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子どもが生後5ヶ月を過ぎたあたりから、絵本の扱いが変わりました。見せる対象だったものが、掴んで口に入れる対象になった。1冊、表紙が波打って戻らなくなり、もう1冊は角が白くつぶれています。
それで、本を「親が読む用」と「本人が触る用」に分けることにしました。この記事は中身の話ではなく、素材と耐久性の話です。布か、厚紙か、普通の紙か。洗えるか。壊れたときに惜しいか。半年でひととおり試したので、その結果を書きます。
普通の紙の絵本は、6ヶ月児に持たせた時点で消耗品になる
最初に壊れたのは、いただきものの絵本でした。普通の紙のページで、開いて見せていたら手が伸びてきて、そのまま握られた。破れはしませんでしたが、握った部分がしわになって、乾いたあとも折り目が残りました。
次によだれです。角をしゃぶるので、表紙の角から紙が毛羽立ってくる。乾くと硬くなって、そこがまた欠ける。破るより先に、湿らせて劣化させるほうが多いというのが実感でした。
紙の質でも差があります。つるつるした光沢紙のページは、よだれを弾く代わりに滑って持ちにくい。ざらついたマット紙は持ちやすいけれど、湿気を吸います。半年見てきた限り、どちらが長持ちするかは断定できません。ただ、光沢紙のほうが拭き取りは楽でした。
だから今は、普通の紙の絵本は私が持って読みます。読み終わったら本棚の上段に戻す。子どもの手が届く場所には置きません。これは本を守るためというより、紙片を口に入れさせないためです。
厚紙のボードブックは、破れないが角が硬い
次に試したのが厚紙のボードブックです。1ページが1ミリ以上ある硬い紙で、6ヶ月の握力ではまず破れません。角も丸く加工されているものが多い。
ただ、渡してすぐに失敗しました。本人が両手で持ち上げて、そのまま自分の顔に当てたんです。泣きました。硬いということは、当たれば痛いということでもある。破れない=安全、ではなかった。それ以来、厚紙の本も基本は私が持って、めくるところだけ手伝わせています。
厚紙の本には別の利点もあります。自立するので、床に立てて置ける。子どもがうつ伏せで頭を上げている時間に、正面に立てておくと目線の高さが合います。紙の本ではこれができません。使い道として、実は読むより置くほうが多いくらいです。
耐久性は文句なしです。半年使って、破れはゼロ。ただし表面のコーティングはよだれで少し波打ってきました。拭けば汚れは取れますが、水分を吸った部分は元に戻りません。厚紙は洗えない、というのが唯一にして最大の弱点です。
布絵本は、本人に渡しっぱなしにできる唯一の本
今いちばん出番が多いのは布絵本です。使っているのは「りすくんのさくらんぼ」という布絵本で、楽天で3,828円でした。中に音の鳴るシートが入っているページと、面ファスナーで着脱できるパーツがついています。
いいのは、これだけは渡しっぱなしにできることです。角が布なので顔に当たっても痛くない。噛んでも欠けない。落としても音がしない。私が仕事の合間に様子を見に行くと、たいてい端を握って口に入れています。
そして洗えます。これが決定打でした。よだれで湿った日は、洗濯ネットに入れて普通に回しています。今のところ3回洗って、色落ちも縫い目のほつれもありません。洗える本は、この時期の本棚で唯一まともに機能すると思っています。
布絵本の不満は、値段と収納と、使えない仕掛け
褒めてばかりでは嘘になるので、不満も書きます。まず価格です。3,828円は、紙の絵本3〜4冊分にあたります。ページ数は6ページ程度。1ページあたりの単価で考えると、かなり高い買い物です。
収納も面倒でした。厚みがあって柔らかいので、本棚に立ちません。今はおもちゃ箱に入れていますが、そうすると本という扱いではなくなります。実際、我が家では布絵本はおもちゃの側に分類されました。
音の鳴るページも、正直うるさくはあります。ビニールをくしゃくしゃにする類の音なので、静かな夜には響く。寝室では使えません。柔らかい素材なのに、音だけは意外と鋭いんですよね。
それから、仕掛けの半分は今使えていません。面ファスナーのパーツは6ヶ月の握力では外せず、紐を引っ張る仕掛けも力が足りない。今使えるのは、カシャカシャ鳴るページと鏡のページだけです。1歳前後まで使えると考えれば妥当かもしれませんが、買った直後は少し肩透かしでした。
しかけ絵本は、素材で寿命が決まる
紙のしかけ絵本も1冊あります。めくると絵が変わるタイプで、厚紙でできています。仕掛け部分だけが可動するので、その付け根が弱点になる。
実際、いちばん折り曲げやすい部分の折り目が、2ヶ月でうっすら白くなりました。壊れてはいませんが、あと1年もつかどうかは怪しい。しかけ絵本を選ぶときは、仕掛けが「引っ張る」か「めくる」かを見たほうがいいと思っています。引っ張る仕掛けは、力加減ができない年齢だと一発で抜けます。
逆に、めくるだけの仕掛けは丈夫でした。厚紙どうしがヒンジでつながっているだけなので、壊れる箇所が少ない。0歳に渡すなら、めくる仕掛けのほうが長持ちします。
洗えるかどうかを、買う前に必ず確認するようになった
布製品を買うときに私が最初に見るのは、洗濯表示です。布絵本は商品ページに「手洗い可」「洗濯機可」「洗えません」の3種類が混在していて、同じ見た目でも扱いが違います。
洗えないタイプがあるのは、たいてい中に音の鳴るシートや鏡が入っているからです。ここが弱いと、水を通した時点で音が鳴らなくなったり、変形したりする。買ってから気づくと打つ手がありません。
我が家のものは洗濯機可でしたが、それでも私はネットに入れて、他の洗濯物と一緒に回しています。単独で回すほうが安全なのは分かっていますが、そのために洗濯機を1回まわす手間は続かない。手間がかかる正しさより、続く方法を選ぶことにしています。
乾くのに時間がかかる点は覚悟がいります。厚みがあるので、部屋干しだと半日以上。夜洗うと翌日の午前中は使えません。予備がもう1冊あればいいんですが、この値段だと2冊目はなかなか買えないんですよね。
結局、素材で置き場所を分けるのが一番早かった
半年たって落ち着いたのは、単純な運用でした。布の本は床のおもちゃ箱。厚紙の本は私が座る位置の横。紙の本は本棚の上段。置き場所で使い分けを固定してしまえば、毎回考えなくて済みます。
本を守るためというより、判断を減らすための仕組みです。夜、疲れているときに「これは渡していい本か」と考えたくない。置いてある場所が答えになっているほうが、間違えません。
1歳を過ぎて力が強くなったら、また壊れ方が変わると思います。そのときにまた分け直せばいい。今の6ヶ月に関して言えば、洗える布が1冊あるかないかで、こちらの気の使い方がかなり変わりました。
この記事は知育の個別記事です。0歳から何をやって何をやめたかは0歳から始めた知育|やってよかったこととやめたことで振り返っています。

