家の鍵の管理|子どもに持たせる前に決めること

※ この記事にはプロモーションが含まれています。

子どもに家の鍵を持たせるのは、まだ何年も先の話です。生後6ヶ月なので当然。それでも一度考えておきたかったのは、その日が来たときに「今日から持たせるね」と鍵だけ渡して終わりにしそうだったからです。

鍵を持たせるというのは、家の入り口を開ける権限を渡すということです。うちは玄関に補助錠を足したり、窓の施錠を見直したりしてきたのに、その全部を子どもの持ち物ひとつが素通りできる。そう考えると、道具より先に決めておくことがある気がしました。この記事は、実際に持たせた体験談ではなく、今の時点で調べて考えたことの整理です。

鍵をなくすと、何が起きるか

まず、失くした場合を先に想像しました。子どもが鍵を落とす。拾った人が、それがどこの家の鍵か分からなければ実害は小さい。でも、落とした場所と鍵が結びつくと話が変わります。

だから調べていて一番はっきりしたのは、鍵に名前や住所を書いてはいけないということでした。「落としたときに戻ってくるように」という善意で名前を書きたくなるんですが、鍵に関してはそれが逆に働きます。学校名が入ったキーホルダーも同じで、通う場所が分かれば範囲は絞られてしまいます。

これは、水筒や上履き袋に名前を書く感覚とは切り離して考える必要があります。持ち物には名前を書く、でも鍵は例外。この区別を子どもに納得させるところまでが、たぶん準備の一部です。

そして、実際になくしたときにどうするかも決めておかないといけません。賃貸だと、鍵の交換は管理会社を通す話になります。費用も数万円かかることがあると聞きます。叱る前に報告してもらうことのほうが大事で、そのためには「なくしたらすぐ言う」と事前に約束しておく必要がある。ここが一番の要点だと思っています。

もうひとつ、鍵は1本だけ渡すのか、予備をどこかに置くのかも決めておく必要があります。玄関マットの下やメーターボックスに予備を隠すのは、よく聞く方法ですが私はやらないつもりです。思いつく場所はだいたい他の人も思いつく。予備は親が持つか、近くに住む親族に預けるほうが現実的だと考えています。

落とさない構造にする

本人の注意力に期待するのは、たぶん無理です。大人だって鍵はなくす。私は財布と鍵に紛失防止タグを付けているくらいなので、人のことは言えません。

だから構造で解決する方向を調べました。定番はリール付きのキーケースで、ランドセルの内側やベルトに固定して、使うときだけ伸ばす。鍵と体がつながったままなので、単独で落ちることがありません。

調べた製品では、日本製のものが1,000円前後、リールの伸び幅が50cm前後というものが多いようです。伸ばした状態で鍵穴まで届くかどうかが実用上のポイントで、ランドセルのどこに付けるかによって必要な長さは変わります。玄関の鍵穴の高さと、子どもの身長と、付ける位置。この3つの関係は、実際に持たせる年齢になってから測らないと決められません。

もうひとつ、外から見て鍵を持っていると分からないことも大事だと考えています。首から下げて服の外に出ている状態は、持っていることを知らせることになる。ランドセルの内ポケットに収まって、使うときだけ引き出せる形が理想です。カバーが付いていて鍵の形が見えないタイプもあります。

ランドセル キーケース リール キーホルダー 日本製 小学生 鍵入れ キーチェーン 伸びる 子供 キーカバー 鍵カバー かわいい リール付き

ランドセル キーケース リール キーホルダー 日本製 小学生 鍵入れ キーチェーン 伸びる 子供 キーカバー 鍵カバー かわいい リール付き

Amazonで見る楽天市場で見る

それと、家に着いてから鍵を出すまでの動作も考えたいところです。玄関の前で立ち止まってランドセルを下ろし、中を探して鍵を取り出す。この時間が長いほど、玄関前に留まることになります。取り出しが早い位置に固定しておくのは、実は落下防止と同じくらい意味があるんじゃないかと思っています。

製品を見るときに私が気にする点

まだ買っていないので使用感は書けませんが、仕様を見るときの基準は自分なりに整理しました。

リールの強度が第一です。安いものだと、引っ張る回数が増えるとワイヤーが戻らなくなるという話をよく見かけます。毎日往復で2回、年に400回以上引くことになるので、消耗品と割り切るか、丈夫なものを選ぶかの判断が要ります。

次に、取り付け部分の形状。ランドセルのDカンに付けるのか、ベルトに通すのか、ナスカンで留めるのか。ここは実物のランドセルが手元にないと決められない部分です。

そして、鍵が抜け落ちない構造かどうか。リングだけで留まっているタイプは、リングが開いて鍵が落ちる可能性があります。ケースに収める形のほうが安心そうです。

逆に、あまり気にしなくていいと思っているのがデザインです。本人が気に入るかどうかは持たせる年齢になってから本人に選ばせればよくて、今から決めることではない。むしろ、本人が選んだもののほうが大事に扱うだろうと思っています。

あとは価格帯です。1,000円前後のものが中心で、リールの品質にこだわると2,000円台まで上がります。消耗品として1年ごとに買い替える前提なら安いほうを選ぶ、という考え方もある。ここは実際の消耗の速さが分からないので、最初は安いものを買って様子を見る気がしています。

鍵を渡す前に決めておきたいこと

道具の話より、こちらが本題です。今のところ、家族で確認しておきたいと思っているのは4つあります。

  • 玄関を開ける前に、後ろに誰かいないか確認してから開ける
  • 家に入ったら、必ず内側から施錠する
  • 「ただいま」と声を出して入る(誰もいなくても)
  • 鍵をなくしたら、その日のうちに親に言う

3つ目は少し説明が要ります。誰もいない家に無言で入るより、声を出して入るほうがいいという話を読んで、なるほどと思いました。中に誰かいるように見せる、という意味合いです。習慣にしておけば、意識しなくてもできるようになるはず。

4つ目は、さっき書いた通りです。報告が遅れるほど困るので、報告しやすい空気を作っておくほうが実効性が高い。「なくしたら怒られる」と思わせた時点で、たぶん隠されます。

この4つを紙に書いて冷蔵庫に貼る、みたいなことをするつもりはありません。貼っても読まなくなるので。むしろ、最初の1ヶ月だけは一緒に帰って、実際に開けるところを横で見る。習慣として体に入れるほうが確実だと思っています。

そもそも持たせない選択肢もある

調べていて気づいたのは、鍵を持たせない運用もありうるということでした。放課後は学童に行く、親が帰宅するまで習い事に行く、といった形で、一人で家に入る時間そのものを作らない方法です。

うちがどうなるかは、そのときの働き方によります。今は在宅勤務中心なので、私が家にいる時間帯に子どもが帰ってくるなら鍵は要らない。ただ、数年後に出社が増えている可能性もあるので、今から決めきれる話ではありません。

スマートロックを使えば物理的な鍵を持たせずに済む、という選択肢も検討したことがあります。ただ、うちは電池切れの管理を家族全員で回す自信がなくて導入していません。子どもが締め出される可能性を考えると、物理鍵のほうが確実だという判断です。

今できるのは、考えを残しておくことだけ

結局、今の時点で買えるものも決められることもほとんどありません。数年後には製品も変わっているだろうし、うちの生活も変わっているはずです。

それでも整理しておいてよかったと思うのは、「鍵は道具ではなく権限だ」という見方が自分の中で固まったことです。玄関に補助錠を足したのも、窓の施錠を見直したのも、全部この一点につながっている。持たせるときには、そこから説明するつもりでいます。

妻とは一度この話をしました。結論は出ていませんが、「なくしたときに叱らない」だけは先に合意しています。何年も先に効く約束を今しておくのは、たぶん無駄ではないと思っています。

この記事は防犯対策の個別記事です。賃貸でどこまでやるかの全体像は子どもができて始めた防犯対策|賃貸でできる範囲にまとめています。

タイトルとURLをコピーしました