
数字があると、記録と結びつけられます。うちの場合、寝室が25度前後の夜は、肌着とスリーパーの2枚でちょうどよかった。22度を下回った日は、間に長袖を1枚足す。この対応表が自分の中にできてから、迷う時間が減りました。
ただ、これはうちの子の場合の数字です。同じ温度でも汗をかきやすい子とそうでない子がいるはずなので、数字そのものより、自分の家の温度と着せた枚数を結びつけて覚えるという考え方のほうが大事だと思っています。
何枚あればいいか
うちは2枚で回していて、正直ぎりぎりです。3枚あればいい。
理由は乾燥時間で、ガーゼの厚手は1日では乾ききらないことがあるからです。2枚だと、洗った1枚が乾いていない状態で、もう1枚を連日着せることになる。夏場は汗を吸っているので、連日は少し気になりました。
買い足すかは迷っています。というのも、これから寒くなると、もっと厚い素材のスリーパーが必要になる可能性があるからです。そうなるとガーゼは春まで出番が減る。そこに2,080円を追加するかどうか。
今のところの結論は、11月まで様子を見てから決める、です。6月にフリースを先走って買って、着る前に小さくしたのが効いていて、先回りして買うのをやめました。必要になってから買っても、たいてい間に合う。半年でそれだけは分かりました。
この記事は子ども服の個別記事です。半年で何を失敗したかの全体は子ども服の買い方が分かってきた|半年で失敗した順に並べるにまとめています。

