感染症をもらってくる前提|家の備え

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保育園に通い始めると子どもはよく体調を崩す、という話は入園準備を始めてから何度も目にしました。うちはまだ入園していません。生後6ヶ月の子どもを2027年4月の0歳児クラスに入れたくて、いま申し込みの準備をしている段階です。

だから「実際にこうだった」とは書けない。書けるのは、そうなる前提で家の備えを組み直したという話です。買ったものと、その使い勝手。それから、備えを考えるうえで自分に引いた線について。医学的な話は書きません。症状や対処の判断は、素人がブログで断定していい領域ではないので。

備えは「病気の知識」ではなく「段取り」の問題として考えた

最初に自分の中で整理したのがここです。どの病気にどう対応するか、というのは調べても私には判断できません。受診が必要かどうかも、実際に子どもを見た医師にしか分からない。だから私が準備できるのは、体調を崩したときに慌てなくて済む段取りのほうだと割り切りました。

具体的には4つです。数値を測る道具があること。夜間や休日に相談できる先を把握していること。仕事を止める手順が決まっていること。看病中に家事が回ること。この4つなら、医学的な判断を含まずに準備できます。

調べていて印象に残ったのは、園に登園できない基準が園ごとに決められているという点でした。体温が何度以上なら預かれない、といった目安が入園のしおりに書かれている場合があるようです。これも園によって違うので、確定するのは入園説明会の後。ただ数字で線が引かれている以上、その数字を正確に測る道具は要るということは、いまの段階でも分かります。

非接触の体温計を買った

そこで買ったのが、おでこにかざして測る非接触型の体温計です。1秒で表示が出るタイプで、医療機器認証を取得しているという表記のあるもの。3,312円ほどでした。

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買った理由は単純で、寝ている子を起こさずに測りたかったから。うちには脇に挟む予測式の体温計がもともとあるんですが、これは脇をきちんと閉じないと正しい値が出ません。生後6ヶ月の子どもに、寝たまま脇を閉じさせるのは無理です。夜中に何度か試して、そのたびに起こしてしまって、これは道具を変えるしかないと判断しました。

2ヶ月ほど使った感想を書きます。良かったのは速さで、額から数センチ離してボタンを押すと本当にすぐ数字が出ます。寝ている子の額にかざして、起きない。これだけで買った価値はありました。ボタンを押したときの電子音が消せる設定があるのも、夜中には効きます。

正直に書くと、数値はぶれる

ここが一番書いておきたい部分です。非接触の体温計は、条件によって数値がぶれます。私が実際に経験した範囲でいうと、次のような場面で値が動きました。

風呂上がりに測ると高めに出ます。額が温まっているので当然といえば当然です。逆に、冬場に外から帰ってきた直後は低めに出ました。それから、額に汗をかいているときも低めに出る。汗が蒸発するときに熱を奪うからだと思います。

脇で測る体温計と比べると、うちの環境では0.2度から0.4度くらいの差が出ることが多かった。どちらが正しいという話ではなく、測っている場所が違うので違う数字が出るということだと理解しています。取扱説明書にも、測定部位によって数値が異なる旨の記載がありました。

だから、うちでは使い分けています。日常のチェックは非接触で、数値が普段と違ったときや、記録として残す必要があるときは脇で測り直す。非接触の体温計は「いつもと違うかどうか」を素早く見るための道具で、確定値を出す道具として頼り切るものではない、というのが2ヶ月使った結論です。

他の不満も書いておきます。測定距離がシビアで、離しすぎても近づけすぎても値が変わります。だいたい3cmから5cmと説明書に書いてあって、目測でやると案外ずれる。慣れるまで1週間くらいかかりました。それと、電池が単4を2本使うタイプで、これは予備を常備しておかないと、いざというときに切れます。実際に一度切れました。深夜0時に。

体温計以外に用意したもの

道具の話をもう少し。まず、電池の予備。これは前述の失敗からです。単4を4本、体温計と同じ引き出しに入れています。

次に、汚れ物対策。吐いたり漏らしたりしたときのために、ビニール袋と使い捨ての手袋、それから防水のシーツを買い足しました。防水シーツは2枚。1枚だと洗っている間に予備がなくなります。ここは洗濯が追いつかない前提で数を持つべきところだと思っています。

あとは、大人の食事です。看病の日に料理をする余裕はないはずなので、レトルトと冷凍のストックを常に何食分か置いておく運用にしました。これは防災の備蓄とほぼ同じ考え方で、日常的に食べながら補充するローリングストックにしています。子どもの分については、その時の状況次第としか書けません。何を食べさせるかの判断は、私が書ける領域ではないので。

連絡先と制度を先に調べておく

モノ以外の備えとして、いくつか確認しました。まず、住んでいる自治体の小児救急の相談窓口です。全国共通の電話相談があることは知っていましたが、対応時間や、地域ごとの窓口が別にあるかどうかは自治体によって違うようでした。うちの市のサイトに載っている番号を、冷蔵庫に貼ってあります。

それから、かかりつけになりそうな小児科の場所と診療時間。土曜にやっているか、平日の何時まで受け付けているか。これは調べるのに5分もかからないのに、必要になった瞬間には調べる余裕がない類の情報です。

制度の面では、子どもの看病のために取れる休暇の枠組みがあることを調べました。ただ、この領域は法改正が入っていて、対象になる子どもの年齢や日数の扱いが変わっている部分があります。正確なところは勤務先の就業規則と、厚生労働省が出している資料で確認すべきで、私がここに数字を書いて断定するのは避けます。私自身、まず自分の会社の規則を読み直すところからやりました。

病児保育についても調べ始めています。これも自治体ごとに制度の名称も定員も条件も違う。事前登録が必要な場合があって、登録から利用可能になるまでに日数がかかることもあるようです。入園が決まってから慌てて手続きすると間に合わない可能性があるので、ここは早めに窓口で聞くつもりでいます。

いまの段階で言えること

実際に園に通い始めたらどうなるかは、まだ何も分かりません。想像しているより大変かもしれないし、案外平気かもしれない。そこは通ってみないと書けない部分です。

ただ、道具を買って使い方に慣れておくことと、連絡先を貼っておくことは、いまできます。非接触の体温計に慣れるのに1週間かかったという事実が、私にとっては一番の収穫でした。これが必要になった当日に開封していたら、測定距離がずれた数字を見て焦っていたと思います。

もう一つ、仕事の側の備えも書いておきます。子どもが体調を崩したら、その日の稼働は読めません。だから普段から、自分しか状況を知らないタスクを減らすようにしました。作業の途中経過をこまめに共有して、手元で止まっている変更をためない。急に半日抜けても他の人が拾える状態にしておく、というだけの話ですが、これが一番効く備えかもしれないと思っています。道具は3,000円で買えますが、この状態は普段の積み重ねでしか作れない。

妻とも、どちらが休むかの決め方を先に話しました。その日の予定の重さで毎回相談する、という形にすると、体調が悪い朝に交渉が始まります。それは避けたいので、基本は交互、動かせない予定がある側が申告する、という緩いルールを置きました。運用してみないと分かりませんが、ゼロから決めるよりはましなはずです。

電池が切れたのも、いま切れてよかった。何もない平日の夜だったので、翌日に買い足して終わりました。備えというのは、こういう小さい失敗を先に済ませておくことなんだろうと思っています。

この記事は保育園の準備の個別記事です。申し込みまでに調べたこと全体は保育園の準備を始めた|0歳児クラスの数え方を間違えたで整理しています。

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