絵本の読み聞かせ|父親が読むと反応が違う

※ この記事にはプロモーションが含まれています。

同じ絵本を、妻が読んだときと私が読んだときで、子どもの反応が違います。生後6ヶ月。妻が読むとこちらを見ている時間が長く、私が読むと途中で目線が外れる。最初は気のせいだと思っていましたが、何度やっても同じでした。

それで、読み方のほうを変えてみました。この記事は絵本の選び方ではなく、読む側の話です。どういう声で読むと反応が変わったか、毎日続けるために何を仕組みにしたか。父親が読み聞かせを担当している家の記録として書きます。

声の高さを変えたら、見ている時間が伸びた

試したのは単純なことで、普段より高い声で読んでみました。私は地声が低いほうです。それを意識して1オクターブとまではいかないまでも、明らかに高くして読む。

結果として、こちらを見ている時間が伸びました。妻が読むときとの差が、少なくとも縮んだように見えます。声の高さが効いているのか、いつもと違う声だから注意を引いているだけなのかは分かりません。ただ、反応は変わりました。

問題は、続かないことです。高い声で読むと、10分でのどが痛くなる。寝かしつけ前の絵本タイムは20分ほどあるので、後半は普通の声に戻っています。

今は折衷案として、地の文は普通の声、擬音や繰り返しの部分だけ高くする、というやり方に落ち着きました。全編やるより疲れないし、抑揚の差がついてかえって聞きやすい気もします。

速度は、思っているより遅くていい

もうひとつ変えたのが速度です。最初、私は普通に文章を読むのと同じ速さで読んでいました。1ページを3秒くらいで。

ページをめくる速さを半分にしたら、目線が絵に留まる時間が増えました。今は1ページに10秒前後かけています。文章が短い絵本だと、読み終わってから数秒何も言わずに待つ形になる。この沈黙の時間に、子どもが絵を見ていることがあります。

大人としては、間が空くと落ち着かないんですよね。何か言いたくなる。そこを我慢するのが、思ったより難しかった。私は仕事で人に説明するとき早口になる癖があるので、たぶんその延長です。

絵の指さしも意識して増やしました。読みながら、絵の一部を指でトンと触る。そうすると、そこに視線が動くことがあります。文章を読むだけだと、絵と音がつながらないんですよね。手が1本ふさがるので、抱っこしながらだとやりにくいのが難点です。

ページをめくるタイミングも、こちらが決めないほうがいいときがあります。手が伸びてきて自分でめくろうとすることがあって、そのときは順番が前後しても好きにさせています。

読んでいるのは「きんぎょがにげた」

今いちばん多く読んでいるのは「きんぎょがにげた」です。ページごとに金魚が1匹どこかに隠れていて、それを探す構成の絵本。

選んだのは私ではなく妻ですが、結果として6ヶ月の子に合っていました。理由は、絵が単純で色がはっきりしていることと、1ページあたりの文字数が非常に少ないことです。文字が少ないと、こちらが絵を指さす余裕ができます。

もちろん、6ヶ月の子が金魚を探しているとは思っていません。ページ全体の色が大きく変わるので、その変化に反応しているように見えます。探す遊びとして成立するのは、もっと先でしょう。

不満を挙げるとすれば、短いことです。全部読んでも2分かかりません。寝かしつけの20分を埋めるには、3〜4回繰り返すか、他の本と組み合わせる必要があります。繰り返すこと自体は嫌がりませんが、読む側が飽きます。

赤ちゃん 絵本 松谷みよ子 あかちゃんの本 9巻セット赤ちゃん絵本セット 9巻セット 絵本セット 赤ちゃん絵本 書籍 本 松谷みよ子 赤ちゃ

赤ちゃん 絵本 松谷みよ子 あかちゃんの本 9巻セット赤ちゃん絵本セット 9巻セット 絵本セット 赤ちゃん絵本 書籍 本 松谷みよ子 赤ちゃ

Amazonで見る楽天市場で見る

冊数を増やすかどうかで迷っている

絵本は今9冊あります。増やすかどうかは、正直まだ決めきれていません。

定番の赤ちゃん絵本をまとめたセットも見ました。松谷みよ子さんの赤ちゃん向けシリーズを9冊まとめたセットが、楽天で7,920円で出ています。1冊あたり880円ほどなので、単品で買うより安い。

迷っているのは、今の子どもが1冊を最後まで見ていられる時間が3分もないからです。冊数を増やしても、回転が速くなるだけかもしれない。同じ本を繰り返したほうが、今の月齢には合っている気がしています。

ただ、これは読む側の飽きを無視した理屈でもあります。私が飽きて読まなくなるくらいなら、冊数を増やしたほうがいい。続けられるかどうかは、子どもより親の側の条件で決まる。この記事で何度か書いていることですが、絵本でも同じでした。

父親が読むと違う理由を、いくつか想像してみた

反応の差が何によるのかは分かりません。ただ、思い当たることはいくつかあります。

ひとつは、声の高さそのもの。もうひとつは、接している時間の長さです。妻のほうが一緒にいる時間が長いので、声に慣れている。慣れた声のほうが安心するのか、逆に珍しい声のほうが注意を引くのか、方向すら分かりません。

三つめは、読み方の癖です。妻は文の途中で止めて、子どもの顔を見る回数が私より多い。私は文章を単位で読んでしまう。これは横で聞いていて明らかに違う点でした。真似してみたら、確かに目が合う回数が増えました。

結局、声質より読み方のほうが変えられる部分が大きいというのが今の結論です。父親だから不利、という話ではなかった。低い声のまま、止まる回数を増やせばいい。

毎日続けるために決めた、たったひとつの仕組み

読み聞かせを続けるためにやっていることは、実質ひとつだけです。時間ではなく、場所とセットで決める。

我が家では、寝室に移動して、電気を暗くして、私が座ったら絵本を読む。この順番が固定です。時刻は日によって30分以上ずれますが、順番は変わりません。時間で決めると、遅れた日にそのまま飛ばすことになる。

絵本の置き場所も寝室に移しました。リビングに置いていたころは、寝室に行ってから取りに戻ることがあって、その一往復で読まない日が生まれていました。手を伸ばせば届く場所にあるかどうかで、実行率がかなり変わります。

もうひとつ、記録もつけていません。読んだ日をカレンダーに印をつける方式を1週間やって、やめました。抜けた日が可視化されると、それが気になって嫌になる。続けたいものほど、達成率を測らないほうがいいというのが今のところの結論です。

あとは、読む冊数を決めないこと。1冊でいい日は1冊で終わります。「毎晩3冊」と決めた時期がありましたが、疲れている日に3冊目を義務でめくっている自分がいて、これは違うなと思ってやめました。

半年で分かったのは、読んでいるのは私のためでもあること

正直に書くと、絵本の時間は私にとっての区切りになっています。仕事を閉じて、部屋を暗くして、10分か20分、他に何もしない時間。

スマホを持たずに座るのは、この時間くらいです。子どもに何かを与えているというより、こちらが強制的に手を止めている。効果があるとすれば、まずそこな気がします。

子どもが言葉を覚えるかどうかは、今の段階では何も分かりません。分かるのは、6ヶ月のあいだ毎晩続いた習慣がひとつあるということだけです。

声の高さの話に戻ると、結局いちばん反応がいいのは、私がふざけて変な声を出したときでした。読み聞かせとしては邪道かもしれませんが、笑うので続けています。

この記事は知育の個別記事です。0歳から何をやって何をやめたかは0歳から始めた知育|やってよかったこととやめたことで振り返っています。

タイトルとURLをコピーしました