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仕事の記録を見返したら、1日にディスプレイを見ている時間が平均で9時間半ありました。モバイルアプリの開発をしているので、エディタとシミュレータと実機の画面を行ったり来たりしている。これに私生活のスマホが乗ります。
この状態で夕方になると、目の奥が重くなる。それでメガネを1本買ったんですが、結論から書くと、期待していたのとは違う理由で買ってよかったと思っています。
ブルーライトカットの効果については、断定できることが少ない
先に書いておきます。ブルーライトカットレンズが目の疲れに効くかどうかについては、はっきりした結論が出ているとは言えない状況のようです。効果を疑問視する見解も見かけますし、逆に推奨する記載もある。
私が調べた範囲でも、研究の内容や条件によって結論が分かれていました。専門家の間でも意見が一致していないテーマだと理解しています。なので、この記事では「効きます」とは書けません。
私自身の感覚としては、かけている日のほうが夕方の目の重さが少ない気がする、という程度です。ただ、これはプラセボの可能性も普通にあります。同じ条件で比較実験をしたわけではないので、体験として断定するつもりはありません。
じゃあなぜ買ったのかというと、カット率とは別のところに効果があったからです。具体的には、目の乾きと、画面との距離の意識でした。ここから先はその話をします。
買ってよかったのは、乾燥が減ったこと
私の場合、一番はっきり変わったのは目の乾きでした。エアコンの効いた部屋で、モニターを見続けているとまばたきが減ります。メガネをかけていると、目のまわりに空気の流れが直接当たりにくくなる。
特に冬場の暖房と、夏場のエアコンの風。うちは在宅勤務のデスクがエアコンの風向きに近い位置にあって、これがけっこうきつかった。レンズが一種の風よけになっているだけかもしれませんが、体感としてはこれが一番大きい変化です。
もうひとつ、かけていると姿勢が少し変わりました。フレームがあることで視界の枠が意識されて、画面に顔を近づけすぎなくなる。気のせいかもしれませんが、以前より画面から離れて座っている気がします。
逆に、期待していて外れたのが夜の寝つきです。夜にブルーライトを抑えると眠りやすくなる、という話をよく見ますが、私に関しては特に変わりませんでした。寝つきが悪い日は、単に子どもの夜泣きと仕事の締め切りが理由でした。
軽さは、実測で20グラムを切るかどうかで見た
1日9時間以上かけるものなので、重さは真剣に見ました。基準にしたのは20グラムです。
以前持っていた金属フレームのメガネは、実測で28グラムありました。8グラムの差なんですが、長時間かけると鼻の付け根に跡が残ります。夕方に外すと、そこがへこんでいる。
今のものは、TR90という樹脂系の素材のフレームで、実測18グラムでした。かけていることを忘れる重さです。前傾姿勢になったときにずり落ちにくいのも、軽さのおかげだと思っています。
ただ、軽いフレームには弱点もあります。樹脂フレームは、ネジの部分が緩みやすい。私は3ヶ月で右のテンプルがぐらついてきて、小さいドライバーで締め直しました。100円ショップのメガネ用ドライバーで足ります。
鼻あての有無で、かけ心地がまったく違った
これは買ってから気づいたことです。メガネには、鼻あて(ノーズパッド)が独立してついているタイプと、フレームと一体になっているタイプがあります。
一体型は、見た目がすっきりしていて軽い。ただ、鼻の形に合わないと調整ができません。私は鼻が低いほうなので、一体型だとレンズが顔に近づきすぎて、まつげがレンズに当たりました。
独立した鼻あてがあるタイプなら、金具を曲げて高さを調整できます。私は少し広げて、レンズと目の距離を確保しました。この調整ができるかどうかで、使えるか使えないかが分かれます。
それと、鼻あてが柔らかいシリコンだとずれにくい。硬いプラスチックだと、下を向いたときに滑ります。おむつ替えのときに下を向く姿勢が多いので、ここは地味に重要でした。
買ったのは、度なしの安いPCメガネ
私は視力が両目とも1.0前後で、日常生活では裸眼です。なので買ったのは度なしのもの。価格は2,000円台でした。
安いものを選んだ理由は次の見出しに書きますが、要するに壊れる前提だからです。レンズのカット率については商品によって表記がまちまちで、私が選んだものは「JIS検査済み」と記載があるものにしました。数字そのものより、第三者の検査を通しているという表記があるほうを信用しています。
不満点は2つ。まず、レンズにわずかな色味があります。カット率の高いレンズは、うっすら黄色がかることがあるらしく、私のものも白い画面が少しだけ暖色に見えます。デザインの色を確認する作業のときは外しています。ここは仕事によっては致命的だと思います。
もうひとつ、反射防止のコーティングは価格なりです。夜、部屋の照明がレンズに映り込みます。オンライン会議で自分の映像を見ると、レンズに光の点が写っている。気になる人は、もう少し上の価格帯を見たほうがいいです。
子どもに掴まれて、1本曲げられた
予告どおりの展開ですが、抱っこしているときに掴まれました。生後5ヶ月あたりから、手を伸ばして顔のものを掴むようになります。メガネは格好の標的です。
1本目は、テンプルを引っ張られて左右のバランスが崩れました。かけると片方だけ下がる状態。自分で曲げ戻そうとして、逆にひどくなりました。樹脂フレームは、温めずに曲げると白く筋が入ります。
この経験から、方針を変えました。高いメガネを1本大事に使うのではなく、安いものを2本持って気にせず使う。今は同じものを2本持っていて、1本が歪んだらもう1本を使いながら直します。2本で5,000円弱です。
それと、抱っこするときは基本的に外すようにしました。玄関と、リビングのテレビ台の上に置き場所を決めています。ただ、完全には徹底できていません。抱き上げる瞬間は突然来るので、そのままの流れで掴まれます。
ケースは、硬いものを使っています。柔らかいポーチだと、子どもが上から乗ったときに潰れる。実際にソファに置いていたケースの上に子どもを座らせそうになって、そこからハードケースに替えました。
度が必要な人は、まず眼科と眼鏡店へ
最後に書いておきたいのは、私は視力に問題がないから度なしで済んでいる、ということです。目の疲れが続く場合、その原因が単なる画面時間とは限りません。
見えづらさや痛みが続くなら、市販のメガネでどうにかするより、眼科で診てもらうほうが確実です。度数が必要な場合も、眼鏡店で測って作るのと、通販の度なしを買うのはまったく別の話になります。
私も一度、目の奥の重さが2週間続いたときに眼科に行きました。結果は特に問題なしで、休憩の取り方を変えるように言われただけでしたが、それで安心できたのは大きかった。メガネはあくまで環境を整える道具で、体の状態を判断する道具ではありません。
今は、25分作業して5分離れる、というのを緩く回しています。子どもが泣いたら強制的に離席になるので、育児が休憩のリマインダーとして機能している面もあります。皮肉な話ですが、画面から離れる回数は明らかに増えました。
この記事は服まわりの個別記事です。何をどう買い替えてきたかの全体は育児中の服選び|4年で買うものが変わったで振り返っています。

