ばんそうこうと常備品|持ち歩く最小限

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カバンの底に、ばんそうこうが裸のまま2枚入っていました。いつ入れたか覚えていないもので、紙の袋がよれて、角が茶色くなっている。これを見つけたのがきっかけで、外出時に持つ最小限の常備品を一度きちんと決めることにしました。

結論としては、ポーチを1つ用意して、中身を紙に書き出すのが一番確実そうだ、というところに落ち着いています。ただ、私はまだ運用を始めたばかりです。なので、ここでは長く使ってみた感想ではなく、調べたうえで何をどう決めたかを書きます。中身についても、何を入れるかまで。使い方の判断は人によって違うので、そこには踏み込みません。

裸で入れると、たいてい使えなくなる

まず、いままでの持ち方が良くなかった点から。

ばんそうこうをカバンのポケットに直接入れておくと、他のものに擦れて包装が傷みます。私が見つけた2枚は、どちらも紙の合わせ目が開きかけていました。包装が開いてしまえば中は清潔ではなくなるので、いざというときに使う気になれない。実際、去年の夏に指を切ったとき、カバンの中のばんそうこうを使わず、コンビニで新しいものを買いました。持っていたのに使えなかったわけです。

それと、探すのに時間がかかる。カバンの中で小さいものが単独で漂っていると、必要なときに限って見つかりません。ポーチにまとめる意味は、清潔さの確保と、位置の固定の2つだと理解しました。

市販の携帯用ポーチを調べてみた

専用のポーチが必要かどうかは迷いました。ジップ付きの袋でも役割は果たせるからです。

調べてみると、この用途のポーチは700円台から2,000円くらいの価格帯で多く出ています。私が候補にしたのは、ミニサイズのお薬収納ポーチで、759円ほどのもの。中に仕切りとメッシュのポケットがあって、小分けにできる形です。

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ジップ袋との違いとして紹介されていることが多いのは、仕切りがあることと、外側の生地がある程度しっかりしていることでした。中で全部が混ざらないので、目的のものを取り出しやすい。ばんそうこうのような薄いものと、小さい容器に入ったものを同じ袋に入れると、下敷きになって折れる、というのは想像できます。

一方で、ジップ袋の利点もはっきりしています。中身が外から見えるので、残りの数が一目で分かる。それに、濡れても中に入りません。私はポーチの中に、ジップ袋を1枚入れて二重にする形を考えています。ポーチで位置を固定して、水気があるものだけ袋に入れる。

Amazon側にも同じような携帯用の救急ポーチが複数あって、軽量で家庭・学校・旅行・出張向けと書かれているものが多い印象でした。サイズ表記は縦15cm前後、横10cm前後のものが中心。カバンの内ポケットに入る大きさかどうかは、買う前に手持ちのカバンで測っておいたほうが良さそうです。

何を入れるかを紙に書き出した

中身については、「あったら安心そうなもの」を思いつくままに入れると際限がなくなるので、先に紙に書いて絞りました。

私が入れることにしたのは、この範囲です。

  • ばんそうこう(小サイズ4枚、大サイズ2枚)
  • 個包装の滅菌ガーゼ 2枚
  • 紙のテープ 小巻き1つ
  • 個包装の消毒用の綿 数枚
  • 自分が普段から飲んでいる常備薬を1〜2回分
  • 小さい毛抜き 1本
  • 健康保険証のコピーと、かかりつけの連絡先を書いた紙

薬については、何をどう使うかは自分で判断せず、薬剤師や医師に相談して選ぶものだと考えています。ここでは何を入れているかだけ書きます。入れるつもりなのは、以前から自宅に置いていて、飲み慣れているものです。外出用に新しいものを買い足すことはしませんでした。

逆に、入れないと決めたものもあります。はさみは、カバンに入れっぱなしにすると場所によっては問題になりそうなので外しました。体温計も、外出先で測る場面が思いつかなかったので入れていません。ピンセットは毛抜きで代用しています。「使う場面を1つも思い浮かべられないものは入れない」という基準にしました。

紙のリストを一緒に入れる

調べていて、なるほどと思ったのが、中身のリストをポーチの中に入れておくというやり方でした。

理由は補充です。使ったあとに補充しないと、次に開けたときに空になっている。これはハンカチでも同じことをやって失敗したので、想像がつきます。リストがあれば、何が減ったかがすぐ分かる。

私は名刺サイズの紙に品目と数を書いて、一番上に入れています。使ったらその場でチェックを入れる、というほど几帳面にはできないので、月に一度カバンの中身を整理するときに一緒に見る形にしました。

あわせて、使用期限の管理も要ります。ばんそうこうにも滅菌ガーゼにも期限の表示があります。特に、外出用のポーチはほとんど使わないまま何年も入りっぱなしになるのが厄介で、気づいたら期限を大きく過ぎていた、という話をよく見かけました。リストの隅に、一番早く来る期限の年月を書いておくつもりです。

大きさをどこまで許すか

ポーチを選ぶうえで一番迷ったのが大きさです。

私はカバンの中身を減らす作業をずっと続けていて、総重量も一度きちんと量りました。そこに新しいポーチを足すのは、方向としては逆行します。だから、どこまでなら許せるかを先に決めました。

基準にしたのは、リュックの内ポケットに入り、かつ100gを超えないこと。内ポケットに入れば、カバンの底で他の荷物に潰されません。100gという上限は、折りたたみ傘が180gだったので、その半分くらいなら気にならないだろう、という程度の根拠です。

この基準で見ると、市販の携帯用ポーチはだいたい収まります。私が候補にしたものは縦横が15cm×10cm前後で、本体の重さは数十グラム。中身を7項目入れても、100gにはまだ余裕がありそうでした。逆に、家庭用の救急箱に近い大きさのものは、しっかりしているぶん本体だけで200gを超えるものがあります。持ち歩き前提なら、そこは分けたほうが良さそうです。

家用と持ち歩き用は分ける

調べていて、これは分けたほうがいいと思った点があります。自宅の救急箱と、持ち歩くポーチを兼ねないことです。

兼ねようとすると、どちらかが中途半端になります。家用に十分な量を入れれば重くて持ち歩けないし、持ち歩けるサイズにすれば家用としては足りない。それに、家から持ち出したまま戻し忘れると、家のほうが空になる。これが一番怖い。

なので、家の救急箱はそのまま置いておいて、持ち歩き用は別に少量ずつ用意する形にしました。補充のときだけ家の箱から移す。移したら家の箱のほうが減るので、そちらの補充も要ります。二重の管理になるのは面倒ですが、片方が空になるよりはいい。

子ども連れの日は、別に考える

ひとつはっきりさせておきたかったのが、これは自分用のポーチだということです。

生後5ヶ月の子どもと出かける日の荷物は、そもそも別のバッグにまとまっています。おむつも着替えもそちらに入っている。子どもに関わるものを自分のポーチに混ぜると、両方が中途半端になります。

それに、子どもに使うものは自己判断でどうこうする範囲が違います。何かあれば小児科に連絡する、という前提なので、私のポーチに入れるのは自分に使うものだけ、と割り切りました。かかりつけの小児科の電話番号は、自分のポーチのメモにも書いてあります。持っている情報が二重にあって困ることはないので。

759円をどう見るか

ポーチ自体は759円で、中身は自宅にあるものを移すだけなので、追加でかかるのは1,000円前後です。

安いと思う一方で、買っただけでは何も変わらないのがこの手の道具だとも思っています。中身を決めて、リストを作って、月に一度見る。この運用が続かなければ、数年後には期限切れのばんそうこうが入った袋がカバンの底にあるだけになる。実際、私はそれを一度やっているわけです。

だから今回は、ポーチを買うより先に、紙のリストを書きました。書いてみて、思ったより入れるものが少なくて驚いています。7項目で、重さは全部合わせても100gに届かないはず。カバンの中身を減らしている最中に、あえて何かを足すのは抵抗があったんですが、この重さなら受け入れられる範囲でした。

持ち歩く最小限がどこまでか、というのは人によって違うと思います。私の場合は、指を1本切ったときに家まで我慢しなくていい程度、というのが基準になりました。

この記事は持ち物の個別レビューです。カバンの中身をどう減らしたかはカバンの中身を減らした|1年で持ち歩かなくなったものにまとめています。

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