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うちの子はまだ生後5ヶ月なので、机に向かうのはずっと先です。それでも先にデスクライトを調べているのは、リビングの一角に低い机を置く計画があって、そこに何を置くか決めておきたかったから。買ってから考えるより、先に条件を整理しておいたほうが安く済むというのが、この1年で家じゅうの照明を替えてきた実感です。
この記事は、実際に子どもが使った体験談ではありません。調べたことと、自分が仕事用のデスクライトを使ってきて分かっていることを合わせて、どう選ぶかを整理したものです。使ってみないと分からない部分は、分からないと書きます。
「目に優しい」という表記には、統一された基準がない
まず引っかかったのがここでした。子ども向けのデスクライトを検索すると、ほぼ全部の商品名に「目に優しい」と入っています。ただ、この言葉が何を指しているのかは商品によって違う。
説明を読んでいくと、だいたい次のどれかを指していることが多いようです。ちらつき(フリッカー)が少ないこと、光が直接目に入らないよう配光が工夫されていること、青みの強い成分が抑えられていること、演色性が高いこと。どれも別々の話で、まとめて「目に優しい」と呼ばれている状態でした。
照明と目の疲れの関係については、いろいろな説明が出回っています。ただ私は専門家ではないですし、家庭で検証できることでもない。だからこの記事では、「〜とされている」という書き方以上のことは書きません。効果を断定した商品説明を見かけたら、そこは差し引いて読んだほうがいいと思っています。
数字で確認できることから決める
断定できないことは置いておいて、仕様表で確認できる項目から絞り込むことにしました。
ひとつめが明るさです。JISの照度基準では、勉強や読書をする机の上について、一般的な居室よりかなり高い水準が示されています。学習向けの目安としてよく引かれるのが500〜1,000ルクスあたり。天井のシーリングライトだけだと机の上は数百ルクスに届かないことも多いので、手元に1台足すという発想自体には根拠があります。
ふたつめが照らせる範囲。ルーメンの数字が大きくても、光が狭い範囲に集中していれば机全体は暗いままです。製品ページに「何cm×何cmの範囲を照らす」と書いてあるかどうかは、けっこう良い判断材料でした。書いていない製品は、そこを測っていないか、書けない数字なのだと思います。
ちらつきについても、確認できる形で書いてある製品とそうでない製品があります。LEDは交流を直流に変換して光らせているので、変換のしかたによっては目に見えない速さで明滅するとされています。スマホのカメラを向けて画面に縞模様が出るかどうかで、ある程度は分かる。私は自分の仕事机のライトで一度試して、縞が出ないことを確認しました。子ども用を買うときも、届いたらまずこれを見るつもりです。ただ、縞が出ないから目に良い、という話ではありません。あくまで仕様の確認です。
3つめが色温度を変えられるかどうか。お絵かきをするなら色が正しく見えたほうがいいので白めの光、夜に絵本を読むなら落ち着いた色。1台で切り替えられるほうが、置き場所を増やさずに済みます。
コードレスという選択肢を調べてみた
子ども用として気になったのが、充電式のコードレスタイプです。楽天で2,750円ほどで売られている、学習用の充電式スタンドライトを候補にしています。
コードレスを候補にした理由は、子どもがいる家ではコードが単純に危ないからです。うちはまだハイハイもしていませんが、いずれ机の脚まわりを歩き回る時期が来る。足を引っかけてライトごと倒す、という事故の可能性を最初から消せるのは大きい。
それに、置き場所を固定しなくていい。リビングの机で使って、そのままダイニングテーブルに持っていける。子どもが小さいうちは「机で作業する」場所が決まらないと思うので、動かせることの価値は高いと考えました。
一方で、コードレスには明確な弱点もあります。調べた範囲で分かっているのは次のあたりです。
- バッテリーは消耗品で、数年で持ち時間が短くなるとされている
- 製品によっては、バッテリー駆動時は最大の明るさが出ない、または最大にすると持ち時間が極端に短い
- 充電を忘れると、使いたいときに使えない
特に2つめは注意が必要だと思っていて、カタログの「最長◯時間」は一番暗い設定での数字であることが多い。実際に勉強で使う明るさで何時間持つのかは、書かれていないことが多いんですよね。ここは買って測ってみないと分からない部分です。
そして充電忘れについては、うちが以前コードレスの掃除機で経験しています。充電台に戻すという動作が一手増えるだけで、運用は崩れる。デスクライトなら、使わないときは挿しっぱなしにできる製品を選ぶのが現実的だと思います。
据え置きなら、こういう選び方になる
逆に、コードの取り回しが問題にならない場所に固定するなら、電源直結のほうが素直です。Amazonで見かけるLeproのデスクライトのように、DCアダプター付きで800ルーメン超と明るさを明記しているタイプ。バッテリーの劣化を考えなくていいぶん、長く使えます。
ここでも私が見るのは明るさの数字と、アームが動くかどうかです。アームが動かないライトは、机のサイズが変わったときに使えなくなる。子どもの机は、低い机から学習机へと何度か変わるはずなので、光の向きを変えられることは条件に入れています。
置く位置のほうが、たぶん製品選びより重要
調べていて何度も出てきたのが、置く位置の話でした。右利きなら左前方から、左利きなら右前方から光を当てる。理由は単純で、書いている手の影がノートに落ちないようにするためです。
これは自分の作業机でも実感していることで、私は右利きなんですが、以前ライトを右側に置いていたときは、手帳に書き込むと常に自分の手の影が文字にかかっていました。左に移しただけで、その不快感が消えた。デスクライトの性能差より、この配置のほうが効いたと思っています。
高さも同じ話で、光源の位置が低すぎると、座ったときに直接目に入ります。子どもは大人より座高が低いので、大人の机で問題なかった高さがそのまま使えるとは限らない。ここは実際に子どもを座らせて確かめるしかない部分だと思っていて、だからこそ高さと角度を後から調整できる製品のほうが安全だという結論になりました。固定式の安いものを買って、角度が合わずに使わなくなるほうが、結果的に高くつきます。
もうひとつ、机の上のライトだけを点けて、部屋の照明を消した状態にはしないほうがいいとされています。明るいところと暗いところの差が大きいと目が疲れやすい、という説明をよく見かける。うちも、机のライトを使うときは天井を弱めに点ける前提で考えています。真偽を自分で確かめられる話ではないので、そういう説明がある、というところまでです。
いま決めていること、決めていないこと
決めているのは、子どもが机に向かい始めたら手元に1台足すこと。色温度が変えられて、アームが動いて、照らせる範囲が明記されているものを選ぶこと。そしてライトを買うより先に、置く位置を決めること。
決めていないのは、コードレスにするかどうかです。倒しても危なくないというメリットと、バッテリーが数年で弱るというデメリット。どちらを取るかは、机を置く場所が確定してから決めます。2,750円という価格なら、まず1台試して、合わなければ据え置き型を買い足すという進め方もできる。そのくらいの気持ちでいます。
この記事は照明の個別記事です。家の明かりを1年でどう変えたかは家の照明を1年かけて変えた|明るさより配置で振り返っています。

