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洗濯の担当が私に移ってから半年で、洗濯関連のグッズに使った金額を数えたら、3万円を超えていました。そのうち、今も使っているものは半分くらいです。残りは引き出しの奥か、もう捨てました。
買ってよかったものの記事はよく見ますが、外したものの記録はあまり残りません。自分でも忘れます。同じものをまた買いそうになったことが1回あったので、失敗したものを書き出しておきます。金額と、なぜ使わなくなったかを、思い出せる範囲で。
ピンチが40個ある角ハンガー
最初の失敗はこれです。1,800円くらい。
子どもの靴下とスタイが大量に出るので、ピンチが多いほうがいいと思って、40ピンチのものを買いました。理屈としては間違っていません。ピンチが多ければ、一度にたくさん干せます。
問題は、うちのベランダに掛ける場所がなかったことでした。うちのベランダは幅1.6mで、物干し竿は1本。そこに大人の服を干すと、角ハンガーを掛ける余地がありません。室内の物干しスタンドに掛けると、重さでスタンドが傾きました。
もうひとつ、40個のピンチに1つずつ洗濯物を留める作業が、思ったより時間を食います。スタイ40枚を留めて、乾いたら40枚外す。1回あたり5分以上かかりました。今は、スタイは全部乾燥機に入れています。
この失敗の原因は、干す場所を測らずに容量だけで選んだことです。道具の性能より、置き場所が先。このあと何度も同じ教訓に戻ることになります。
室内物干しのワイヤー
2つめ。壁に取り付けて、使うときだけワイヤーを引き出すタイプのものです。6,000円台でした。
これは、そもそも取り付けられませんでした。壁に穴を開ける必要があるからです。うちは賃貸で、しかも取り付けたい位置に下地の柱がありませんでした。石膏ボードだけの壁にワイヤーを固定して、洗濯物の重さがかかったら抜けます。
商品ページには「下地のある位置に取り付けてください」と書いてありました。読んでいなかった私が悪いです。開封してしまったので返品もできず、箱に入ったまま押し入れにあります。
下地センサーは1,500円くらいで買えるので、この手のものを検討するなら先に買っておくといいと思います。私はこの失敗のあとに買いました。順番が逆でした。
ジェルボール
3つめ。1袋で1,000円ちょっと。これは失敗というより、生活が変わって使えなくなったものです。
計量しなくていいのが便利で、子どもが生まれる前は使っていました。ただ、うちのドラム式だと、洗濯物の量が少ない日に溶け残ることがありました。取り出したときに、フィルムの切れ端がタオルに貼り付いている。冬場の水温が低い時期に多かったです。
もうひとつ、置き場所の問題があります。見た目がカラフルで柔らかいので、子どもが触れる場所には置けません。消費者庁からも誤飲についての注意喚起が出ています。うちはまだ生後5ヶ月ですが、動くようになる前に片付けました。洗面所の低い位置にあるものは、いずれ全部見直すことになります。
今は液体洗剤に戻して、計量キャップを使っています。手間は増えましたが、量を自分で決められるほうが結果的に良かったです。
シリコンの洗濯ブラシと、ミニ洗濯板
4つめと5つめは、まとめて書きます。合わせて2,000円くらい。
子どもの服の部分汚れを落とすために、シリコン製のブラシと、手のひらサイズの洗濯板を買いました。どちらも、うちでは出番がありませんでした。
理由は単純で、汚れた場所をこするより、水で流すほうが早いからです。うんちや吐き戻しの汚れは、固形物を落として、洗面所の水を勢いよく当てれば、ほとんど落ちます。こする作業が必要になるのは、乾いて固まってしまったときだけ。そして、乾いて固まる前に処理するようになったので、その場面が減りました。
洗濯板のほうは、木製のものを選んだのも失敗でした。洗面所に置きっぱなしにしていたら、湿気で表面が黒ずみました。水回りに木を置くのは、こまめに乾かせる人向けです。私は無理でした。
判断が難しかったもの
失敗と言い切れないけれど、微妙なものもあります。
洗濯機の下に敷く防振マット。3,400円でした。脱水中の振動が気になって買ったんですが、効果があったのかどうか、正直よく分かりません。設置のために洗濯機を持ち上げる必要があって、業者に頼むと別料金。友人に手伝ってもらって自分でやりました。
敷いたあと、振動が減った気はします。ただ、比較のために元に戻すわけにもいかないので、検証できません。戻せない変更は、効果が測れないというのが、このとき学んだことです。プラシーボの可能性を否定できない状態で、3,400円が高いか安いかは判断がつきません。
もうひとつが、洗濯物を運ぶランドリーバスケット。2,600円。これは今も使っていますが、サイズを間違えました。大きすぎて、満杯にすると私でも持ち上げるのがつらい。持てる量に合わせて容量を選ぶべきでした。今は半分までしか入れていないので、容量の半分が無駄になっています。
逆に、これは残った
失敗ばかり書いたので、残ったものも書きます。
ひとつは、すべらないハンガーです。針金ハンガーと100円のプラスチックハンガーを全部処分して、20本セットに入れ替えました。肩に跡が付かなくなったのと、クローゼットの中で厚みが揃うので、掛かる本数が増えます。
1本240円なので安くはありませんが、毎日必ず使うものにはお金を払っていいというのが、失敗を重ねて出た結論です。角ハンガーもワイヤーも、使う場面が限定されるものでした。ハンガーは1日も欠かさず使います。
もうひとつ、意外に残ったのが、旅行用として売られているポーチのセットです。
買ったときは帰省で使うつもりでした。ただ、うちでは今のところ、洗面所と寝室で使っています。大きいメッシュのポーチに、洗ったあとの子どもの肌着をサイズ別に入れる。小さいほうには、外出のときの替えのスタイとガーゼを入れて、そのままバッグに放り込む。
良かったのは、ポーチごと洗えることです。うちのものは薄いナイロンとメッシュで、汚れたら洗濯機で洗っています。子どもまわりの布ものは、いずれ何かがこぼれるので、洗えるかどうかが実質的な条件でした。中身が見えるメッシュも、探す手間が減るので効いています。
不満もあります。まず、セットのサイズ配分が使い方と合いません。うちが欲しいのは中くらいのサイズが3つなんですが、実際は大・中・小・靴用などが1つずつ。大きいものは使っていません。それと、生地が薄いので、角のあるものを入れると当然メッシュが伸びます。硬いものを入れる用途には向きません。
あと、旅行用として買った人の口コミを見ると、圧縮できるタイプを求めていた人には物足りないようです。うちは圧縮しないので気になりませんが、本来の用途で選ぶなら、その辺は分かれると思います。約2,980円で6個か7個入っているので、単価としては納得しています。
失敗に共通していたこと
並べてみると、外したものには共通点がありました。
ひとつは、置き場所や取り付け場所を測らずに買ったもの。角ハンガーとワイヤーがこれです。合わせて7,800円。買う前に5分測れば防げました。
もうひとつは、使う場面が月に数回以下のもの。洗濯板とブラシがこれです。頻度が低い道具は、置き場所を取るわりに手が伸びません。そして、置き場所を取るということは、毎日使うものが取り出しにくくなるということでもあります。
3つめは、生活が変わることを織り込んでいなかったもの。ジェルボールは、子どもがいなければ今も使っていたと思います。今の生活に合っていても、半年後に合わなくなるものがある。特に子どもがいる家では、動くようになる、手が届くようになる、というタイミングで前提が変わります。
今は、洗濯グッズを買うときに3つ自問しています。置く場所は測ったか。週に何回使うか。半年後も同じ使い方をしているか。この3つを通ったものだけ買う。それでも外すことはありますが、3万円のうち半分が無駄になる、という状態からは抜けました。
ちなみに、押し入れに眠っているワイヤーは、いつか持ち家に住むことがあれば使うつもりです。使う日が来るかどうかは分かりません。
この記事は洗濯道具の個別レビューです。3人分になって何を変えたかは洗濯の道具を入れ替えた|3人分になって変えたことにまとめています。

