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漂白剤で一度失敗しています。白いシャツの襟に、塩素系を薄めて部分的に使ったら、その部分だけ白さが変わって境目が線になりました。白物だから大丈夫だろうと思っていたんですが、そういう問題ではなかった。子どもが生まれてスタイや肌着の汚れを落とす機会が増えたので、そこから漂白剤の種類を調べ直しました。色柄物に使えるものと使えないものは、パッケージの表示ではっきり分かれています。うちで使っているものと、選ぶときに見る場所を書いておきます。
塩素系と酸素系で、まず線が引かれる
家庭用の漂白剤は、大きく塩素系と酸素系に分かれます。この2つは用途が違うというより、使える対象が違います。
塩素系は、白物専用です。色柄物に使うと色が抜けます。うちの失敗は、白いシャツに使ったので色は抜けなかったものの、生地の風合いが変わって境目が見えるようになりました。部分的に使うのに向いていないという意味では、同じ失敗だと思います。
酸素系は、色柄物に使えるものが多いです。ただし、酸素系のなかでもさらに2種類あって、ここが分かりにくい。粉末タイプは過炭酸ナトリウムが主成分で、水に溶けると弱アルカリ性になります。液体タイプは過酸化水素が主成分で、弱酸性です。
この違いが効いてくるのが、毛と絹でした。弱アルカリ性の粉末タイプは、ウールやシルクには使えないと注意書きに書かれていることが多いです。妻のニットで使いかけて、パッケージを読んで止めました。毛や絹を扱うなら液体タイプ、それ以外は粉末、というのがうちの分け方です。
いちばん確実なのは、洗濯表示と、漂白剤側のパッケージの両方を見ることです。衣類側には、漂白の可否を示す三角のマークが付いています。三角に斜線が入っていれば漂白剤は使えない、三角の中に斜線が2本入っていれば酸素系のみ、という決まりになっています。
粉末の酸素系を選んだ理由
うちが常備しているのは、過炭酸ナトリウム100%の粉末です。無添加のもので、洗濯にも掃除にも使えます。
買うときに悩んだのが容量でした。同じメーカーで3kgと24kgがあって、24kgは7,000円弱。単価で計算すると、24kgのほうが1kgあたり300円を切ります。3kgだと1kgあたり500円を超えるので、数字だけ見れば大袋の勝ちです。
それでも、うちは大袋を選びませんでした。理由は保管です。24kgは、2LDKの賃貸に置き場所がありません。それに、過炭酸ナトリウムは湿気を吸うと固まります。開封後に1年以上かけて使うことになると、後半の品質が読めない。うちの使用量は、洗濯槽の掃除と衣類のつけ置きを合わせて月に500g前後です。24kgだと4年かかります。
ここは、単価より回転を優先しました。大家族で、掃除にも大量に使うなら大袋が合理的だと思います。うちは3人で、収納が足りない。数字が有利でも、置けなければ意味がありませんでした。
不満を挙げるなら、粉末は計量が面倒です。液体のようにキャップで量れないので、スプーンが要る。うちは大さじで代用していますが、正確ではありません。つけ置きの濃度が毎回ぶれるのは気になっています。
つけ置きのやり方と、失敗した温度
スタイの離乳食の跡や、肌着の黄ばみに対して、うちがやっているのはつけ置きです。
洗面器にお湯を張って、粉末を溶かし、30分から1時間ほど置いてから洗濯機に入れます。分量は製品の表示に従っていて、うちの場合はお湯4Lに対して大さじ2杯くらい。溶かすときにお湯を先に入れて、あとから粉を入れるほうがよく溶けました。
失敗したのが温度です。過炭酸ナトリウムは水温が低いと働きが鈍くなると説明されていることが多く、それを読んで熱いお湯を使えばいいと思い込みました。実際にやってみたら、洗面器の中で一気に泡が出て、そのぶん早く終わってしまう。しかも、熱いお湯は衣類側が耐えられません。子どものスタイのマジックテープ部分が縮みました。
いまは40度から50度くらいのお湯にしています。給湯器の設定で作れる温度で、手を入れられる範囲。ここに落ち着いてからは、時間を長めに取るほうを調整しています。
注意点として、金属の付いたものは避けています。金属ボタンやファスナー、スナップの部分が変色することがあると書かれていました。子どものロンパースはスナップが多いので、つけ置きの対象からは外しています。
洗濯槽の掃除に使うときの話
過炭酸ナトリウムは、洗濯槽の洗浄剤としても使えます。うちも一時期、大袋から量って使っていました。
いまは1回分ずつ小分けになった製品に切り替えています。理由は単純で、計量が面倒になって頻度が落ちたからです。月1回のペースを守るには、袋を開けて入れるだけ、という形のほうが確実でした。
単価は明らかに損をしています。小分けのものは1回あたり840円ほど、大袋から量れば200円もかかりません。それでも切り替えたのは、続かなければ意味がないと判断したからです。ここは合理性より、自分の面倒くさがりに合わせました。
ドラム式の場合、槽洗浄コースがあるかどうかも確認したほうがいいです。うちの機種には11時間かかるコースがあって、粉末を入れて回すだけで完結します。コースがない機種で自己流にやると、泡が多すぎて溢れることがあるようです。
色柄物で実際に試した範囲
使えると書いてあっても、手持ちの服で全部試したわけではありません。うちで実際につけ置きしたのは、子どもの綿100%のスタイとガーゼ、大人の綿のTシャツ、それに白いタオルくらいです。
色柄のあるスタイは、いまのところ色の変化を感じていません。ただ、濃い色のものは目立たない場所で先に試すようにしています。1枚だけ、内側の縫い代の部分に少量つけて30分置いて、色が移らないか見てから本番に入る。面倒ですが、失敗すると1枚まるごと使えなくなるので、この確認はやめられません。
逆に、試していないのが妻のニットとブラウスです。素材表示に毛や絹が入っているものは、粉末タイプの対象から外しました。液体の酸素系なら使えるものが多いと紹介されていますが、うちはそこまで頻度がないので、その都度クリーニングに出す判断にしています。
撥水加工や防水加工のあるものも避けています。子どものお食事エプロンがそれで、洗濯表示に漂白剤の使用不可を示すマークが付いていました。素材ではなく加工で判断が変わるものがあるので、結局のところ表示を見るのが一番早いです。
絶対にやらないと決めていること
安全面で、うちがルールにしていることが2つあります。
- 塩素系と、酸性タイプの製品を一緒に使わない。混ぜると有害なガスが出る
- 漂白剤同士を継ぎ足したり、別の洗剤と混ぜて保管したりしない
1つ目は、パッケージに大きく「まぜるな危険」と書かれているとおりです。塩素系の漂白剤と、酸性の洗浄剤を同時に使わない。時間をずらしても、同じ場所に残っていれば起きうるので、うちは塩素系そのものを常備しないことにしました。半年以上、必要になった場面はありません。
2つ目は、詰め替えボトルを整理していたときに気づいたことです。中身の分からないボトルが残っていると、いつか混ざります。ラベルを貼って中身を明示するようにしてから、この不安がなくなりました。
最後に
色柄物に使えるかどうかは、感覚ではなくパッケージと洗濯表示に書いてあります。私は最初、それを読まずに「白物だから平気だろう」で判断してシャツを1枚だめにしました。読めば1分で分かることでした。
いまは粉末の酸素系を1袋だけ置いています。3kgで1,600円くらい、月に500gほど使うので半年でなくなる計算です。24kgの大袋は単価では圧勝ですが、置き場所と湿気を考えて見送りました。安さの計算に、保管のコストを入れ忘れないほうがいいと思います。
この記事は洗濯道具の個別レビューです。3人分になって何を変えたかは洗濯の道具を入れ替えた|3人分になって変えたことにまとめています。

