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1日に何回手を洗っているのか数えてみたら、32回でした。おむつ替えのたび、ミルクを作る前、離乳食の準備の前後、掃除のあと、外から帰ったとき。これに手指消毒が加わります。
冬になって、指の関節のところがぱっくり割れました。それまで手荒れとは無縁だったので、正直びっくりしました。対処を半年やってきた記録です。
手洗いの回数は、育児で明確に増える
回数の内訳を書いておきます。おむつ替えが1日8回で、その前後に洗うので16回。ミルクや離乳食の準備で5回。外出の前後で2回。掃除や洗濯のあとで数回。自分の食事の前後で4回。
これに、外出先での消毒が乗ります。子どもと出かけると、施設の入口で消毒するし、子どもを触る前にも消毒する。多い日は10回近く使っていました。
手を洗いすぎると、皮膚の表面の皮脂や角層が落ちて乾燥しやすくなるとされています。それを1日30回以上やっているわけで、荒れるのは当然だったのかもしれません。
ただ、回数を減らすという選択肢がないんですよね。おむつ替えのあとに洗わないわけにはいかない。減らせないなら、その後のケアで対処するしかありませんでした。
べたつくハンドクリームは、育児中には使えない
最初に買ったのは、しっとり系の重めのハンドクリームでした。保湿力が高いと書いてあるもの。これが完全に失敗でした。
塗ってから10分は、手がぬるっとしています。この状態で子どもを触ると、顔にも肌にも付く。抱っこすれば服にも付きます。おむつ替えのテープを留めるのにも手が滑る。
結果、塗る場面が見つからなくなりました。塗った直後に子どもに呼ばれると、洗面所で洗い流すことになる。それを2回やって、そのチューブは使わなくなりました。
もうひとつ、においも問題でした。香りのついたものだと、子どもの顔の近くに手を持っていくときに気になります。私は無香料か、ほとんど香らないものを選ぶようにしました。
べたつかないタイプに替えて、塗る回数が増えた
買い直したのは、さらっとした使用感を謳っているタイプです。塗ってすぐに手のひらの表面が乾く感じのもの。
これに替えてから、塗る回数が1日1回から5回前後に増えました。塗ってから20秒くらいで手が普通の状態に戻るので、子どもに触れることをためらわなくて済む。
重要なのは、保湿力が高いものを1日1回塗るより、そこそこのものを何回も塗るほうが、私の場合は結果が良かったということでした。手を洗うたびに落ちるので、回数のほうが効いた。
不満点としては、まず持続時間が短いです。さらっとしている分だけ、膜が薄い。1回洗えばほぼ落ちます。それと、割れてしまったあとの部分には、正直これだけでは足りませんでした。
それと、チューブの口が広いタイプだと出しすぎます。私は最初、1回に出す量が多くて2週間でかなり減らしました。今は米粒2つぶんくらいを目安にしています。少なく出して足すほうが無駄がありません。
肌に合わない可能性は、どんな製品にもあります。かゆみや赤みが出たら使うのをやめて、症状が続くようなら皮膚科で相談してください。私も、以前に使っていた別の製品で指の間がかゆくなったことがあります。
塗るタイミングを、手を拭く動作にくっつけた
回数を増やすために工夫したのが、置き場所とタイミングでした。
私は今、ハンドクリームを3箇所に置いています。洗面所、キッチンのシンクの横、そしてリビングのおむつ替えスペースの近く。同じものを3本買いました。合計で6,000円ほどかかりましたが、置き場所を増やすのが一番効果がありました。
タイミングは、手を拭いた直後です。タオルで拭いて、その流れで塗る。この「拭いたら塗る」を1つの動作としてつなげてしまうと、考えなくてもやるようになります。
逆に、思い出したときに塗る方式は続きませんでした。手が荒れていることに気づくのは、たいてい痛みが出てからです。痛くなってから塗り始めても、回復には時間がかかる。
それと、水分が残っている状態で塗るほうがいい、という話をよく見かけます。私は完全に乾ききる前、少し湿っている段階で塗るようにしています。これが効いているかは正直分かりませんが、少なくとも伸びは良くなります。
手洗いと消毒の使い分けを見直した
荒れ始めてから、そもそも全部の場面で手を洗う必要があるのかを考え直しました。
調べてみると、汚れが目に見えて付いている場合は石けんと流水で洗い、そうでない場合はアルコールの手指消毒でよい、という整理が一般的なようです。消毒のほうが皮膚への負担が小さい場合もあるとされています。
ただ、アルコールも荒れている手にはしみます。私は割れた指にアルコールをかけて飛び上がりました。荒れがひどいときは、消毒のほうがつらいこともある。
今は、おむつ替えのあとと調理前は石けんで洗い、それ以外の「念のため」の場面は消毒か、拭き取りだけにしています。回数は32回から25回くらいに減りました。減らせる場面は意外とありました。
それと、お湯の温度を下げました。熱いお湯で洗うと皮脂が落ちやすいと言われているので、ぬるま湯にしています。冬は冷たくてつらいんですが、荒れ方は明らかにましになりました。
夜だけは、別の対処をしている
日中はさらっとしたものを何度も塗る。その代わり、夜寝る前だけは重めのものを厚く塗るようにしました。
寝ているあいだは手を洗わないので、落ちません。この時間を使うのが一番効率がいい。私は寝る直前に、指の関節と爪のまわりを中心に塗っています。
綿の手袋も試しました。ドラッグストアで数百円のもの。効果はあった気がしますが、夜中に子どもが泣いて起きたときに、手袋のまま抱き上げるのが不安で外すことになる。結局、週に2、3回しか使えていません。
それと、爪のまわりは特に切れやすい場所でした。ささくれができると、そこから広がる。私は爪切りのあとに必ず塗る、というのを追加しました。爪切りは週1回、子どもの爪を切るタイミングで自分のも切ることにしています。ついでにやると忘れません。
あわせて見直したのが、洗い物のときのゴム手袋です。食器洗いは1日2回か3回あって、そのたびに洗剤とお湯に手をさらすことになる。ゴム手袋を使うようにしてから、指先の乾燥が減りました。面倒なのでずっと避けていたんですが、着脱に5秒しかかかりません。やらない理由が思い込みだけでした。
ハンドクリームの容器も、途中でチューブからジャータイプに一部替えました。ジャーは指ですくうので、量を調整しやすい。ただし、塗る前に手が清潔でないと中に雑菌が入る可能性があります。私は洗った直後にしか開けないようにしています。
割れてからでは遅い。皮膚科の話
最後に書いておきたいのが、市販品でどうにかしようとしすぎない、ということです。
私は指の関節が割れて出血したとき、しばらく市販のクリームで様子を見ていました。2週間ほど治らなくて、結局皮膚科に行きました。診てもらって処方されたもので、そこからは早かった。もっと早く行けばよかったです。
手荒れが長引くとき、その原因が乾燥だけとは限らないそうです。何が起きているかを判断するのは医師の仕事で、私が口コミを読んで決めることではありませんでした。
今は、日中の頻回のケアで大きく荒れることはなくなりました。ただ、冬になればまた状況は変わるはずです。悪化の兆しが出たら、様子を見ずに早めに受診する。それが半年で学んだ一番のことでした。
この記事は服まわりの個別記事です。何をどう買い替えてきたかの全体は育児中の服選び|4年で買うものが変わったで振り返っています。

