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先に断っておくと、この記事は「もらって迷惑だったもの」の話ではありません。いただいたもの自体に文句はひとつもないです。全部、うちの子のことを考えて選んでくれたものでした。困ったのは、うちが2LDKの賃貸で、収納が想像以上に足りなかったという、こちら側の事情です。
それでも「困った」を記録しておく価値はあると思っています。私自身が贈る側に回ったときに、この記憶がそのまま役に立ったので。以下は、生後5ヶ月までにいただいたものを振り返って、置き場所や扱いで頭を悩ませた4つのパターンです。
大きいものは、うちの床面積を先に確認する必要があった
一番悩んだのが、組み立てが要る大きめの品です。うちには、ベビージムと、床置きのバウンサーと、いただいたものではないですがベビーベッドがあります。これが同時にリビングに並ぶ時期がありました。
リビングは10畳ほどで、そこにソファとダイニングテーブル、私の在宅勤務用のデスクが既にあります。床に置く育児用品が3つ増えた時点で、人の動線が完全に変わりました。ダイニングからキッチンに行くのに、バウンサーをまたぐ必要がある。夜中に子どもを抱いて移動するとき、暗い部屋で足がベビージムの脚に当たったことが何度もあります。
これは贈ってくれた人には分かりようがない話です。うちの間取りを知らないんだから当然で、むしろ「大きくても使うものを」と考えてくれた結果でした。私が悪いのは、いただく前に置き場所のシミュレーションを一度もしていなかったこと。先に床の空きを測っておけば、置き方の相談を早めにできたはずです。実際、バウンサーは1ヶ月後に寝室に移して、そこで初めてちゃんと使う頻度が上がりました。
使う時期が半年先のものは、それまで保管する場所が要る
次に困ったのが、時期が先のものです。80サイズや90サイズの服、離乳食用の食器セット、1歳向けの絵本。どれもいずれ確実に使います。使うんですが、その「いずれ」までの半年から1年、どこかに置いておく必要がある。
うちのクローゼットは、大人2人の衣類と季節家電で既に埋まっていました。そこに子どもの先物在庫が加わる。しかも子どもの物は増え続けるので、収納の圧迫は一方通行です。生後3ヶ月のころ、押し入れの中段が完全に埋まって、扉が閉まらなくなりました。
それと、保管しているうちに存在を忘れます。離乳食を始めるときに新しく食器を買おうとして、注文する直前に「そういえばもらった気がする」と思い出して押し入れを探したことがありました。あのとき買っていたら、いただいたものを無駄にするところでした。もらった時点で記録を残しておかないと、忘れるほうが自然なんですよね。
重なるのは避けられないので、前提として考えたほうがいい
ガーゼのハンカチが最終的に30枚を超えました。3人からいただいて重なった結果です。おしりふきも箱で3つ重なった時期があります。
これは誰のせいでもありません。ガーゼもおしりふきも「何枚あっても困らない」と言われる定番で、実際その通りです。全部使いました。ただ、同時に届くと置き場所の問題になるという一点だけが厄介でした。おしりふきの箱を3つ積むと、玄関の三和土がかなり狭くなります。
この経験があるので、私は贈る側になったときに共通の友人へ「私はこれを贈る」と先に伝えるようにしました。それだけで被りはなくなります。もらう側から「これは足りている」と言い出すのは難しいので、贈る側同士で調整するほうが早い。
おむつについては、被る以前にメーカーの相性という別の問題がありました。うちの子は最初に使っていた銘柄だと横漏れしやすくて、生後2ヶ月で別のメーカーに変えています。同じサイズでも、脚回りのギャザーの形が合う合わないがあるらしい。いただいた1パックは開封前だったので、同じ時期に出産した親戚の家に回して使ってもらいました。肌に直接触れるものは、届いてから初めて合う合わないが分かるので、これはもう誰にも予測できない領域だと思っています。
名入れのものは、扱いを決めるのに一番時間がかかった
4つ目が、名入れや記念の要素があるものです。名前入りのタオル、手形を取るキット、月齢を記録するボード。
これは困ったというより、扱いに緊張するという表現が近いです。実用品として気軽に使っていいのか、しまっておくべきなのか。名入りのタオルを普通に使って毛羽立たせていいものか、しばらく判断がつきませんでした。結局うちは使う方向にして、日常的に洗濯しています。半年使った今、色は少し褪せましたが、そのほうが正しかったと思っています。
手形のキットは、生後2ヶ月の時点で1回失敗しました。子どもが手を握り込んでしまって、インクが指の間だけに付いた状態になった。予備の台紙が1枚しかなくて、2回目は慎重にやりました。この手のものは、やり直しがきかない前提で扱う必要があるのが地味に負担です。ありがたいけれど、置いておくだけで「早くやらないと」という気持ちが残り続ける。
結局、全部の答えが収納だった
4つのパターンを並べてみると、共通しているのは物の良し悪しではなく、置き場所と、何がどこにあるかの把握でした。ここが解決すれば、困っていたことの大半は消えます。
それで生後4ヶ月のときに、リビングに置く7段のチェストを買いました。幅73cmで完成品、引き出しが7つ。中が透けないタイプを選んでいます。
透けないことを条件にしたのは、リビングに置く以上、中身が見えると生活感が出るからです。透明の衣装ケースを一度検討したんですが、おむつのパッケージや色とりどりの肌着が透けて見えるのが気になりました。白い前面なら、来客時にそのままで済みます。
7段にしたのは、月齢とカテゴリで分けたかったからです。今使う肌着、次のサイズの服、ガーゼ類、おむつ、離乳食用品、記念品、という具合に段ごとの役割を決めました。「いずれ使うもの」を1段まるごと確保できたのが大きくて、押し入れの圧迫が一気に解消しています。
短所も書いておきます。まず値段が22,800円で、収納家具としては安くありません。次に、完成品で届くぶん梱包が巨大です。玄関を通すのに一度ドアストッパーを外しました。引き出しはプラスチックなので、いっぱいに詰めると開閉が少し重くなります。あと最下段は座らないと中が見えないので、使用頻度の高いものを入れると腰にきます。うちは最下段を記念品置き場にしました。
この経験が、贈る側に回ったときに効いた
同期に出産祝いを贈るときに、私が真っ先に外したのが大きいものと先物の服でした。理由は自分が置き場所で困ったからで、相手の家の間取りを知らない以上、床を使う品はリスクがある。
選んだのはおむつケーキです。中身がおむつとタオルなので、飾ったあとは全部消えます。消えるものは置き場所を奪わないという基準は、この半年で自分の中に完全に定着しました。
最後に
もう一度書いておくと、いただいたものはどれもありがたかったです。80サイズの服も、いずれ着ます。困ったのは全部、うちの収納設計と、記録を取っていなかった私の側の問題でした。
もし今から子どもが生まれる人がいるなら、お祝いが届き始める前に、収納の空きを1段ぶん先に作っておくことを勧めます。物が来てから場所を探すと、押し入れの扉が閉まらなくなります。うちがそうでした。
この記事は贈り物の個別記事です。内祝いで何に迷ったかの全体は出産内祝いで贈る側になった|半年で分かったことで振り返っています。

