部屋着|1日中着るものの質を上げた

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1日のうち、どの服を何時間着ているのか計算してみました。在宅勤務の日で、部屋着が14時間、外に出るための服が2時間、残りは風呂と着替え。週4日が在宅なので、週単位だと部屋着が圧倒的に長い。

それなのに、私が一番お金をかけていなかったのが部屋着でした。着古したTシャツと、色の落ちたスウェット。この構成を半年前に見直しました。

着ている時間で計算すると、優先順位が逆転する

ちゃんと計算してみます。私の平日の在宅日は、朝7時に起きて部屋着に着替え、夜21時ごろまで着ています。風呂のあとは寝間着なので、そこで一度切れる。実質13時間から14時間。

週4日の在宅で56時間。週1日の出社で、通勤着を着ているのが10時間。休日の外出着が、2日で6時間くらい。週72時間のうち、56時間が部屋着という計算になりました。

この数字を見て、自分の買い方がおかしかったことに気づきました。6時間しか着ない外出着に1万円出して、56時間着る部屋着は1,000円台の使い古し。単純に配分が間違っています。

それと、部屋着は「人に見られない服」だと思い込んでいました。実際には、宅配便の受け取りで玄関に出るし、ゴミ出しで外に出るし、マンションの廊下で近所の人とすれ違う。オンライン会議のカメラをオフにしていても、うっかりオンになる瞬間はあります。

ヨレたTシャツを着ていると、気分も緩む

これは精神論に聞こえるかもしれませんが、実際に感じたことです。首まわりが伸びたTシャツを着ていると、姿勢が悪くなる気がしていました。

正確には、服が原因なのか、そういう服を着てもいいと思っている状態が原因なのかは分かりません。ただ、部屋着を替えてから、日中に椅子に座っている姿勢が少し変わったのは自覚しています。

妻からも「最近ちゃんとした格好してるね」と言われました。同じ家にいる相手がどう見ているか、というのは意外と忘れがちな視点でした。1日中一緒にいる相手に対して、どういう見た目でいるか。

もちろん、部屋着でおしゃれをしたいわけではありません。ただ、「これを着たまま宅配便に出られるか」というラインを1本引いただけで、選ぶものがはっきりしました。

上下セットにしたら、迷わなくなった

買ったのは、上下セットの速乾素材のルームウェアです。半袖と長ズボンの組み合わせで、接触冷感の表記があるタイプ。

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上下セットにした理由は、組み合わせを考えなくていいからです。以前は上のTシャツと下のスウェットを別々に選んでいて、色が合わないこともあった。セットなら着るだけです。

使ってみて良かったのは、乾きの速さでした。夜に洗って部屋干しして、翌朝には着られる状態になっています。子どもの洗濯物で洗濯機が毎日回っているので、そこに混ぜられるのは大きい。

不満点も書きます。まず、速乾素材なので生地の質感は綿とは違います。少しつるっとしていて、綿の柔らかさが好きな人には合わないと思います。私も最初の数日は違和感がありました。

それと、接触冷感については、着た瞬間のひんやり感が1分ほどある程度でした。真夏の部屋で涼しくなるわけではない。エアコンの代わりにはなりません。ここは期待しすぎないほうがいいです。

もうひとつ、化繊なので皮脂のにおいが出やすいです。1日着たら必ず洗う運用にしています。2日着ると、自分で分かる程度ににおいます。

2セットで回す。3セット目は要らなかった

枚数は2セットに落ち着きました。1セットを着て、もう1セットを洗う。毎日洗濯機が回るので、これで足ります。

最初は3セット買おうか迷いました。ただ、洗濯が毎日ある前提だと3セット目の出番がない。実際、以前持っていた部屋着は4着ありましたが、うち2着は月に1回着るかどうかでした。

2セットに絞ったことで、収納も減りました。クローゼットの棚1段ぶんが空いて、そこに子どものものを入れています。部屋着の話が収納の話につながるのは、家が狭いからです。

買い替えの目安は、1年と決めました。毎日着て毎日洗うので、生地は確実に傷みます。首まわりが伸びたり、色が褪せたりしたら、そこで交換。年間で数千円のランニングコストとして計算しています。

パジャマと部屋着を分けるかどうか

ここは少し迷いました。同じものを寝るときにも着れば、洗濯物が減るし、買う枚数も減ります。

結論として、私は分けています。理由は、切り替えのためです。夜に部屋着から寝間着に着替えると、そこで1日が終わる感じがする。在宅勤務だと生活と仕事の境界が曖昧になるので、意識的に区切りを作るようにしました。

それと、夜中に子どもが泣いて起きることが週に何度かあります。そのときに寝間着のまま抱っこして、また寝る。この寝間着は完全に部屋の中だけのものなので、快適さだけで選んでいい。

逆に、分けるデメリットもあります。洗濯物が増えるし、着替える手間が1日2回になる。妻は部屋着と寝間着を分けていません。ここは好みの問題だと思います。

ちなみに、リカバリーウェアと呼ばれるジャンルのものも検討しました。着て寝ることを想定した製品で、そういう機能を謳っているものがあります。ただ、価格が7,000円台からで、効果について自分で確かめる方法がなかったので今回は見送りました。試した人の話を聞いてみたいところではあります。

季節ごとに何を足すか

1年を通して同じ部屋着というわけにはいきません。半年やってみて、季節の切り替え方も固まってきました。

夏は、いま書いた速乾の半袖セットで足ります。うちのリビングは28度設定にしていて、子どもがいるので極端に冷やしません。汗をかく前提なので、乾きの速さが全部です。

冬は、長袖のセットに切り替えて、上に薄手のフリースを1枚羽織る形にしました。厚手の部屋着を1着買うより、薄いものを重ねるほうが調整しやすい。子どもを抱っこすると体温が上がるので、脱げる構成にしておくのが正解でした。

春と秋は、半袖の上に長袖のカーディガンを羽織って調整しています。この時期は日中の温度差が大きいので、1枚で完結させようとするとどこかで暑いか寒いかになる。

結局、通年で使える組み合わせを2セットずつ用意して、羽織りもので調整するという形になりました。買い足しているのは羽織りものだけで、ベースの上下は季節ごとに入れ替えるだけです。収納するときは圧縮袋に入れて、クローゼットの上の棚に上げています。

高いものにする必要はなかった

「質を上げた」と書きましたが、金額としては大したことをしていません。1セット3,000円台のものを2セット。前が1,000円台のTシャツとスウェットだったので、差額は数千円です。

変わったのは金額より、選び方でした。着ている時間で優先順位を決める。宅配便に出られる見た目かどうかで線を引く。毎日洗える素材かどうかを確認する。この3つだけです。

1日14時間着るものを、なんとなく余っていたTシャツで済ませていたのが、そもそもおかしかった。半年前の自分に一言だけ伝えるなら、外出着を1着買う前に部屋着を見直せ、と言うと思います。

この記事は服まわりの個別記事です。何をどう買い替えてきたかの全体は育児中の服選び|4年で買うものが変わったで振り返っています。

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