※ この記事にはプロモーションが含まれています。
子どもが生まれてから5ヶ月で、スマホの中の写真が4,800枚を超えました。そのうち紙にしたのは、いまのところ212枚です。全部を紙にする気はないけれど、データだけで持っているのは怖い。そう思って年末にアルバムを買い、そこで一度失敗しています。
買ったのは、透明フィルムをめくって好きな位置に写真を貼る、いわゆるフリー台紙タイプでした。おしゃれに見えたんですよね。結果として、20ページ中4ページで手が止まりました。この記事は、貼るタイプとポケットタイプを両方使ってみて、どちらをどう使い分けることにしたかという話です。
フリー台紙で手が止まった理由
フリー台紙というのは、台紙の上に写真を並べて、上から透明なフィルムをかぶせて固定するタイプです。台紙自体が弱い粘着になっていて、写真の大きさも配置も自由に決められます。L判をそのまま貼ってもいいし、切り抜いて重ねてもいい。マスキングテープでコメントを添えている作例をよく見ました。
自由度が高いことは、そのまま「決めることが多い」ということでした。1ページに何枚置くか。縦に並べるか斜めにするか。日付を書くか書かないか。この判断が1ページごとに発生します。私は最初の1ページに40分かけました。2ページ目で30分。4ページ目で、そもそも写真の選定が終わっていないことに気づいて、そこから3週間放置しました。
もうひとつ誤算だったのが粘着です。使っていたものは半年ほどで端の写真が浮いてきました。フィルムで押さえているので落ちはしないんですが、フィルムを一度めくると位置がずれる。貼り直そうとすると、今度は前より粘着が弱くなっていました。フリー台紙は永久保存というより、時々開いて手を入れる前提の作りだと思っておいたほうがいいです。
ついでに書いておくと、フィルムがしっかりしているタイプほど、1冊が重くて厚い。私が買ったものは20ページで690グラムありました。中身がまだ4ページなのに、本棚では文庫本5冊分の場所を取っています。
ポケット式に切り替えて、作業時間が20分の1になった
次に買ったのが、L判をポケットに差すだけの大容量タイプです。200枚収容で、価格は約3,850円。デザインが8種類あって、我が家は生成りっぽい表紙を選びました。
やることは差すだけなので、判断が発生しません。プリントした写真の束を、日付順に上から順番に入れていく。212枚を入れ終わるまでに、実測で25分でした。フリー台紙で4ページに1時間半かけていたことを考えると、単位時間あたりの進み方が桁で違います。
そして、これが一番大きかったんですが、妻でも子どもでも同じ作業ができる。フリー台紙は「どう配置するか」という好みが入るので、実質私しか触れませんでした。ポケット式は差すだけなので、休日に妻がプリントの束を渡されて10分で50枚入れる、みたいなことが起きます。続くかどうかは、結局そこで決まりました。
不満もあります。ポケットのサイズがL判固定なので、写真館でもらった2L判や、ましてや手形を取った紙は入りません。うちは2L判が7枚あって、それだけ別の場所に置いたままです。あと、ポケットの奥に指が入りにくくて、入れた写真を抜くのがそこそこ面倒でした。順番を間違えると、10枚くらいまとめて出し入れすることになります。日付順に並べてから作業したほうがいいです。
台紙の色も一応見ておいたほうがいいポイントです。うちは白にしましたが、黒台紙のほうが写真は締まって見えます。ただ黒はホコリと指紋が目立つ。5ヶ月の子どもがいる家では、たぶん白で正解でした。
台紙の紙質と、10年後に開いたときの話
アルバムを2種類触ってみて、値段の差が出るのはレイアウトの自由度ではなく紙とフィルムの質だと思いました。安いポケット式は、ポケットの素材が薄くて、束ねて持ち上げると背表紙側がたわみます。うちのものはそこまで安物ではないので大丈夫でしたが、店頭で1,000円台のものを触ったときは、200枚入れたら形が保たないだろうなという感触でした。
気にしておいたほうがいいのが素材の表記です。写真用のアルバムでは、ポケットや台紙に塩化ビニル(PVC)を使っていないものが選ばれることが多いようです。可塑剤が写真の表面に影響する可能性がある、というのが理由として挙げられています。ポリプロピレンやポリエチレンと書かれているものが無難、という説明を複数の商品ページで見ました。私が買ったものもポリプロピレンでした。10年後にどうなるかは、正直まだ確かめようがありません。ただ、同じ値段なら表記があるほうを選んでおいて損はないです。
保管場所も一応考えました。写真の劣化は熱と光と湿気で進むとされているので、うちは窓から離れたリビングの棚の下段に置いています。ベランダ側の棚は夏場に室温より明らかに暑くなるので、そこは避けました。押し入れの奥は湿気が心配だったので、除湿剤を置いた上でイベント用のフリー台紙だけを入れてあります。
200枚は、思ったより早く埋まる
買う前は「200枚もあれば当分もつだろう」と思っていました。実際には、生後5ヶ月時点で212枚プリントしていて、初日から1冊が満杯です。
枚数の見当をつけるなら、月に何枚プリントするかを先に決めたほうが早いです。うちは月40枚と決めました。写真は月900枚くらい撮っているので、残すのは20枚に1枚くらいの割合になります。この配分でいくと1冊で5ヶ月。1年で2.4冊、小学校に上がるまでで17冊前後という計算です。本棚の1段が埋まる量なので、置き場所は先に考えておいたほうがいいと思います。
枚数を減らす方向でも考えました。似たカットが5枚あったら1枚にする、という選び方をすると、月40枚は割と厳しくない。逆に、この選別をしないと際限なく増えます。プリント代も1枚8円前後なので、月40枚なら320円。年間4,000円弱で、まあ許容範囲です。
結局、両方使うことにした
フリー台紙を捨てたわけではなくて、役割を分けました。ポケット式は日常の記録を全部流し込む場所。フリー台紙は、お宮参りとか、100日祝いとか、年に数回のイベント専用にしています。イベントなら写真が10枚前後で終わるので、レイアウトを考える気力が残るんですよね。
同じ考え方で、贈り物用には見開きの台紙タイプも調べました。七五三や記念撮影の写真を2面の台紙に収めるもので、6,000円前後。祖父母に渡すならこの形のほうが喜ばれるらしい、というのは何度か見かけました。うちはまだ渡す機会がないので、次の節目で試すつもりです。
1年やってみて、順番はこうすればよかった
最初にアルバムを選んだのが間違いでした。正しい順番は、まずプリントする枚数のルールを決めること。次に、そのルールで年間何枚になるかを出す。そこからやっと、収容枚数とタイプを選ぶ。私は逆をやったので、器だけ買って中身が3週間集まらないという状態になりました。
もうひとつ、プリントのサービスを先に決めておくといいです。私はスマホのアプリから注文して、中1日で自宅のポストに届くところに落ち着きました。コンビニのプリンタも試しましたが、40枚を店頭で操作するのはかなりつらい。20枚目くらいで子どもの機嫌が終わります。
プリントの仕上げも一度だけ迷いました。光沢と絹目の2種類があって、最初の40枚は光沢で頼んでいます。発色は光沢のほうがはっきりするんですが、ポケットに入れて蛍光灯の下で見ると、天井の照明がそのまま映り込む。絹目に変えてからは、斜めから見ても写真の中身が見えるようになりました。1枚あたりの値段は同じだったので、次からは全部絹目にしています。ここは好みの範囲だと思いますが、アルバムで見返す前提なら絹目のほうが向いていると感じました。
紙にしてよかったと思ったのは、意外にも自分より妻の反応でした。データだと「見返す」という行為がそもそも発生しないんですよね。棚から1冊出して床に広げるほうが、結果的に何度も見ています。5ヶ月分の212枚を並べると、顔がはっきり変わっていくのが分かる。これはスマホのスクロールでは気づきませんでした。
もし今から1冊だけ選ぶなら、私はポケット式の大容量から入ります。凝ったものは、続くと分かってからでも遅くない。逆に言うと、続かなかったときに損が小さいのもこちらです。
この記事は写真まわりの個別記事です。増え続ける写真をどう管理するかは子どもの写真が増えすぎた|整理の仕組みを作るで整理しています。

