ラップとポリ袋|使い分けで消費が変わる

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ラップの消費量が半分になりました。厳密には、3ヶ月で使った箱の数が6本から3本に減った、という話です。

やったことは単純で、これまでラップでやっていた作業のうち、ポリ袋でできるものを全部ポリ袋に寄せただけ。道具を増やしたわけでも、何かを我慢したわけでもありません。ただ、どちらを使うかの判断基準を作って、それを守るようにした。

ラップは1本あたり300円前後。年間で見れば大した額ではありませんが、減ったのは金額よりもストレスのほうでした。片手でラップを切ろうとして失敗する、あの数秒が消えたのが大きい。手順として書いておきます。

まず、ラップを何に使っていたか書き出した

1週間、ラップを使うたびにメモしました。何にかけたか、それだけ。理屈っぽいやり方ですが、これをやらないと感覚で判断することになります。

出てきたのは、大きく5種類でした。皿にかけて冷蔵庫へ。おにぎりを包む。肉や魚を小分けにして冷凍。レンジで温めるときのカバー。それから、切りかけの野菜を包む。

このうち、ラップでなければ困るのは「皿にかける」と「レンジのカバー」の2つだけでした。残りの3つは、袋のほうが向いている。それどころか、袋のほうが明らかに速い作業もありました。

特に気づいたのが、切りかけの野菜です。半分残った玉ねぎをラップで包むのに、私は毎回20センチくらい引き出して、切って、断面に貼って、側面を折り込んでいました。袋なら入れて口を折るだけ。所要時間は3分の1以下です。

手順1 冷凍するものは全部ポリ袋に寄せる

最初に変えたのが冷凍でした。ここが一番ラップを食っていた工程です。

以前は、鶏むね肉を1枚ずつラップで包んで、それをジッパー袋にまとめて入れていました。二重です。ラップの意味は乾燥防止と、くっつき防止。

今は小分けのポリ袋に1食ぶんずつ入れて、口をねじって折り込むだけにしています。袋自体が乾燥を防ぐので、ラップの役目はそのまま袋が引き受ける。包む工程が「入れる」に変わるので、片手でできるようになりました。子どもを抱いたまま冷凍庫の整理ができるのは、思った以上に助かります。

使っているのはアイラップのプチ230というサイズで、230×340ミリのものです。3個セットで500枚入り、3,680円でした。1枚あたり7円ちょっと。ラップを20センチ使うのと比べても、そこまで高くはありません。

このサイズを選んだのは、うちの冷凍庫の引き出しの奥行きに合ったからです。大きい袋だと折り返すことになって、そこが厚くなる。230ミリ幅なら、立てて並べたときにちょうど収まりました。

岩谷マテリアル アイラップ プチ230 食品保存袋 230×340mm 500枚入 冷蔵 冷凍対応 下ごしらえ 小分け ポリ袋 大容量 業務

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手順2 下ごしらえは袋の中でやる

次に変えたのが、味付けの工程です。

以前はボウルで肉に下味をつけて、それをラップして冷蔵庫に入れていました。今は袋に肉と調味料を入れて、外から揉んで、そのまま冷蔵庫。ボウルを1個洗わずに済みます。

これは食洗機がある家でも効きます。うちは食洗機に入れてしまうので洗う手間はほぼゼロなんですが、それでも食洗機の中の場所を1つ空けられるのは意味がある。ボウルは容積を食うので、1回で入る食器の数が変わります。

唐揚げの粉をまぶすのも袋の中です。これは前からやっている人が多いと思いますが、粉が飛ばないのと、洗い物が出ないのがいい。ただ、袋の中で振るときに角が破れることがあるので、粉物のときは袋を二重にしています。1回破って、シンクに片栗粉をぶちまけました。

手順3 ラップは「皿にかける」と「レンジ」だけに絞る

ラップを使う場面を2つに限定しました。皿にかけるときと、レンジで温めるときのカバー。

この2つは袋では代われません。皿の形に沿って密着する性質は、ラップにしかない機能です。無理に袋を使おうとして皿を袋に入れると、汁物がこぼれるし、袋が余って冷蔵庫で嵩張る。ここは素直にラップを使うのが正解でした。

アイラップは商品説明を見ると熱湯にも使えるとされていて、湯せん調理に使う人が多いようです。うちもゆで卵の温め直しで試したことはあります。ただ、袋の耐熱については製品ごとに条件が違うので、電子レンジや加熱に使うときは必ずパッケージの表記を確認したほうがいいです。ポリ袋なら何でも同じ、ではありません。

この線引きをしてから、ラップの箱に手が伸びる回数が明らかに減りました。判断に迷わないのが一番よくて、迷わないから、面倒なほうを選ばない。

手順4 袋の置き場所を、コンロの反対側に決める

手順というほどではないんですが、置き場所を変えたのが最後の一手でした。

最初、袋の箱をラップと同じ引き出しに入れていました。コンロの下です。当然、袋を取るには屈む。屈むのが面倒で、結局その場にあるラップを使ってしまう日が何度もありました。

今は、シンクの上の吊り戸棚の一番手前に置いています。立ったまま片手で取れる位置。ここに移してから、袋の使用率が明らかに上がりました。使い分けを守れるかどうかは、意志ではなく距離で決まる。

ついでに書くと、うちはガスコンロなので、袋の箱をコンロの近くに置かないというのも意識しています。ポリ袋は火に弱い。IHなら多少気楽かもしれませんが、直火が出る以上、燃えるものを近くに常設しないのが基本だと思っています。実際にヒヤリとしたことはありませんが、置き場所を決めるときの条件には入れました。

ポリ袋に寄せて、逆に困ったこと

いいことばかりではありません。3つ困っています。

まず、袋は中身が見えにくい。ラップで包んだ肉は形と色が見えますが、袋に入れて丸めると分かりません。1ヶ月ほど、冷凍庫に何が入っているのか把握できない状態が続きました。今は油性ペンで日付と中身を書いています。これはひと手間増えたぶん、正直に言えば後退です。

次に、ゴミの量です。袋は捨てるとき嵩張ります。ラップは丸めれば小さくなるけれど、袋は空気を含む。うちのゴミ箱の容量だと、袋に寄せてから可燃ゴミの袋が一杯になるのが少し早くなりました。

それから、500枚という枚数は多すぎたかもしれません。3個セットで届いた箱が、想像より場所を取りました。1箱は使っていますが、残り2箱はシンク下の奥です。消耗品のまとめ買いは、単価だけ見て決めると保管場所で負けます。これは何度も同じ失敗をしている気がします。

3ヶ月でどれくらい変わったか

ラップは3ヶ月で6本から3本へ。袋は1ヶ月あたり60枚前後を使っています。金額で言えば、ほぼ相殺か、少し袋のほうが安い程度です。

だから、これは節約の話ではありません。変わったのは工程のほうです。ラップを引き出して、刃に当てて、切る。この動作は両手が要る。袋は取って開けて入れるだけで、片手でできます。子どもを抱いている時間が長い今の生活では、この違いが毎日効きました。

もし今から始めるなら、まず1週間ラップを何に使っているかメモするところからだと思います。うちは5種類のうち3種類が置き換わりました。家庭によって内訳は違うはずで、置き換わるのが1つだけなら、無理に変える必要はありません。

妻の反応も書いておくと、最初は乗り気ではありませんでした。「袋だと形が揃わなくて冷凍庫が汚く見える」と言われて、確かにその通りです。今は平らに潰して凍らせて、立てて並べる形に落ち着きました。ここに至るまで1ヶ月ほどかかっています。使い分けのルールは、家族で共有できないと片方が守るだけになって長続きしません。

ちなみに、アイラップは60枚入りの小さい箱もあります。まず試すならそちらのほうが確実です。私のように500枚から入って、置き場所に困る必要はありません。

この記事はキッチン道具の個別レビューです。何を残して何を捨てたかはキッチンの道具を入れ替えた|使う頻度で選び直すにまとめています。

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