保存袋|離乳食の冷凍から掃除まで

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キッチンの引き出しを開けると、保存袋が3サイズ入っています。Sが50枚、Mが50枚、Lが30枚。これは離乳食が始まってから増えた在庫で、それ以前は「たまに使う便利なもの」でした。今は毎日使います。しかも使い道が食品だけではない。掃除にも、外出にも、旅行の荷造りにも使っている。用途が広すぎて、逆にどれを買えばいいのか分からなくなったので、一度整理しました。

1週間で何枚使ったかを数えたら、想像の倍だった

数えてみた結果、うちの1週間の消費はおよそ15枚でした。内訳がこうです。

離乳食の冷凍で6枚。作り置きしたおかゆや野菜のペーストを、製氷皿で凍らせてから袋に移して保存する。この移し替えに1回1枚使います。次に、大人用の作り置きや下味冷凍で3枚。買ってきた肉を小分けにして冷凍するのに使っています。

残りが食品以外です。汚れたスタイやガーゼを外出先で持ち帰るのに2枚。使用済みおむつの一時保管に1〜2枚。掃除で、細かいパーツを外して洗剤に浸けるのに1枚。あとは電源アダプタやケーブルをまとめるのに時々。食品用として買っているのに、3分の1は食品以外に使っているという結果でした。

厚さの違いが、いちばん効く

保存袋を選ぶときに、私が長いこと見ていなかったのが厚さです。パッケージの隅に0.04mmとか0.06mmと書いてある、あの数字。

薄いものは安くて、閉じるときのジッパーも軽い。ただし尖ったものが入ると穴が開きます。私が失敗したのは、冷凍した鶏肉の骨が袋を破ったことでした。冷凍庫の中で汁が漏れて、下の段まで垂れていた。掃除に30分かかりました。

厚いものは丈夫ですが、その分ジッパーが硬い。0.06mmクラスのものは、片手で閉めるのがけっこう大変です。子どもを抱いたまま片手で作業する場面が多いなら、厚さは正義とは限らない。今は用途で分けています。

今使っているのはダブルジッパーの業務用

メインで使っているのが大和物産 業務用 ダブルジッパー フリーザーバッグ L 60枚です。横27cm×縦28cm、厚さ0.06mmのLサイズ。ジッパーが2本ついているタイプで、食品衛生法に適合していると明記されているものです。

60枚入りというのが、うちのペースにはちょうど良かった。有名メーカーの箱入りは20枚前後で数百円するので、1枚あたりに直すとかなり差が出ます。業務用は1枚あたり十数円。使い捨てにする前提なら、この差は大きい。

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不満は2つ。ダブルジッパーは確かに閉じたときの安心感がありますが、閉めるのに2回なぞる必要があるので手間が増えます。急いでいるときは1本目しか閉まっていないことがあって、それに気づかず冷凍庫に入れて汁が漏れたことが1回ありました。二重だから安全、ではなく、二重だからこそ確認が要る。

もうひとつ、袋の口が広いぶん、少量を入れると中で偏ります。離乳食のキューブを3個だけ入れると、袋の底で固まって場所を取る。小さいものはSサイズに入れるべきで、Lサイズで全部済ませようとしたのが間違いでした。

冷凍対応かどうかは、必ず表示を見る

ここは確認が必要なところです。保存袋には、冷凍できるものとできないものがあります。

パッケージには耐熱温度と耐冷温度が書かれていて、冷凍対応なら「-30℃」といった記載があるはずです。それがないものを冷凍庫に入れると、低温で袋が硬くなって割れることがあります。私は一度、安売りしていた薄手の袋を冷凍に使って、取り出すときにパリッと裂けたことがありました。中身は無事でしたが、袋の破片が食材に付いていたので全部捨てました。

それと、電子レンジ対応かどうかは別の話です。冷凍できても、そのまま解凍していいとは限らない。うちは離乳食の解凍を耐熱容器に移してからやるようにしていますが、袋のまま解凍できると書かれているものもあります。これも表示次第。「たぶん大丈夫だろう」でやらないほうがいい種類の判断だと思います。

サイズは3種類あれば足りる

うちが持っているのはS、M、Lの3つです。Sは離乳食のキューブ用と小物用、Mは肉や魚の小分け、Lはまとめて入れるものと食品以外。

以前はMだけを買って全部まかなおうとしていました。結果、小さいものを入れると空気が余って冷凍焼けしやすく、大きいものは入らない。1サイズで済まそうとするのが、いちばん無駄が出るというのが実感です。3種類あれば、うちの用途はほぼカバーできています。

ジッパーの形も種類があります。スライダーが付いていて指でつまんで滑らせるタイプと、指で押さえて閉じるタイプ。スライダー式は片手で閉められるので、抱っこ中には圧倒的に楽です。ただし部品がある分だけ単価が上がるし、スライダーが外れると閉まらなくなる。うちは毎日使うSサイズだけスライダー式にして、あとは押さえて閉じるタイプにしました。全部を高いほうに揃える必要はなかった。

洗って再利用するかどうか

これは家庭ごとに考えが分かれるところだと思います。うちは、食品に触れたものは再利用しないと決めました。特に生肉が入っていたものは即捨て。

一方で、食品以外に使ったものは洗って何度か使っています。ケーブルをまとめていた袋や、おもちゃの細かいパーツを入れていた袋。これは中身が乾いているので、そのまま次に使える。

1枚十数円のものを洗って乾かす手間が見合うかというと、正直あまり見合いません。ただ、洗って干す場所を確保するほうが面倒なので、うちは基本的に使い捨てです。安いから使い捨てられる、というのが業務用を選ぶ最大の理由かもしれません。

保管場所についても一言。箱ごと引き出しに入れると場所を取るので、うちは箱から出して薄いファイルケースに立てています。60枚の袋は重ねると3cmほどの厚さで、立てればサイズごとに指で引き抜ける。取り出しやすさは使用頻度に直結します。使いにくい場所に置いた道具は、結局ラップやポリ袋で代用してしまうので。

ラベルを書くようになった

最後に運用の話です。冷凍庫の中で、袋の中身が分からなくなる問題がありました。凍ってしまうと、おかゆも野菜ペーストも白っぽい塊で見分けがつかない。

今は袋の白い部分に、油性ペンで中身と日付を書いています。「にんじん 8/12」のように。これをやってから、冷凍庫の奥から正体不明の袋が出てくることがなくなりました。書ける白い欄があるかどうかは、買うときの地味な判断材料になっています。

あと、立てて収納できるかも大事でした。うちの冷凍庫は引き出し式なので、袋を平らに凍らせてから立てて並べています。平らにするには、袋に入れたあと一度平らに広げて凍らせる必要がある。この一手間で、冷凍庫に入る量が体感で2倍近く変わりました。

最後に

保存袋は、値段が安いぶん「なんでもいい」で選びがちなものです。私もそうでした。実際には厚さ、サイズ、冷凍対応の3つで使い勝手がはっきり変わる。

今のところ、うちは業務用のダブルジッパー60枚と、S・Mサイズの安いものを組み合わせるのが落としどころになっています。用途が広い道具ほど、1種類で全部を賄おうとしないほうがいい。それが数えてみて出た結論です。

この記事は日用品の個別レビューです。何をどこまでストックするかは日用品のまとめ買い|何をどこまでストックするかにまとめています。

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