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3月に息子が生まれてから、毎月1回、同じ場所で写真を撮っています。今月で6枚目。月齢フォトというやつです。
始める前は「どうせ3ヶ月で飽きる」と思っていました。実際、そういう話をよく聞きます。1ヶ月目と2ヶ月目は凝った写真を撮って、3ヶ月目からスマホのカメラロールに埋もれていく。うちが半年続いているのは、根性ではなく仕組みのおかげです。何をやったかを書いておきます。
続かない理由は「毎回考えるから」だった
1ヶ月目、私はかなり気合いを入れました。寝相アートというやつをやろうとして、タオルで背景を作って、花を並べて、息子を寝かせた。所要時間は1時間半。結果、5枚しか使える写真がなくて、息子は途中で泣いて中断しました。
2ヶ月目に同じことをやる気力はありませんでした。ここで気づいたのが、続かない原因は撮影そのものではなく毎回セットを考えることだという点です。何を用意するか、どう並べるか、どこで撮るかを毎月ゼロから考えていたら、そりゃ続きません。
3ヶ月目から、全部固定することにしました。場所、時間、小物、構図。考える要素を消したら、撮影が10分で終わるようになった。それ以来、一度も飛ばしていません。
撮る日を、生まれた日と同じ日付にした
まず日付です。うちの息子は13日生まれなので、毎月13日に撮ると決めました。カレンダーアプリに毎月13日の繰り返し予定を入れて、朝8時に通知が来るようにしてあります。
これがないと確実に忘れます。実際、2ヶ月目は14日の夜に思い出して、慌てて撮りました。日付が1日ずれるくらいは問題ないんですが、「まあ今月はいいか」が一度出ると、そこで終わります。
13日が難しい日は、前後3日以内に撮ると決めています。ルールに例外の幅を持たせておくのも大事で、厳しすぎるルールは1回破った時点で崩壊します。
場所と構図も固定した
撮影場所は、リビングの窓際の白い壁の前。時間は午後1時から3時のあいだ。レースカーテン越しの自然光で撮ります。
この時間帯にしたのは、光が一番安定しているからです。朝は強すぎてコントラストがきつく、夕方はオレンジに転ぶ。午後の早い時間が、うちのリビングでは一番自然な色になりました。
構図は、真上から見下ろす真俯瞰です。息子をラグの上に寝かせて、隣に月齢カードを置いて、真上から撮る。この構図を6回続けているので、6枚を並べたときに成長が一目で分かります。ラグが同じ、壁が同じ、角度が同じ。比較できることが、月齢フォトの一番の価値だと途中で気づきました。
ちなみに、寝返りを覚えた4ヶ月目から真俯瞰が難しくなっています。寝かせても2秒で転がる。今は妻が上から手を出して気を引いている間に、私が撮るという二人がかりの体制です。
服装も、実は固定しています。白か生成りの無地のロンパース。これは1ヶ月目から変えていません。柄物を着せると、月ごとに写真の印象が変わりすぎて、並べたときの比較にならないからです。同じ服のサイズが上がっていくのも、それはそれで記録になります。
撮影にかかる時間は、いまは平均10分。準備が3分、撮影が5分、片付けが2分です。1ヶ月目の1時間半と比べると、9分の1になりました。減った時間のぶんだけ、続く確率が上がったと思っています。
使っている月齢カード
小物は月齢カードだけに絞りました。使っているのは、天然木のマンスリーカードが22枚入っているセットです。数字と、記念日用のワードがいくつか入っているタイプ。
木製にしたのは、紙のカードだと折れるからです。1ヶ月目に紙のカードを使ったら、息子が握って一発でシワになりました。木製なら厚みが3mm前後あって、握られても曲がりません。水拭きもできます。
不満点も正直に書きます。木製カードは角が硬い。寝返りで転がってきた息子が顔をぶつけたことが2回あって、そのたびにヒヤッとしました。今は撮る瞬間だけ置いて、すぐどけるようにしています。
もう1つ、木目に印字してあるタイプは、自然光だとコントラストが弱くて数字が読みにくいことがある。うちのは焼き印風の濃い印字なので大丈夫でしたが、薄い色の印字のものは、写真にしたときに背景に溶けます。買うなら印字の濃さは確認したほうがいい。
あと22枚あっても、実際に使うのは12枚と数枚だけです。残りは箱の中で眠っています。枚数の多さで選ぶ必要はなかったかもしれません。
小物を出しっぱなしにしない
これは失敗から学んだことです。3ヶ月目まで、月齢カードをリビングのローテーブルに置きっぱなしにしていました。すぐ使えるようにと思ってのことです。
結果、息子が掴んで舐めて、床に落として、いつの間にか1枚行方不明になりました。ソファの下から2週間後に出てきた。それ以来、カードは撮影のとき以外テレビ台の引き出しにしまっています。
出しっぱなしにしないもう1つの理由は、生活感です。ローテーブルに撮影小物が乗っていると、それだけで部屋が散らかって見える。撮影は非日常なので、道具も非日常の場所にしまう。そのほうが、撮るときの気持ちの切り替えもうまくいきます。
撮ったあと、その場で3枚選ぶ
撮影と同じくらい大事なのが、この工程です。1回の撮影で30枚くらい撮りますが、その日のうちに3枚だけ選んで、専用のアルバムに移します。
あとでやろうとすると、絶対にやりません。半年分の写真から選ぶ作業は、想像するだけで面倒です。撮った直後なら、どれがいいか覚えているので3分で終わる。
この3枚を、年末に印刷して実家に送る予定です。データのままだと祖父母は見ません。うちの父はスマホの写真アプリを開けないので、紙にして送るしかない。半年分で18枚。フォトブックにするにはちょうどいい枚数だと思っています。
1歳までは続ける、その先は決めていない
いま6ヶ月目で、次の目標は12ヶ月目です。1歳になったら、12枚を並べて壁に貼りたい。それが最初の完成形になります。
1歳を過ぎたら月1回はやめて、季節ごとの年4回に落とすつもりです。歩き回る子を毎月寝かせて撮るのは無理がある。続けるコツは、続かなくなる前に頻度を下げることだと思っています。
半年やってみて分かったのは、写真の出来はどうでもいいということでした。6枚並べると、1ヶ月目の息子が驚くほど小さい。ピントが甘くても、部屋が散らかっていても、その差だけは伝わる。だから今月も13日に、同じ場所で同じ構図で撮ります。
もう1つ、始めるのが遅れても気にしなくていいと思っています。うちは生まれた月から撮り始めましたが、3ヶ月目や半年から始めても、そこから12回続けば十分な記録になる。完璧に揃えようとして始めないより、途中から雑に始めたほうがいい。私が1ヶ月目に凝りすぎて2ヶ月目に挫折しかけたのは、まさにその逆をやったからでした。
続けるための工夫をもうひとつ。撮った写真をその場で1枚選ぶことにしました。あとで選ぼうとすると、月に数百枚の中から探す作業になって、結局やらなくなる。撮影が終わった直後、まだ記憶が新しいうちに1枚だけ決めて、専用のアルバムに入れる。これだけで、見返せる形で残るようになりました。
逆にやめたのが、毎回同じ構図で撮ろうとすることです。月齢が上がると動くようになるので、寝かせて真上から撮るのは早い時期しかできません。揃った見た目より、その月にできるようになったことが写っているほうが、あとで見て面白いはずだと考え直しました。
この記事は季節行事の個別記事です。1年を通して何をやったかは子どもが生まれて変わった季節行事|1年目の記録にまとめています。

