ラップとアルミホイル|切れ味と幅で選ぶ

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ラップとアルミホイルを、これまで一度も比べて買ったことがありませんでした。スーパーで安いほうを掴んで帰る。それだけ。毎日使っているのに、選び方を考えたことがない道具の代表格です。それに気づいたのは、切ろうとしたラップが刃に引っかからず、ぐしゃっと丸まって腕にまとわりついたときでした。何度やり直しても切れない。あの数十秒のイライラを、年に何百回もやっていることになる。

刃で切れるかどうかが、使い勝手の8割

ラップとホイルの箱には、必ず刃が付いています。金属の刃と、紙やプラスチックの刃がある。この違いが、思っている以上に体験を左右していました。

安いラップを買ったときに起きたのは、刃が浅くてフィルムが噛まないという現象です。押し当てても切れずに、フィルムだけが伸びる。仕方なく手でちぎると斜めに裂けて、次に引き出すときの端が斜めのままになる。一度切り口が斜めになると、そのあとずっと引きずるのがラップの厄介なところです。

それと、刃で指を切りかけたことが2回あります。金属の刃は鋭くて切れ味は良いのですが、箱を持つ手の位置を間違えると危ない。子どもがキッチンに入ってくる年齢になったら、この箱を手の届く場所に置いておけないなと今から思っています。

紙の刃という選択肢を知った

調べているうちに知ったのが、金属ではなく紙でできた刃の製品があるということでした。分別のときに刃を外さなくていい、という利点で売られているものです。

アルミホイルの場合、金属の刃が付いていると、捨てるときに刃を外すか、自治体によっては不燃扱いになる。紙の刃なら箱ごとそのまま捨てられます。うちの自治体はゴミの分別がそこそこ細かいので、これは地味に効きました。使い終わったあとの手間まで含めて選ぶという発想が、それまで自分にはなかった。

ただし紙の刃は、金属ほどスパッとは切れません。特にラップは滑るので、紙の刃だと少し力が要ります。うちはホイルだけ紙の刃のものにして、ラップは金属刃のままにしました。

買っているのはアルミホイルの徳用サイズ

今キッチンに置いているのがワタナベ アルミホイル徳用です。幅25cm、長さ20mのタイプ。1本あたりの長さが一般的な8mや10mの倍以上あります。

選んだ理由は、交換の回数を減らしたかったからです。うちは魚を焼くとき、オーブントースターで野菜を焼くとき、離乳食用の食材を包んで蒸すときにホイルを使います。1回あたり30cmほど使うとして、20mなら60回以上。月に10回使うとして、半年もつ計算です。

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不満は、箱が長くて重いこと。20m巻きは芯が太くなるので、箱の高さも出ます。うちのキッチンの引き出しには、横に寝かせないと入りませんでした。それと、残りが少なくなったときに芯が箱の中で暴れて、まっすぐ引き出せなくなる。最後の2mくらいは毎回斜めに出てきます。

もうひとつ、20mを一度に買うと、箱が湿気を吸って柔らかくなることがありました。シンクの下に置いていた時期があって、半年後に箱の角がふやけていたんです。今は引き出しの中に移しました。長く使うものほど、置き場所の湿気を気にしたほうがいい。

ラップのほうも書いておくと、素材で伸び方が違います。安いポリエチレン製は切りやすくて安いけれど、皿への密着が弱い。塩化ビニリデン系のものは張り付きが良く、切るときも刃に噛みやすい。うちは冷蔵庫に入れる皿にはよく張り付くほうを使い、電子レンジで温めるときの軽い覆いには安いほうを使っています。密着させたい場面かどうかで分けると、高いほうを1本だけ持てば済みます。

ちなみに、ラップとホイルを一緒に買うセット商品もあります。うちも一度、ホイル1本とラップ2本のセットを買いました。悪くはなかったのですが、ラップの消費のほうが3倍近く早いので、ホイルだけが余りました。セットの比率は自分の消費比率と合っていることのほうが少ない。それ以来、別々に買っています。

幅と長さの選び方

幅は、ラップもホイルも22cm、25cm、30cmあたりが主流です。うちは25cmを基本にしています。

理由は、一般的な平皿の直径がだいたい20cmから24cmだからです。22cmだと大きめの皿に被せたときに端が足りない。30cmは余るぶん切って捨てることになるし、箱も大きい。自分の家でいちばん多く使う皿の直径プラス3〜5cmが、無駄が出ない幅だと思います。

もうひとつ、ホイルには片面が光っていて片面がつや消しになっているものがあります。どちらを表にするかで焼き上がりが変わるという話を聞いたことがあって調べたのですが、製造工程上の差で、どちらを使っても問題ないという説明が一般的でした。私はずっと光っている面を上にしていましたが、深い意味はなかったようです。

長さは、収納と消費ペースの兼ね合いです。うちはホイルを20m、ラップを50mにしています。ラップのほうが使用頻度が高いので長いものを、ホイルは頻度が低いぶん巻きの長さより箱のサイズを優先しました。

ミニサイズを1本足したら便利だった

離乳食が始まってから、幅15cmくらいの小さいラップを1本追加しました。小皿に被せる、離乳食のキューブを個包装する、といった用途では25cmは大きすぎる。切って半分捨てることになるので、結局そのほうが高くつきます。

使ったあとの片付けも少し変えました。ホイルは油汚れが付いたまま丸めて捨てるだけですが、うちの自治体ではアルミは資源ではなく不燃扱い。それを知らずに資源ごみに出していた時期があって、収集されずに戻ってきたことがあります。自治体のルールは一度だけ確認すれば済むので、引っ越したタイミングで見ておくべきでした。

詰め替えできるケースを検討した

ラップの箱がボロボロになるのが嫌で、詰め替え式のケースを買おうかと考えた時期があります。中身だけを買って、マグネットで冷蔵庫の側面に付けられるようなやつです。

結論として、うちは買いませんでした。理由は2つ。ひとつは、ケースの内寸に合う中身を買い続ける必要があること。幅25cmのケースを買うと、幅22cmの安売り品が使えなくなります。選択肢を狭める代わりに見た目を取るということなので、私は選択肢のほうを残しました。

もうひとつは、詰め替えるという作業が発生すること。半年に1回とはいえ、ケースを開けて芯を入れ替えて、刃に通す。この作業を面倒だと感じる自分が容易に想像できました。実際、洗剤の詰め替えですら億劫に感じているので。

ただ、マグネットで貼れるという点だけは魅力です。うちは引き出しから出すたびに、他のものを避ける必要がある。使う頻度が高い道具ほど、取り出す動作を短くしたい。この一点だけで、いつか買うかもしれません。

最後に

ラップとアルミホイルは、単価が安すぎて真面目に選ぶ気にならない道具です。私も何年もそうでした。でも、切る動作は1日に何度もあるので、切れ味の悪さは回数で効いてくる。

見るべきは刃の種類、幅、長さ、そして箱が収納に入るか。この4つだけです。数百円の買い物で、毎日の小さなストレスがひとつ消えるなら、一度くらいは真面目に選んでもいい気がしています。

この記事は日用品の個別レビューです。何をどこまでストックするかは日用品のまとめ買い|何をどこまでストックするかにまとめています。

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