※ この記事にはプロモーションが含まれています。
掃除道具をどこに置くか。これ、うちでは1年近く決まりませんでした。しまえば使わなくなるし、出しておけば部屋が散らかって見える。どっちに転んでも不満が残る。
子どもが生まれてから床を拭く回数が明らかに増えて、この問題が無視できなくなりました。結局たどり着いたのは、全部を同じ扱いにしないことです。出しっぱなしにする道具と、隠す道具を分ける。その基準をどう決めたかを書きます。
洗面所にまとめたら、床を拭かなくなった
最初にやったのが、掃除道具を洗面所の下に全部まとめることでした。フローリングワイパー、粘着クリーナー、ハンディモップ、雑巾、洗剤類。見た目としては完璧です。リビングから掃除用具が消えた。
3週間で気づいたのは、床を拭く回数が減っていたことでした。それまで1日2回くらいはワイパーをかけていたのが、2日に1回になっていた。
理由は明快で、リビングから洗面所まで往復するのが面倒だからです。うちの間取りだと、リビングのソファ横から洗面所の扉まで直線で約7m。歩けば10秒ちょっと。たった10秒なんですが、「あ、ここ汚れてる」と思ってから道具を手にするまでに10秒かかると、その気持ちは消える。これは自分でも意外でした。
子どもがミルクを吐き戻したときのように、すぐ拭かないといけない場面ではもっと深刻です。抱えたまま洗面所まで取りに行くことになる。片手でワイパーを組み立てるのは無理でした。
じゃあ出しっぱなしにすればいいのか、というとそうでもない
次に、フローリングワイパーをリビングの壁に立てかけてみました。動線としては最高です。3秒で手に取れる。床を拭く回数も戻りました。
問題は2つ起きました。ひとつは倒れること。壁に立てかけただけなので、ちょっと当たると倒れる。夜中に倒れた音で子どもが起きたことがあって、これはさすがに妻に怒られました。
もうひとつがヘッドの汚れが見えることです。使用済みのシートを付けたまま立てておくと、髪の毛やホコリが付いているのが目に入る。掃除道具が出ているだけなら生活感で済みますが、汚れが見えているのは単純に不快でした。
この時点で、私が求めているものがはっきりしました。3秒で手に取れて、倒れなくて、汚れている部分が見えない置き方。虫のいい話ですが、探したらありました。
ワイパースタンドを3,960円で買った
買ったのは山崎実業のフローリングワイパースタンドです。楽天で約3,960円。スチール製で、ワイパーを立てて差し込む形の自立スタンド。
正直、最初は高いと思いました。掃除道具を立てるだけのもので4,000円近い。ただ、代わりになるものが見つからなかったんですよね。突っ張り棒に引っ掛ける方式も考えましたが、うちのリビングには突っ張れる位置がありませんでした。
2ヶ月使っての評価としては、倒れないという1点だけで元が取れたと思っています。底面がしっかりしていて重心が低いので、うちの子がずりばいで体当たりしても動きません。壁に立てかけていたときのような不安がない。
ヘッドの部分は、スタンドの構造で正面からは見えにくくなります。完全に隠れるわけではないので、汚れたシートを付けっぱなしにしていれば見えます。ここは道具の問題ではなく、使い終わったらシートを外すという運用の話でした。
不満もあります。まずワイパーの機種を選ぶ。うちは市販のフローリングワイパーが問題なく収まりましたが、ヘッドが大きいタイプや柄が太いタイプだと入らない可能性があります。買う前に手持ちの柄の太さを測ったほうがいい。
それと、収納できるのが基本的にワイパーとハンディモップ程度です。掃除道具を全部まとめたい人には容量が足りません。雑巾や洗剤は別の場所が要る。もう少し色々まとめたいなら、同じシリーズでW20×D12×H28cmくらいのツールオーガナイザーのように、小物をまとめて立てられるタイプのほうが合っていると思います。
出しっぱなしにする基準を、3つに決めた
この件で考えたのが、そもそも何を出しておくべきかという基準です。うちは3つの条件を全部満たすものだけ出す、と決めました。
ひとつめが週に3回以上使うもの。週1回の掃除機は該当しません。ふたつめが汚れに気づいた瞬間に使いたいもの。時間差が許されるものは、しまってよい。みっつめが出しておいても見た目が耐えられるもの。
この基準でふるいにかけると、うちで出しっぱなしになったのはフローリングワイパーとハンディモップの2つだけでした。粘着クリーナーは迷ったんですが、うちは使用頻度が週1回程度だったのでしまう側に。掃除機はクローゼット、洗剤とスポンジのストックは洗面台の下、雑巾はキッチンの引き出しです。
2つに絞ったことで、リビングに置いてある掃除道具が視覚的に1箇所にまとまりました。散らかって見えるかどうかは、量よりも置き場が分散しているかどうかで決まる気がします。3箇所に1つずつ置くより、1箇所に2つ置くほうがすっきりして見える。
替えシートのストックをどこに置くか、で一度つまずいた
道具の置き場が決まったあとに残ったのが、消耗品の置き場でした。フローリングワイパーのシートです。
最初は洗面所のストック棚に、他の日用品と一緒に入れていました。これが機能しない。シートが切れるのはリビングでワイパーを使っている最中で、そのタイミングで洗面所まで取りに行くと、だいたい途中で別のことを始めます。実際、シートが切れた状態のワイパーが2日間スタンドに立っていたことがありました。
今は、使う場所に1袋、ストック棚に残りという分け方にしています。リビングに置く1袋は、スタンドの足元に入る薄いケースに移し替えました。20枚ほど入れば十分で、なくなったらそこで初めて洗面所から補充する。消耗品は、道具と同じ場所に最小単位だけ置く。これは他の場所でも同じでした。
ケースには「ワイパーシート・ドライ」とラベルを貼っています。うちはドライとウェットの2種類を使っていて、袋のまま置いておくと見分けがつきにくかったので。
補充の量も一度やりすぎました。安いときにまとめ買いして、洗面所の棚に5袋。使い切るのに半年以上かかる量で、その間ずっと棚を占領していました。今は多くても2袋までと決めています。
賃貸だと、掛ける場所がそもそもない
この悩みの根っこには、賃貸という制約もあります。持ち家なら壁にフックを付けて掛ければ終わる話です。うちは壁に穴を開けられないので、選択肢が置くか、突っ張るか、粘着で貼るかの3つしかない。
粘着フックは一度試して失敗しました。公称2kgのフックにワイパーを掛けたら、2週間で落ちた。ワイパーの重さ自体は数百グラムですが、掛けるときに斜めから力がかかるので、表示通りにはいきません。剥がすときに壁紙の表面も少し持っていかれて、そこで諦めました。
洗面所や玄関の扉なら、扉に掛けるタイプのフックが使えます。ただ、うちのリビングには適した扉の位置がなかった。結局、置くしかないという結論になったのが、スタンドを買った直接の理由です。
最後に
掃除道具の置き場所は、正解が家によって全然違う問題だと思います。間取りも、家族の動き方も、何が気になるかも違うので。
うちの場合は、洗面所にまとめるで失敗して、壁に立てかけるで失敗して、3つめでようやく落ち着きました。2回失敗して分かったのは、掃除道具の置き場を決めるときに考えるべきは収納の美しさではなく、汚れに気づいてから道具を手にするまでの秒数だということです。そこが10秒を超えると、うちでは掃除しなくなる。
この記事は収納の個別記事です。何をどこに置くかを決め直した全体は物が増えた家の収納|1年で入れ替えたものにまとめています。

