汚れが目立たない色|子どもと過ごす日の服

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白いTシャツを3枚ダメにしました。首まわりでも脇でもなく、胸のあたりに残った染みが原因です。それで色から考え直すことにしたんですが、調べてみると「濃い色にすれば安心」という単純な話ではありませんでした。

子どもと過ごす日に着る服の色を、半年かけて選び直した記録です。結論だけ先に書くと、私が落ち着いたのはネイビー、杢グレー、そして深い色の柄物の3系統でした。

白がダメになった理由は、思っていたのと違った

白い服が汚れやすいのは当たり前です。ただ、実際にダメにしたときの理由は「派手に汚れた」からではありませんでした。少しずつ、落としきれない汚れが蓄積した結果です。

よだれが乾いた跡。抱っこしたときについた手の跡。ミルクの飛沫。ひとつひとつは洗えば消えるレベルなんですが、洗うたびに完全には戻らず、3ヶ月ほどで胸から肩にかけて全体が薄く黄色くなりました。

漂白剤を使えばある程度は戻ります。私も酸素系で何度かつけ置きしました。でも週に2回それをやる生活は続かない。白は維持のためのコストが継続的にかかる色で、私はそのコストを払えなくなったというのが実際のところです。

ちなみに、白い服を全部やめたわけではありません。出社日と、人に会う日には着ます。ただ、家で子どもと過ごす日には着ない。着る日を分けることで、白い服の寿命は明らかに伸びました。

汚れには2種類ある

色を考えるうえで役に立ったのが、この分け方でした。汚れには「暗い色がつく汚れ」と「明るい色がつく汚れ」がある。

前者は、離乳食のかぼちゃやほうれん草、外遊びの泥、コーヒー。これは薄い色の服で目立ちます。後者は、ミルク、粉ミルクの粉、よだれが乾いた跡、白い離乳食のペースト。こっちは濃い色の服で目立ちます。

私は最初、後者を完全に見落としていました。黒いTシャツを買って「これで安心」と思っていたら、肩に白い輪ができていた。乾いたミルクの跡です。黒地に白は、白地に茶色より目立ちます。

生後6ヶ月の今は、まだミルクと白っぽい離乳食が中心です。つまり、うちの現状では真っ黒より中間の濃さのほうが有利。子どもが大きくなって食べるものが変われば、また逆転するはずです。

一番強かったのは杢グレーと、くすんだ中間色

半年試して、汚れが一番目立たなかったのは杢グレー、いわゆるヘザーグレーでした。糸の色を混ぜて杢調にしてあるので、生地の表面にもともと濃淡のムラがある。そこに小さな染みができても、模様の一部として溶けます。

ただし杢グレーにも弱点があって、水滴が目立ちます。雨の日に肩が濡れると、その部分だけ色が濃くなる。乾けば戻るので実害はないんですが、外を歩いているあいだは気になります。汗も同じで、夏場の背中は正直きついです。

次に良かったのが、ネイビーとオリーブ、それとチャコールあたりの中間の濃さです。真っ黒ほど白い汚れを拾わず、薄い色ほど濃い汚れを拾わない。両方の汚れに対して「そこそこ」の耐性がある。極端に強い色より、負けにくい色を選ぶ発想に切り替えました。

逆に使いにくかったのがベージュとライトブルーです。どちらも汚れの色を選ばず、だいたい何がついても目立ちます。持ってはいますが、子どもと過ごす日には出番がありません。

柄物は圧倒的に強いが、着られる日が限られる

汚れの隠蔽性能だけで言えば、小さめの柄物が最強でした。細かいプリントやチェックが入っていると、染みがどこにあるか自分でも見つけられません。

実際、私は柄シャツを1枚買って公園に着ていきました。帰宅後に妻から「そこに何かついてるよ」と言われるまで気づかなかった。それくらい分かりません。

ただ、柄物は場面を選びます。オンライン会議には向かない。前にも書いたとおり、細かい柄はカメラの圧縮でちらつくことがあります。それと、毎日柄物というのは自分の気分として持たなかった。結局、休日の外出用に2枚持つ形に落ち着きました。

もうひとつ注意点として、柄物は汚れに気づかないぶん、放置しやすいです。気づかないまま洗濯機に入れて、そのまま定着する。私は柄物に限って、脱いだときに明るいところで一度広げて見るようにしています。

羽織りを1枚挟むと、下の服が守られる

色の話をしていて気づいたのが、そもそも汚れを受け止める層を1枚増やすという手があることです。薄手のカーディガンを羽織って過ごすと、抱っこしたときに子どもの口が触れるのはカーディガンの側になります。

私が使っているのは、1,000円台の薄手カーディガンです。ネイビーで、長袖。家の中でも羽織れる軽さで、汚れたら脱いで洗濯機に放り込めます。

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この価格なので当然ですが、生地は薄いです。防寒着としては期待できません。それと、洗濯を10回ほど繰り返したら袖口が少し伸びました。ボタンの縫い付けも強くはないので、子どもに引っ張られる前提なら予備の糸で補強しておいたほうがいいです。私は1個取れかけて、自分で縫い直しました。

逆に良かったのは、脱ぎ着が早いことと、洗濯後に3時間ほどで乾くことです。汚れたら即座に交換できるという運用が成立するのは、乾きが速いからこそでした。2枚買って交互に使っています。

洗い方は、色を選ぶのと同じくらい効いた

色を工夫しても、洗い方が雑だと結局残ります。半年でいくつか手順が固まったので書いておきます。

まず、ミルクやよだれの汚れにお湯を使わないこと。これは失敗して学びました。乳製品にはタンパク質が含まれていて、熱を加えると固まって繊維に定着するとされています。私は最初、汚れた部分に熱いお湯をかけて叩いていました。逆効果でした。今は水かぬるま湯で処理しています。

次に、乾かす前に落とすこと。乾いた汚れと、まだ湿っている汚れでは落ちやすさが全然違います。玄関で気づいたら、その場で濡らしたガーゼで押さえる。10秒でいいので、乾く前に水分を足しておくと後が楽です。

それと、濃い色の服には粉末の洗剤よりも液体を選ぶようにしました。粉末が溶け残ると、黒い服に白い粉の跡が残ることがある。これも一度やって、着る直前に気づいて慌てました。今は液体洗剤に統一しています。

あとは、色物と白物を分けて洗う。当たり前の話なんですが、洗濯回数が1日2回になると面倒で一緒に入れたくなる。一度それで白い肌着にうっすら色移りさせたことがあるので、今はカゴを分けて物理的に混ざらないようにしています。

色を3系統に固定したら、朝が楽になった

今、私が家で着るトップスの色はネイビー、杢グレー、オリーブの3系統です。パンツは黒かベージュ。全部が組み合わせとして成立するので、上下を考える工程がなくなりました。

汚れの話から始まって、最終的に得たのは時間でした。色を絞ると、何を着るか迷わない。子どもが起きている時間に服のことを考える余裕はないので、これは大きい。

正直、この選び方はおしゃれではありません。妻には「最近ずっと同じ色だね」と言われました。そのとおりです。ただ、白い服の染みを見つけて憂鬱になる回数はゼロになりました。今はそのトレードオフを受け入れています。

子どもが離乳食を本格的に食べ始めて、トマトやカレーが登場するようになったら、また基準を見直すつもりです。そのときは今回とは逆に、明るい色のほうが有利になるかもしれません。

この記事は服まわりの個別記事です。何をどう買い替えてきたかの全体は育児中の服選び|4年で買うものが変わったで振り返っています。

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