ハンガー|統一するかどうかで悩んだ

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ハンガーを統一するかどうかで、3ヶ月くらい迷いました。クローゼットの中には、クリーニング屋のワイヤーハンガーが十数本、無印で買った木製が4本、太いプラスチックが20本くらい。ばらばらでも服はかかるので、機能的には困っていません。困っていないのに気になる、という状態が続いていました。結局は部屋干しが増えたことで踏み切ったんですが、統一してよかったところと、正直そこまでではなかったところの両方があります。迷っている人向けに、その内訳を書いておきます。

「揃えたい」の中身が何なのか分からなかった

最初、自分が何を解決したいのかが言語化できていませんでした。

SNSで見るクローゼットの写真は、全部同じハンガーが等間隔で並んでいて気持ちがいい。でも、あれは見た目の話です。うちのクローゼットは扉を閉めれば見えない。見た目のために1万円を使うのかと考えると、手が止まりました。仕事柄、費用に対して何が返ってくるのかがはっきりしないと決められないタチなんですよね。

迷っている間に、実際に困っている場面を書き出してみました。出てきたのは3つです。ワイヤーハンガーにかけたニットの肩に跡がつくこと。太いハンガーが場所を取ってクローゼットに入る枚数が減ること。そして、部屋干しから取り込んだあと、干し用のハンガーから収納用のハンガーにかけ替えていること。

3つ目が一番重かったです。子どもが生まれてから部屋干しが週7回になり、そのたびに大人の服を10枚前後かけ替えていました。1枚10秒として、週に1,000秒。10分以上を「かけ替え」だけに使っている計算になります。

薄型に寄せると決めた理由

解きたいのが「かけ替えをなくすこと」だと分かってからは早かったです。干すときと収納するときで同じハンガーを使えばいい。つまり、干せる形で、そのままクローゼットに入る厚みのものを選ぶ。

候補になったのが、表面に滑り止め加工がある薄型のハンガーでした。針金に樹脂コーティングをしたタイプで、厚みが1cm弱。1本あたりの単価は、まとめ買いで100円前後から。

【並行輸入品】 マワハンガー MAWA 10本 20本 30本 50本 100本 セット エコノミック 40cm 36cm 30cm 46c

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10本セットで1,300円ほどのものから、50本、100本と単位が選べます。うちは最初に10本だけ買って1ヶ月試し、問題なさそうだったので30本追加しました。いきなり50本買わなかったのは、以前ハンガーを一気に揃えて失敗しているからです。

その失敗というのが、独身のころに買った太いプラスチックのハンガー20本でした。肩のカーブがしっかりしていて、ジャケットにはよかった。ただ、うちのクローゼットのパイプは有効幅が90cmしかなくて、厚みのあるハンガーだと20本ちょっとで埋まります。薄型に替えたら、同じ幅に35本入りました。単純に1.7倍。この差を先に計算しておけばよかったと、いまでも思います。

統一してよかったこと、そこまででもなかったこと

よかったのは、やはりかけ替えが消えたことです。部屋干しのハンガーをそのまま持ってクローゼットに移すだけ。取り込みが体感で半分以下になりました。

もうひとつ、厚みが揃ったことで、物干しにかけたときの間隔が一定になりました。ばらばらだったころは、太いハンガーの隣に薄いのが並んで、間隔が詰まったところだけ乾きが遅い。乾いていないシャツを1枚だけ干し直す、というのが月に何回かありました。いまはそれがありません。乾燥の速さそのものより、乾き方が読めるようになったのが助かっています。

逆に、期待したほどでもなかったのが見た目です。揃えた直後は確かに気持ちがいいんですが、1ヶ月経つと何も感じなくなりました。統一を「気分がよくなること」目的でやると、たぶん割に合いません。

それと、滑り止め加工のハンガーは万能ではありませんでした。うちで使えなかったのが2種類あります。厚手のニットは、肩の細い部分に重さが集中して、跡はつかないもののラインが崩れました。冬物のコートも、重さでハンガーが少ししなります。この2つ用に、肩幅の広い太いハンガーを4本だけ残しました。全部を1種類にするのは、うちの服の構成では無理でした。

本数とサイズを決めるときに測ったこと

買う前に測ったのは2つ。クローゼットのパイプの有効幅と、自分と妻の服の肩幅です。

ハンガーの長さは40cmと36cmが一般的で、私は40cm、妻は36cmにしました。同じサイズで揃えたほうが見た目は整いますが、36cmに私のシャツをかけると肩が余って袖の付け根が落ちます。逆に、妻のブラウスを40cmにかけると肩が張って形が崩れる。ここは統一しないほうが正解でした。色を変えておくと、取り込むときにどちらの服か迷いません。

本数は、パイプの有効幅90cmに対して、薄型なら1本あたり2.5cmくらいで計算しました。ぎっしり入れると出し入れがしづらいので、7割で運用する前提にして、大人2人分で40本。ここに部屋干し用の予備を10本足して、合計50本に落ち着いています。

子ども用は別に考えました。生後6ヶ月の服は小さいので、大人用の40cmにかけると襟から抜けます。ベビー用の25cm前後のものを10本だけ用意しました。これは大人用と揃えようがないので、最初から別枠にしたほうが早いです。

半年でへたった場所

薄型ハンガーの弱点は、半年でだいたい見えました。

まずフックの根元です。針金にコーティングをしてあるタイプは、フックを持って服ごと勢いよく引き抜くと、少しずつ角度が開いていきます。うちは40本のうち3本が、パイプにかけたときにわずかに傾くようになりました。使えないほどではないものの、並べたときに1本だけ浮いて見えます。

次にコーティングの表面。肩の頂点、つまり服の重さが一番かかる場所が、白っぽく擦れてきました。滑り止めとして機能しているかというと、いまのところ服は落ちません。ただ、この調子だと2〜3年で滑るようになる気がしています。並行輸入品を安く買っているので、まとめて買い替える前提で考えるつもりです。

逆に、まったく問題がないのが本体のしなりでした。シャツやカットソーの重さでは変形しません。しなったのはコートをかけたときだけで、これは用途外の使い方をした自分の責任です。

迷っている人が先に決めたほうがいいこと

私がもっと早く決めておけばよかったのは、統一の目的をどちらかに絞ることでした。

  • 収納枚数を増やしたい → 厚みの薄いものを選ぶ。見た目は二の次でいい
  • かけ替えをなくしたい → 干す場所と収納で同じものが使えるかで選ぶ
  • 服の型崩れを防ぎたい → 全部は揃わない前提で、服の種類ごとに分ける

この3つは同時には満たせません。うちは2番目を優先して、3番目は4本だけ例外を作る形で妥協しました。全部を1種類で解決しようとすると、たぶんどこかで無理が出ます。

費用は、最終的に40本で5,000円ほど。1本125円くらいです。安くはないですが、毎週10分のかけ替えが消えたことを考えると、半年で元は取れた感覚があります。

最後に

ハンガーを統一するかどうかは、見た目の問題に見えて、実際は動線の問題でした。うちの場合、干す・取り込む・しまうの3工程が2工程になったのが答えです。クローゼットが見えない位置にあるなら、揃った見た目そのものは思ったより効きません。

もし少しずつ試すなら、10本から始めるのをおすすめします。1ヶ月使えば、自分の服に合うかどうかも、何本必要かも分かります。うちは最初の10本の時点で「これは合わない服がある」と気づけたので、無駄が4本分で済みました。

この記事は洗濯道具の個別レビューです。3人分になって何を変えたかは洗濯の道具を入れ替えた|3人分になって変えたことにまとめています。

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