昼食のローテーション|在宅勤務の昼をどうするか

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在宅勤務の昼休みに、自分の食事のために実際に使えている時間を1週間測ってみました。平均11分。1時間の休憩があるはずなのに、です。息子が生後6ヶ月になって、昼寝が浅い日は抱っこで30分持っていかれる。妻とどちらが見るかは日によって変わるので、予定として組めない。結果、昼は「余った時間で片づける行事」になりました。だったら献立を考える工程ごと消すしかない。この記事は、料理の話ではなく、作らない昼食をどう回しているかという運用の記録です。

昼に使える時間は、あると思っていた時間の3分の1だった

測る前の感覚では、昼は30分くらい自由になるつもりでいました。実際は違いました。12時に手を止めても、そこから息子のミルクや寝かしつけが入るとまず15分。妻が会議中の日は私が全部引き受けるので、自分の分に取りかかれるのが12時40分ということもある。13時から定例があるので、そこで詰みます。

外に出る選択肢も一度は試しました。徒歩5分のコンビニまで往復して、レジに3人並んでいたら10分。悪くはないけど、行くと必ず余計なものを買います。菓子パンと飲み物で500円を超えた日が続いて、月末に集計したら平日昼だけで1万円近く。しかも買ったものは似たり寄ったりでした。

この時点で結論が出ました。昼に必要なのは「早い料理」ではなく「考えなくていい在庫」です。調理時間を短縮する話をいくら読んでも、私の場合はそもそも台所に立てる保証がない。だから、立てない日でも成立する形にしないと意味がなかった。

毎日違うものを考えるのをやめた

最初にやったのは、選択肢を減らすことでした。冷蔵庫と棚を開けて「今日は何にしよう」と考える工程が、実は一番時間を食っていたんですよね。3分悩んで結局同じものを食べる、を何度も繰り返していました。

そこで、昼に食べていいものを5パターンだけ決めました。それ以外は昼には使わない。パターンの中身は、常温で置ける汁物、前夜の残り、冷凍してあるごはん、乾麺、あとは詰まったとき用の予備。この5つを回すだけと決めた瞬間に、悩む時間がほぼゼロになりました。

味の飽きは正直あります。でも1ヶ月やってみて、飽きより「決まっていることの楽さ」のほうが上でした。仕事の集中が切れないんです。11時台に「昼どうしよう」と考え始めるあの感じが消えたのが一番大きい。

曜日で型を決めると、在庫管理まで楽になった

5パターンを日替わりで選ぶのもやめて、曜日に割り当てました。月曜と木曜はスープ+パン、火曜は前夜の残りにスープを足す、水曜は冷凍ごはんと汁物、金曜は乾麺で片づける。ざっくりこれだけです。

曜日で固定するとレシピの都合ではなく在庫の都合が読めるようになります。スープを週2回使うなら1ヶ月で8袋。乾麺は週1なら4食。買う量が計算で出るので、多めに買って賞味期限を切らす、が起きにくくなりました。以前は「安いから」と3種類まとめ買いして、半年後に棚の奥から未開封を発掘したことがあります。あれは単純に管理していなかっただけでした。

厳密に守っているわけではありません。妻が在宅で余裕のある日は普通に一緒に食べるし、前夜のカレーが残っていれば火曜以外でも回します。型は縛りじゃなくて、迷ったときのデフォルト値という感覚です。

回している中心はレトルトのスープになった

5パターンの中で一番稼働しているのが、常温保存できるスープです。うちで定番になったのは【Amazon.co.jp限定】カゴメ 野菜たっぷりスープ 4種×各2個(トマト/かぼちゃ/豆/きのこ)計8個のセット。選んだ理由は単純で、4種類入っているので固定運用でも味が続くのと、袋のまま器に出せることです。

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使い方は雑です。器に出して電子レンジで2分、その間にパンを焼くか冷凍ごはんを解凍する。合計で5分かからない。抱っこしながら片手で開けられるのも、地味ですが効いています。トマトときのこは前夜の残りと合わせても味が喧嘩しにくいので、火曜の型に使うことが多い。

他の候補も一通り見ました。粉末タイプならクレアおばさんの具だくさんスープギフト 3種15食セット(クリーム/ミネストローネ/コーン)が食数あたりでは安く、湯を注ぐだけなので早い。レンジ調理に対応したクノール ポタージュで食べる豆と野菜 3種6食セットも試す価値があります。楽天のほうでは神戸開花亭のレトルト惣菜16〜20種セットが7,625円という詰め合わせも見つけました(価格は変動するので執筆時点の目安です)。惣菜まで含めた大量ストックにするならこの手も現実的だと思います。

1ヶ月回して出てきた不満

良いことばかりではないので、気になった点を先に書きます。まず1袋だと足りない。うちの場合、スープだけでは昼を終えられません。必ずパンかごはんを足すことになるので「これ1つで完結」とは思わないほうがいい。2袋開ける日もあって、そうなると単価はそれなりです。

味の好き嫌いもはっきり出ました。私は豆とトマトが好きなんですが、妻はかぼちゃが甘すぎると言って手を出しません。結果、8個セットのうちかぼちゃだけが棚に残る。4種セットは便利な反面、誰も食べない種類が在庫として滞留するという問題があります。単品でまとめ買いできるものと組み合わせるのが正解でした。

それから、常温のまま食べるとイマイチです。会議が押した日に、温めずにそのまま飲んだことがあります。飲めなくはないけど油分が舌に残る感じがして、以降はどれだけ急いでいても2分だけレンジに入れています。逆に言えば、電子レンジが使えない状況では選択肢になりません。

種類の偏りも1ヶ月で感じました。野菜系のスープばかり回していると、ある日いきなり味の濃いものが食べたくなる。そういう日のために、型から外れたものを1〜2食だけ置いておくようにしています。

補充は「箱が半分になったら」で固定した

ストック運用で一番失敗したのが補充のタイミングでした。最初は在庫をメモアプリで管理しようとして、3日で更新をやめました。数える手間が、悩む手間の代わりになっただけだったんですよね。

今は箱ごと棚に置いて、半分を切ったら注文するだけにしています。8個入りなら残り4個で発注。届くまでの2〜3日は残りで持つ計算です。数えるのではなく、見た瞬間に分かる形にしたのが良かった。ついでに、月初に必ず1回まとめて注文する日も決めました。ここを固定しておくと、切らす頻度がかなり減ります。

それでも切らします。先月は発注を忘れて金曜に完全にゼロになりました。そういう日の代替は先に決めてあります。乾麺と冷凍ごはん、それも無ければ近所のスーパーの惣菜。代替が決まっていると、切らしたこと自体はそんなに事故になりません。切らさない仕組みより、切らしても困らない二段目を用意するほうが現実的だというのが今の結論です。

最後に

昼食を「作らないもの」と割り切ってから、午後の立ち上がりが明らかに軽くなりました。11分しか使えない前提で組んだので、時間が余った日はむしろ得した気分になります。

ひとつ書き添えておくと、レトルトのスープは商品によって塩分量に差があります。私は数字を気にするタイプなので裏面を見てから買っていますが、持病があったり食事制限を受けていたりする場合は、医師や管理栄養士に相談したうえで選ぶのが確実です。

この運用が誰にでも合うとは思っていません。ただ、昼に台所へ立てる保証がないという条件が同じなら、献立を考える工程を消すところから始めるのは悪くない手だと思います。うちは今のところ、これで回っています。

この記事は食まわりの個別記事です。育児中の自分の食事をどう立て直したかは育児中の自分の食事|後回しにした結果どうなったかにまとめています。

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