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ある朝、キッチンタイマーで測ってみました。棚から袋を出して、皿に入れて、牛乳をかけて、袋を留めて戻すまで。32秒でした。息子が起きるまでの残り時間が読めない朝に、この32秒はかなり大きい。
ただ、手軽さと引き換えに手放しているものもあります。甘い。腹持ちに波がある。そして袋が大きいので置き場所を取る。3ヶ月ほど朝食のシリアルを続けて、良かった点と、諦めた点の両方が見えてきたので書きます。
朝の準備時間を測ったら、32秒だった
朝食を決めるとき、私が最初に見たのは味ではなく所要時間でした。理由は単純で、朝に確保できる時間が読めないからです。
生後6ヶ月の息子は、6時に起きる日もあれば7時半まで寝ている日もある。妻が先に出る日は私が全部見るので、自分の朝食に使えるのは実質5分あるかどうか。トーストを焼くと、焼いている3分のあいだに呼ばれて、戻ったときには冷めています。卵を焼けばフライパンが残る。洗い物が1個増えるだけで、朝の運用は崩れるんですよね。
その点、シリアルは皿とスプーンだけです。皿に出して牛乳をかける。食べ終わったら流しに置く。フライパンも鍋も出さない。32秒という数字を実際に測ってから、朝の献立を考えるのをやめました。
もうひとつ効いたのが、立ったままでも食べられることです。息子を抱いたまま片手で食べられる形状は、意外と限られます。パンは崩れるし、丼は熱い。シリアルは冷たいままなので、最悪片手でもなんとかなりました。
袋の裏を見るようになった
続けているうちに気になってきたのが甘さでした。最初に買った商品を1週間食べて、朝から甘いものを口に入れている感覚が消えなかったんです。
そこで、店頭で3種類ほど手に取って栄養成分表示を見比べるようにしました。見るのは1食あたりの表示と、炭水化物の内訳に糖類が別記されているかどうか。商品によって基準となる1食のグラム数が違うので、そこも揃えて比べないと意味がありません。40gで表示している商品と50gで表示している商品を、数字だけ並べても比較にならない。
具体的な数値は商品ごとに違いますし、リニューアルでも変わるので、ここに書いても当てになりません。ただ、同じ棚に並んでいる商品の間でも差はありました。糖類の量を書いているもの、フルーツの甘さで組み立てているもの、はちみつ味を前面に出しているもの。パッケージの表側の印象と、裏の数字は必ずしも一致しないというのが、比べてみて分かったことです。
栄養の良し悪しを判断できる知識は私にはないので、あくまで「表示を見て、自分が納得できるほうを選ぶ」という行動として続けています。食事制限がある方や、数値が気になる場合は、自己判断ではなく医師や管理栄養士に相談するのが確実だと思います。
今食べているのは、マイグラの670g×6袋
いま常備しているのはカルビーのマイグラで、670gの袋が6つ入ったまとめ買いです。1袋あたり670g、合計で4,020g。私の1食は50gなので、単純計算で80食分あります。
比較したのは、同じカルビーのフルグラ700g、ケロッグの素材まるごとグラノラ パリッとアーモンド やさしいはちみつ味400g、それとフルグラの950gです。400gの袋は1食50gなら8食で終わるので、味を試すには向いていますが、毎朝食べるには補充が頻繁になる。逆に950gは1袋で19食分あるので、開封後に食べきるまでの日数が伸びます。
楽天ではフルグラの大容量1,200g×2袋が3,080円で出ていました。合計2,400gなので100gあたり約128円、1食50gなら約64円という計算になります。価格は変動するので執筆時点の目安ですが、この「総量で割って1食いくらか」を出しておくと、袋の大きさに惑わされずに済みます。私はこれを電卓アプリでやってから注文するようになりました。特売の表示は袋あたりの価格で出るので、内容量が違う商品同士だと、そのままでは比べられません。
牛乳、ヨーグルト、豆乳で変わること
かけるものは3つ試しました。牛乳、ヨーグルト、豆乳。結論から言うと、朝の状況で使い分けています。どれが正解というより、その日に何秒使えるかで決まりました。
牛乳はいちばん素直で、量の調整が効きます。ただし冷蔵庫の減りが速い。息子のいる生活だと牛乳は他の用途でも使うので、朝に150ml使うのが積み重なると、週の買い足し回数が1回増えました。
ヨーグルトは食べ終わるまでの時間が長くなります。シリアルが浸らないので、最後まで食感が残る。その代わり皿の中で混ぜる手間があって、32秒では終わりません。だいたい1分。時間に余裕がある日だけです。
豆乳は牛乳より軽く感じました。ここは完全に好みの話で、私はシリアルの甘さと合わせると豆乳のほうが後に残らない気がしています。ただ妻は牛乳のほうがいいと言っているので、家の中でも意見が割れました。
量を測らないと、確実に食べ過ぎる
最初の2週間、私は袋から直接皿にざっと出していました。ある日それをキッチンスケールに乗せたら、82gありました。想定していた50gの1.6倍です。
82gということは、80食分あるはずの4,020gが49食で終わる計算です。1袋が2週間もたずに空く。実際その月は補充が予定より2週間早くなって、まとめ買いの意味が薄れました。
袋が減る速度から逆算しても計算が合わなくて、そこで初めて気づきました。皿の見た目で判断すると、シリアルは軽いのでどうしても多めになるんですよね。今は50gが入る位置に印をつけた計量カップを袋の横に置いていて、それで一度すくって終わりにしています。80食分の計算が成り立つのは、測っているからです。
湿気る、こぼす、場所を取る
不満も出ました。順番に書きます。
- 甘い。3日連続で食べると、4日目の朝は甘くないものが食べたくなります
- 湿気る。開封してから2週間を過ぎたあたりで、明らかにパリッとしなくなりました
- 袋を留めるクリップが必須。付属しないので、100円ショップで4個入りを買い足しました
- こぼすと拾うのが大変。フローリングに散らばると粒が転がって、椅子の下まで行きます
6袋まとめ買いは保管場所を取ります。670gの袋が6つとなると、シンク下の引き出しの半分が埋まりました。買う前にサイズを想像していなかったのが失敗で、届いた日に他の乾物を移動させる羽目になっています。単価もそこまで安いわけではなく、100gあたりで見ると米やパンより高い。手軽さに払っている分だと割り切っています。
腹持ちも日によります。9時に食べて11時に空く日もあれば、13時まで平気な日もある。前日の夕食や運動量で変わっているのだと思いますが、はっきりした理由は分かりません。空きそうな日は、ヨーグルトを足すか、量を60gにしています。
32秒の朝食を、しばらく続けてみる
シリアルを続けているのは、朝食を「決めなくていいもの」にできたからです。何を食べるか考える時間がゼロになると、朝の余白が実際に増えました。味が飛び抜けて好きだからではありません。
選ぶときに見るのは、1袋のグラム数と、自分が1食何グラム食べるか。この2つを割り算すれば、その袋が何日もつか分かります。そして裏の表示を見比べる。私はこの2つだけを守って、あとは値段が下がったタイミングで買っています。
この記事は食まわりの個別記事です。育児中の自分の食事をどう立て直したかは育児中の自分の食事|後回しにした結果どうなったかにまとめています。

