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バスタオルの買い替え時期を、これまで一度も決めていませんでした。破れるまで使う。それが基準といえば基準です。でも実際には、破れる前にごわつくし、吸わなくなるし、乾きが悪くなる。判断のタイミングがないから、なんとなく使い続けていました。
子どもが生まれて洗濯の量が倍近くになったのをきっかけに、1年で全部入れ替えると決めました。決めてからのほうが、結果的に安く済んでいます。理由を書きます。
ごわつく理由が分かっていなかった
タオルが硬くなるのは、パイルと呼ばれるループ状の糸が寝てしまうからです。洗濯と乾燥を繰り返すうちに、繊維が寝たまま固まる。柔軟剤を使うと表面は柔らかくなりますが、今度は水を弾く方向に働くので吸水が落ちる。
うちは長いこと、ごわついたら柔軟剤を増やす、という対処をしていました。これが完全に逆でした。柔らかくはなるけど、拭いても水が残る。子どもを拭くときに、何度も拭き直すことになっていたのは、たぶんこれが原因です。
いま柔軟剤はタオルには使っていません。かわりに、洗濯機から出したら数回強く振ってから干すようにしました。パイルが立つらしいです。これは実際に効いていて、乾いた後の手触りが変わりました。ゼロ円でできることなので、先にこれを試すべきでした。
大判をやめて小さめにした
もうひとつ大きく変えたのが、サイズです。以前は60×120cmくらいの一般的なバスタオルを使っていました。ふわっと包める大きさ。これをやめて、幅の狭い速乾タイプに替えました。
きっかけは干す場所でした。子どもの服が増えて、洗濯物が1日あたり2倍近くになった。うちはベランダが狭くて、竿が2本しかありません。大判のバスタオルは1枚で竿を50cm以上占領します。3人ぶんで150cm。これだけで竿の半分が埋まる。
小さめのタオルに替えたら、1枚あたりの占有幅が半分以下になりました。同じ竿に子どもの肌着が並べられる。これが替えた最大の理由で、拭き心地の話ではなかったです。
買ったのは、マイクロファイバー系のヘアドライにも使える小さめのタオルで、1枚880円くらいのもの。まとめ買いで6枚揃えました。
使ってみると、吸水は問題ありませんでした。というより、綿のタオルより速く吸います。マイクロファイバーは繊維が細いぶん、水を抱え込む面積が大きいらしい。髪を拭くときは、こちらのほうが明らかに早く乾きます。
乾燥も速いです。うちのベランダで、朝干して夕方には完全に乾いている。綿の大判だと、冬場は翌日まで湿っていることがありました。この差は大きい。
ただ、好みは分かれると思う
不満もはっきりあります。ひとつは、包まれる感じがないこと。風呂上がりに大判のタオルで体を覆う、あの感覚が好きな人には、小さめのタオルは物足りないはずです。うちの妻は最初「小さい」と言っていました。いまは慣れたそうですが、積極的に良いとは思っていないみたいです。
もうひとつが、体を拭き終わるころには湿ること。容量が小さいので当然です。私は髪と顔を拭いてから体を拭く順番にしていますが、最後のほうは水を押し広げている感覚があります。大判1枚で全部足りていたのが、ぎりぎりになった。
それと、マイクロファイバーは肌ざわりが綿と違います。少し引っかかる感じがある。うちは大人はこれでいいことにして、子どもを拭くタオルだけは綿のガーゼタオルを別に用意しました。生後5ヶ月の肌に、繊維が引っかかる素材を使うのは避けたかったので。ここは分けています。
あと、マイクロファイバーは熱に弱いです。乾燥機の高温で縮んだり、繊維が傷んだりする。うちは基本的に自然乾燥なので問題になっていませんが、乾燥機を毎回使う家だと寿命が短くなると思います。
1年で入れ替えると決めた
で、本題の周期の話です。うちは1年で全交換にしました。
理由は、判断に迷わなくなるからです。ごわついたかどうか、吸わなくなったかどうかを毎回考えるより、時期で切ったほうが早い。うちは春に子どもが生まれたので、その月に合わせて年1回買い替えると決めました。
枚数は、大人2人と子ども1人で、大人用6枚と子ども用4枚。大人用は1人あたり2枚を回して、洗濯が追いつかない日のために予備が2枚。この枚数だと、1枚を年間で60回くらい使う計算になります。
コストで見ると、880円×6枚で5,280円。年間でこれだけ。1日あたり15円弱です。以前は3,000円くらいの大判を買って3年使っていたので、単純な金額では今のほうが高い。ただ、3年目の状態を思い出すと、あれを使い続けていたのは節約というより惰性でした。
古くなったタオルは捨てずに、掃除用に回しています。うちは1年経ったものを4等分に切って、浴室の壁を拭いたり、洗面台を拭いたりするのに使う。使い捨てにできるので、汚れた場所を拭いても洗わずに済みます。この使い道ができてから、買い替えへの抵抗がなくなりました。
部屋干しの匂いは干し方で変わった
タオルの話で避けて通れないのが、部屋干しの匂いです。うちは梅雨時にベランダが使えない日が続いて、リビングに干すことになります。この時期にタオルが匂うのが、毎年の悩みでした。
いくつか試して、効いた順に書きます。一番効いたのは、干す間隔を空けることでした。以前は竿にぎっしり掛けていたんですが、タオルとタオルのあいだを10cm以上空けるようにしたら、乾く時間が半分近くになりました。乾くのが速いほど匂いが出にくい、というのは各メーカーの説明でもよく書かれている話です。
次に効いたのが、サーキュレーターを下から当てること。3,000円くらいのものを1台足しました。洗濯物の真下から上向きに風を送ると、空気が抜けていく。これで、部屋干しでも4時間くらいで乾くようになりました。
逆に効かなかったのが、部屋干し用の洗剤に変えることでした。うちの場合は、変えても干し方が悪ければ同じでした。洗剤を変える前に、干す間隔と風を見直したほうが早いと思います。
小さめのタオルに替えたのは、この部屋干し問題にも効いています。生地が薄くて面積が小さいぶん、単純に速く乾く。梅雨時に大判のタオルを室内で乾かすのは、うちの環境だとかなり無理がありました。
枚数を減らすほうが効いた
最後に、これが一番効いた変更かもしれません。持っている枚数そのものを減らしました。
以前は、押し入れにバスタオルが15枚くらいありました。来客用、実家からもらったもの、景品でもらったもの。実際に使っているのは4枚くらいで、残りは場所を取っているだけでした。
これを10枚に絞りました。使っていないものを処分するのは抵抗がありましたが、置き場所が空いたぶん、子どものものが入るようになった。それと、洗濯のサイクルが分かりやすくなりました。枚数が多いと「まだ替えがあるから」と洗濯を後回しにするんですよね。
いまは、洗濯機を回さないと明日のタオルがない状態です。強制力があるので、洗濯が溜まらない。多少不便なくらいのほうが、うちの場合は回りました。
タオルは、買い替えのタイミングを自分で決めないと永遠に替えないものだと思っています。破れるまで待つと、たぶん5年経つ。1年と決めてしまえば考えなくていい。決めたこと自体が、一番の改善でした。うちは子どもの誕生月に合わせましたが、年末でも年度末でも、忘れない日ならいつでもいいと思います。
この記事は風呂・洗面まわりの個別レビューです。何から入れ替えたかの全体は風呂と洗面まわりを入れ替えた|毎日触るものから変えるにまとめています。

