キーケース|鍵と車のリモコンをまとめる

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ポケットに鍵の束を入れて歩くのをやめたのは、子どもを抱いたときに背中に当たったからでした。抱っこ紐で前に抱えると、ポケットの中の硬いものが押し出されて、子どもの脚に当たる。それで持ち方を見直すことになりました。

今使っているのは1,680円のマルチキーケースです。鍵3本とスマートキー1個をまとめています。1年ほど使って、便利になったところと、正直まだ解決していないところが両方あるので、そのまま書きます。

まとめる前の状態

以前はキーリング1本に全部通していました。玄関のディンプルキー、マンションのエントランス用の鍵、自転車の鍵、それに車のスマートキー。合計すると実測で約120gあって、これがポケットの中で塊になっていました。

問題は重さよりでした。鍵の先端が上を向いたり下を向いたりして、束の厚みが一定にならない。ズボンのポケットに入れると太ももに角が当たるし、リュックの前ポケットに入れると他のものに引っかかります。カードケースの表面に細かい傷が付いていったのは、たぶんこれが原因です。

それと、スマートキーが一緒だと金属同士が擦れて音がする。子どもが寝たあとに帰宅して、玄関で音を立てるのが地味に気になっていました。抜き足で入っても、鍵の束がジャラッと鳴る。生後5ヶ月くらいの時期は物音で起きることが多くて、この10秒がかなり神経を使う場面でした。

もうひとつ、鍵同士がぶつかることでスマートキーの表面に細かい傷が入っていました。機能には関係ありませんが、返却や売却を考えるなら避けたい類の傷です。

キーリングに通す作業をやめられた

買ったのは、内側に金具が並んでいて、鍵をそこに直接留めるタイプのケースです。「リングに通す」という動作が要らない構造になっています。

これは実際に効きました。従来のキーリングって、爪で隙間をこじ開けて、鍵の穴を滑らせて回し込む必要があります。私は毎回これで爪が痛くなっていて、だから鍵の入れ替えを面倒に感じていました。入れ替えが面倒だと、使わない鍵をずっと持ち歩くことになる。実家の鍵を1年間持ち歩いていたのは、外すのが億劫だっただけでした。

今の構造だと、鍵の付け外しが10秒くらいでできます。おかげで、その月に使わない鍵を外しておくという運用ができるようになりました。今は玄関、エントランス、自転車の3本だけ。実家の鍵は帰省するときだけ足しています。

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鍵を留める向きも揃えられるので、畳んだときの厚みが一定になります。実測で厚さ2cmくらい。以前の束と違って角が出ないので、ポケットに入れても当たりません。抱っこ紐で子どもを抱えても、背中や脚に硬いものが当たらなくなりました。

スマートキーは、結局外付けになった

ここが唯一の残念な点です。車のスマートキーはケースの中に入りません。厚みも幅もキーケースの内側に収まらないので、外側のフック付きのリングにぶら下げる形になっています。

これだと、まとめたと言い切れるかは微妙です。ぶら下がっているので、ポケットの中では相変わらず独立して動きます。ケース本体の隣で揺れる。金属同士が当たる音は減りましたが、ゼロにはなりません。

スマートキーを完全に収める製品を探すと、専用のケースになります。車種ごとの成形品で、それだと他の鍵は入らない。「スマートキーを入れられるキーケース」と「スマートキー専用ケース」は別物で、前者を名乗る製品の多くは外付けだと思ったほうがいいです。私は買ってから気づきました。

ひとつ言い訳をすると、外付けにも利点はあります。エンジンをかけるときにケースごと取り出す必要がなく、フックから外して使えること。それと、スマートキーは電池交換が要るので、頻繁に着脱できるほうが実は都合がいい。今のところ、この妥協で困ってはいません。

1年使って出てきた不満

もうひとつの不満は色移りです。合皮の濃い色を選んだんですが、夏に汗をかいた手で持ち続けたら、白いシャツの裾に薄く色が付きました。洗って落ちましたが、以来、明るい服のポケットには入れないようにしています。

それと、金具の並びが固定なので、鍵の頭のサイズによっては干渉します。私の自転車の鍵は頭が大きめのプラスチック製で、隣の鍵と重なって畳むときに引っかかる。順番を入れ替えて解決しましたが、太い鍵を何本も持っている人は要確認だと思います。

耐久面では、1年経って金具の根本にわずかなガタが出てきました。使えなくなるレベルではありませんが、毎日開け閉めする部分なので、そのうち緩むだろうなという感触はあります。1,680円という価格を考えれば妥当で、数年で買い替える前提の道具だと思っています。

ベルトループに通す部分の縫製も、正直そこまで強くはなさそうです。私はベルトに吊るす使い方をしていないので試していませんが、腰から下げる前提で買うなら、そこの作りは見たほうがいいと思います。

あと、カード類を入れる隙間が付いているんですが、ここは私は使っていません。厚みが増えるのが嫌だからです。マンションのエントランス用のカードキーを入れようとして、1週間で外しました。カードはカードケース側にまとめたほうが、探す場所が1つで済みます。

持ち歩く鍵を減らすほうが先だった

ケースを買ったあとで気づいたことがあります。そもそも本数を減らすのが先でした。

きっかけは、キーケースに全部入れてみたら閉まりが悪かったことです。厚みが出て、ボタンが留まりにくい。入れ物の容量が上限を教えてくれる、という点ではガジェットポーチと同じでした。カバンの中と違って、キーケースは物理的に膨らむので気づけます。

見直してみると、自転車の鍵は自転車を使う日にしか要りません。私が自転車に乗るのは週2回くらい。それ以外の5日は無駄に持ち歩いていたわけです。今は玄関の棚に自転車の鍵だけ置いておいて、乗る日に足しています。付け外しが10秒でできるケースだから成立する運用です。

実家の鍵も同じで、月に1回あるかどうかの帰省のために持ち歩く必要はありませんでした。この2本を外しただけで、常時持つのは2本になります。120gあった束が、今は本体込みで70g前後。ケースの効果より、この整理のほうが効いた実感があります。

紛失したときのことも考えるようになった

まとめる運用にすると、当然ながら失くしたときの被害が大きくなります。1個落とすと家に入れず、自転車も車も動かせない。ここは正直、まとめる前より怖くなりました。

対策として2つやっています。ひとつは、玄関の鍵の予備を妻が別に持っていること。もともとそうでしたが、意識的に「同じ場所に2セット置かない」ようにしました。もうひとつは、キーケースをカバンの前面ポケットに固定して、ポケットからの出し入れを減らすこと。動かす回数が減れば、落とす確率も下がります。

それと、スマートキーは電池が切れると開かなくなります。私の車のキーは物理キーが内蔵されていて、電池切れでも最低限ドアは開けられる仕組みでした。買ったときに説明書で確認しただけで、実際に使ったことはありません。ただ、まとめて持つならこの逃げ道の有無は知っておいたほうがいいと思って、一度だけ抜き方を練習しました。

紛失防止タグを付けるかは、まだ迷っています。重さが増えるのと、電池管理が増えるのが理由です。ただ、鍵を全部ひとつにまとめてしまった以上、いずれは付けるんだろうなという気はしています。まとめる利便と、集中するリスクは表裏だと思います。

この記事は持ち物の個別レビューです。カバンの中身をどう減らしたかはカバンの中身を減らした|1年で持ち歩かなくなったものにまとめています。

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