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洗濯物を畳んでいて、靴下のペアが1組合わなかった。片方だけが残る。探して、洗濯機の中にも、乾燥機の中にもない。この作業に毎回3分くらい使っていました。
解決策は単純でした。全部同じ靴下にする。そうすればペアという概念がなくなります。半年前にそう決めて、今のところうまくいっています。
洗濯物を畳む時間の内訳を見たら、靴下だった
子どもが生まれてから、洗濯機は1日1回、多い日は2回まわしています。畳む作業は夜、子どもが寝てからです。
あるとき、何にどれくらい時間がかかっているか測ってみました。子どもの肌着とガーゼが大量にあるので、そこが一番だろうと思っていたら違った。子どものものは形が単純で、種類も少ないので速い。
時間を食っていたのは、大人の靴下と下着でした。理由は分類が必要だからです。私のものと妻のもの、私の中でもビジネス用とスポーツ用と部屋用。この仕分けに、5分から8分かかっていました。
特に靴下は、似ているけど微妙に違うものが混ざっていました。同じ黒でも、リブの入り方が違う。丈が1センチ違う。並べて確認しないとペアが作れない。この「確認する」工程が、時間の正体でした。
同じものに統一すると、分類の工程が消える
そこで、私の靴下を全部同じものにしました。ビジネス用の黒いソックスを同一モデルで揃える。
効果はすぐに出ました。洗濯物から出てきた黒い靴下は、どれとどれを合わせても成立します。ペアを探す必要がない。畳む作業が、単純に「2枚取って重ねる」だけになりました。
もっと言えば、畳むのすらやめました。今は靴下用の引き出しに、ペアにせず全部放り込んでいます。朝、そこから2枚取れば必ず同じ組み合わせになる。ペアを作る工程そのものが不要になりました。
この方式の前提は、本当に全部同じであることです。1足でも違うものが混ざると、そこで確認が必要になって元に戻ります。私は一度、もらいものの靴下を混ぜて、しばらく毎朝そこで止まっていました。
買ったのは、同一モデルの5足セット
買ったのは、同じデザインのビジネスソックスが5足入ったセットです。価格は1,300円ほど。これを2セット、合わせて10足買いました。
セット売りを選んだ理由は、同じものを揃えるのに一番効率がいいからです。単品で10足買おうとすると、途中で在庫がなくなったり、色味が微妙に違うロットが混ざったりします。同時に同じセットを買えば、そこは揃います。
使ってみての不満点も書いておきます。まず、5足セットの中に微妙にサイズ感が違うものが混ざっていました。同じ25〜27センチ表記でも、1足だけゴムがきつい。安いセット物ではありがちなことだと思います。
それと、生地は価格なりです。半年履いて、かかとの部分が薄くなってきました。高い靴下と比べると、耐久性は明らかに劣ります。ただ、これは想定内でした。同じものを大量に持って、まとめて捨てて、まとめて買い直す前提なので。
もうひとつ、色が完全な黒ではなく、少し灰色寄りでした。スーツを着る場面では気になるかもしれません。私は週1の出社で、そこまでかっちりした服装ではないので問題になっていません。
買い替えは、状態ではなく日付で決める
まとめ買いの一番のメリットは、ここかもしれません。全部同じものを同じ日に買うと、傷み方も揃います。
以前は、穴が空いたものから捨てていました。すると、新しいものと古いものが混在して、履き心地がバラバラになる。それに、「これはまだ履けるかな」という判断が毎回発生します。
今は、半年ごとに全部捨てて、全部買い直すことにしました。1月と7月。カレンダーに入れてあります。10足で2,600円なので、年間5,200円。これを固定費として計算しています。
判断をやめる、というのがこのやり方の本質でした。状態を見て考える工程がゼロになる。日付が来たら入れ替えるだけ。育児中は判断すること自体が疲れるので、決められるところは事前に決めておきたいんです。
ただ、まだ履けるものを捨てるのに抵抗はあります。私は捨てる前に、状態のいいものを数足だけ掃除用のウエスとして残しています。窓のサッシを拭くのに、古い靴下は意外と使えます。
下着も同じ考え方で揃え直した
靴下でうまくいったので、下着も同じ方式にしました。同じモデルを7枚。1週間ぶんです。
こちらも、選ぶ工程がなくなりました。引き出しから1枚取るだけ。以前は、生地の薄いものと厚いものが混在していて、朝にどれを着るか一瞬考えていました。
枚数を7枚にしたのは、洗濯が毎日ある前提だと5枚でも足りるからです。ただ、旅行や帰省のときに数枚まとめて使うことがあるので、少し余裕を持たせました。実家に泊まるときに、3泊ぶん持っていっても家に4枚残る計算です。
買い替えのタイミングは、靴下と同じ日にしています。1月と7月に、靴下10足と下着7枚をまとめて注文する。注文する回数を減らすと、それだけで管理が楽になりました。
ちなみに、素材は綿混のものにしています。全部化繊にしたことがあるんですが、においが気になりました。ここは前に書いたポロシャツと同じ問題です。肌に直接触れて長時間着るものは、綿が入っているほうが私には合っていました。
用途を分けすぎないほうがよかった
統一する過程で悩んだのが、用途ごとに種類を分けるかどうかでした。ビジネス用、スポーツ用、部屋用。以前は3種類持っていました。
結果として、2種類に減らしました。黒のビジネスソックスと、少し厚手のスニーカー用。部屋用は廃止して、家では裸足か、寒い日にビジネスソックスを履いています。
3種類あったころは、それぞれの在庫を別々に管理する必要がありました。ビジネス用が足りない週と、スポーツ用が余っている週がある。種類が増えるほど、管理の対象が増えます。
2種類にしてからは、色で判別できるようになりました。黒がビジネス用、グレーが厚手。洗濯物の山から色だけ見れば分かるので、確認する時間がほぼゼロになりました。もし1種類にできるならそれが理想ですが、抱っこして歩く日にビジネスソックスだと薄すぎて足が疲れるので、そこは分けています。
ちなみに、5本指ソックスも一時期試しました。指の間の蒸れが減るのは良かったんですが、履くのに時間がかかる。朝の数十秒が惜しい場面があって、今は使っていません。効果は感じたので、生活が落ち着いたらまた戻すかもしれません。
収納は、畳まないことに決めた
全部同じものにしたことで、収納も変わりました。今は畳んでいません。
靴下は引き出しに放り込む。下着も畳まずに、同じ引き出しの別の区画に入れる。取り出すときにどれを選んでも同じなので、整然と並べる意味がありませんでした。
これで、洗濯物を片付ける時間が短くなりました。以前は大人の靴下と下着だけで5分から8分かかっていたのが、今は1分かからない。乾いたものを引き出しに移すだけです。
妻はこの方式を採用していません。「見た目が気持ち悪い」とのことでした。もっともだと思います。これは自分の引き出しの中だけで完結する話なので、家族に強制するものではありません。
結局、まとめ買いで得られたのは物の質ではなく、判断と作業の削減でした。靴下1足の性能は前より落ちているかもしれません。ただ、毎日3分と毎朝の数秒を返してもらえるなら、その交換は割に合っていると思っています。
この記事は服まわりの個別記事です。何をどう買い替えてきたかの全体は育児中の服選び|4年で買うものが変わったで振り返っています。

