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綿棒を2000本買いました。届いた箱を見て、まず妻に笑われました。それから怒られた。玄関に置かれた段ボールが思ったより大きくて、2LDKの廊下で完全に邪魔だったからです。
買った理由自体は真面目でした。子どもが生まれてから綿棒の消費が読めなくなって、月に何度も「切れてる」が発生していたんですよね。ベビー用と大人用が混ざるし、掃除にも使う。それなら一度に大量に持っておこう、と考えた。結果としてこの判断は正しかったんですが、置き場所を決めずに注文したのは完全に失敗でした。その顛末を書きます。
2000本は、うちだと何年分になるか
まず消費量を数えました。大人2人で耳や鼻まわりに使うのが、1人あたり週に2〜3本。ふたりで週5本として月20本ほど。ここに掃除用途が月10本前後、子ども関係で月10本くらい乗ります。ざっと月40本、年間480本。
2000本なら4年分です。数字にすると多すぎるように見えますが、綿棒は劣化するものでもないし、湿気さえ避ければ問題ない。1本あたりの単価も、200本×10個で千円台前半だったので1本あたり0.6円ほど。ドラッグストアで200本入りを都度買うのと比べると、半額以下になりました。
買い物の回数が減るのも効きます。以前は年に5〜6回は綿棒を買っていた。それがゼロになった。地味ですが、日用品の買い忘れリストからひとつ消えるのは、思ったより快適なんですよね。
買ったのはキトサン加工の200本×10個
使っているのは、by Amazon のキトサン加工綿棒 200本×10個。1箱200本の小箱が10個入っている構成です。
この形式が良かった点は、開封が1箱ずつで済むこと。2000本が1袋にどさっと入っていたら管理不能でしたが、200本ずつ小分けの紙箱になっているので、使う分だけ開ければいい。残り9箱は閉じたまま保管できます。1箱200本というのは、うちのペースだと5ヶ月分。だいたい半年に1回、新しい箱を開けるリズムになりました。
キトサン加工と書かれていますが、私はその加工に何かを期待して選んだわけではありません。決め手は単純に1本あたりの単価と、200本ずつに分かれている構成のほうでした。軸は紙軸で、少し力を入れるとしなります。強くこするような使い方をする人には、プラスチック軸のほうが向いているかもしれない。
軸の長さは一般的な大人用のサイズで、握った感じに特別さはありません。可もなく不可もなく、という表現がちょうどいい。日用品としてはそれで十分だと思っています。
注意しておきたいのは、これは個包装タイプではないこと。1箱を開けると200本がむき出しで入っています。洗面所に置きっぱなしにすると湿気も埃も気になるので、うちは小さめの蓋つきケースを洗面台に置いて、そこに30本ほど詰め替えて使っています。減ってきたら箱から補充する。この運用にしてから、綿棒の見た目の清潔さは気にならなくなりました。持ち歩きたい人や、衛生をより気にする人は個包装タイプを選ぶ手もあります。1本あたりの単価は上がりますが、旅行や外出用には向いている。
置き場所で困った話
最大の短所は、外箱がとにかく大きいことです。200本の小箱が10個入っているので、届く段ボールは思っている3倍くらいのサイズだと思ってちょうどいい。うちの洗面台下の収納には、どう頑張っても入りませんでした。
最終的に、小箱を10個ばらして、寝室のクローゼット上段にある日用品ストックのカゴへ移しました。外箱は畳んで処分。この作業に15分かかっています。買う前に、200本の小箱10個をどこに置くかを決めておくべきでした。ワンルームや収納の少ない部屋なら、200本×2個くらいの小さいセットのほうが現実的だと思います。
もうひとつの不満は、綿球のサイズ。一般的な大人用のサイズなので、細かい作業には少し大きい。後述するキーボードの隙間掃除だと、綿の部分が入らない場所があります。そこは別途、軸の細いタイプを少量だけ買い足しました。
赤ちゃん用と大人用は完全に分けている
ここは最初に決めたルールです。ベビー綿棒は軸が細くて綿球も小さい、まったくの別物なので、この2000本は大人用と割り切っています。
うちの子はいま生後6ヶ月で、沐浴のあとに耳のまわりや鼻の入口を軽く拭くのにベビー用を使っています。あれは本当に細くて、大人用の綿棒と並べると別の道具に見える。大人用のほうが手近にあるからと代用する、というのが一番やってはいけないパターンだと思っていて、収納の場所自体を分けました。ベビー用は子どものケア用品をまとめたボックスの中、大人用は洗面所。混ざりようがない状態にしています。
子どものケアで迷うことがあれば、自己判断せず小児科で聞くのが早いです。私も4ヶ月健診のときに、耳まわりをどこまで触っていいかを聞きました。
耳掃除は、やりすぎないほうがいい
大人用の使い道として一番多いのが耳なんですが、ここは自戒を込めて書きます。私は綿棒の在庫が潤沢になった直後、明らかに耳掃除の回数が増えました。以前は週1回だったのが、なんとなく毎日やるようになった。本数を気にしなくてよくなると、こうなるんですよね。
ただ、耳掃除はやりすぎないほうがいいというのは、あちこちで言われている話です。奥まで入れると汚れを押し込んでしまうこともあるとされていますし、こすりすぎれば当然よくない。私も2週間ほどで耳の入口がヒリヒリしてきて、そこでやめました。今は週1回、入口を軽く拭う程度に戻しています。耳の状態が気になることがあれば、自分でどうにかしようとせず耳鼻科に相談する。在庫が増えたからといって、使う頻度まで増やす必要はまったくありませんでした。
意外と減るのは掃除の用途
月10本前後を掃除に使っています。これが在宅勤務だと地味に多い。
- キーボードのキーの隙間。半年に1回まとめてやると10本近く消える
- スマホの充電端子まわりのホコリ取り。電源を切って、乾いた綿棒で軽く
- ベビーチェアの溝に入った離乳食のカス。これが一番よく使う
特に離乳食が始まってから、椅子やテーブルの細い溝を拭く用途が増えました。布巾では入らない幅のところに綿棒が刺さる。1回の食事あたり2本くらい使うので、ここだけで月に相当な本数です。2000本にして正解だったと感じるのは、正直このシーンが一番大きい。
逆に、化粧品の細かい直しのような用途では使っていません。うちにその需要がないだけですが、そういう用途なら綿球が小さめのものを選んだほうがよさそうです。
最後に
2000本という数字は、買う前は無謀に見えて、実際に運用してみると4年分の普通の在庫でした。単価が0.6円まで下がって、買い忘れがなくなって、離乳食の掃除にも遠慮なく使える。
それでも人に勧めるなら、条件をひとつ付けます。小箱10個の置き場所を、注文する前に決めること。私はそれをやらずに廊下で妻に怒られました。あとは、在庫が増えても耳掃除の頻度は変えないこと。これも自分への戒めとして書いておきます。
この記事は日用品の個別レビューです。何をどこまでストックするかは日用品のまとめ買い|何をどこまでストックするかにまとめています。

