※ この記事にはプロモーションが含まれています。
午前3時40分。息子の授乳が終わって、妻が寝室に戻って、私はキッチンに立っています。腹は減っている。でも何も作りたくない。フライパンを出す気力はゼロで、卵を割るのすら面倒。この時間に冷蔵庫の前で3分立ち尽くして、結局そのまま寝た日が何度もありました。
そういう日が続いた結果、朝になっても何も食べていないまま仕事が始まる。昼に反動でコンビニのパスタとおにぎりを買って、糖質だけで一日が終わる。栄養がどうこう以前に、食事という行為が抜け落ちていました。
そこで決めたのが、冷蔵庫を開けてから2分以内に食べ終われるものを、常に家に置いておくという方針です。調理はしない。皿も使わない。その条件で選んだものの話を書きます。
粉を溶かす作業が、深夜には重い
プロテインパウダーについては別で1本書いたので、ここでは深入りしません。ただ、この記事の判断軸との関係だけ触れておくと、シェイカーを出す、粉を計る、水を入れる、振る、飲む、洗う。この6工程が、深夜3時40分の私には無理でした。とくに最後の「洗う」。放置した翌朝のシェイカーの匂いを一度でも嗅ぐと、次の日から手が伸びなくなります。
粉が悪いわけではなくて、単に場面が合っていなかっただけです。運動のあとに落ち着いて用意する時間があるなら向いていると思います。私が探していたのは、袋を開けるだけで終わるものでした。
2分で食べられるか、常温で置けるか
基準は2つに絞りました。1つ目は調理せずそのまま食べられること。加熱も、皿も、箸すら使わずに済むならなお良い。2つ目が常温で保存できるかどうかです。
この2つ目が、思っていたより効きました。冷蔵庫にしか置けないものは、そもそも冷蔵庫に空きがないと買えないんです。うちの冷蔵庫は息子の離乳食の下ごしらえと、妻の作り置きと、麦茶のポットでだいたい埋まっています。そこに10個パックを押し込む余地はない。逆に常温で置けるなら、パントリーの棚でも、デスクの引き出しでも、車の中でもいい。買い置きの上限が一気に上がります。
タンパク質を1日どれくらい摂るべきかについては、私は数字を出しません。体重あたりの目安として紹介されている数値をいくつか見かけましたが、条件によって幅がありますし、私が言い切れる話ではないので。ここで書けるのは「何も食べない日が減った」という、それだけの事実です。
常温のサラダチキンを40個買ってみた
買ったのは丸善のサラダチキン、国産若鶏のジューシーローストです。ささみタイプで、レモン、タンドリーチキン、黒胡椒、濃口醤油と塩胡椒の4種アソート。各10個で計40個。最大の違いは常温で保存できることで、冷蔵庫に入れなくていいサラダチキンというのが、そもそも自分の中になかった選択肢でした。
個包装なので、袋を切って、そのままかじる。皿も箸もいりません。深夜に食べるときはキッチンに立ったまま1本食べて、袋を捨てて、水を飲んで終わり。所要時間は本当に1分くらいです。パントリーの一番下の段に箱ごと置いてあるので、冷蔵庫のスペースも取っていません。
味は4種類あると飽きにくいのは確かで、私は黒胡椒と濃口醤油をよく食べます。逆にタンドリーチキンは香りが強めで、深夜に食べると口の中に残る感じがあって、朝向きではなかった。ここは完全に好みの問題です。
40個は、うちには多すぎた
正直に書くと、最初の注文で40個はやりすぎました。1日1個ペースでも40日かかる計算で、実際には毎日食べるわけでもないので、もっと長く残ります。4種アソートの良いところは飽きにくさですが、その裏返しとして好きな味から先になくなるんですよね。うちの場合、2週間でレモンだけが妙に減って、タンドリーチキンが10個まるごと残りました。最後の方は「またこれか」という気持ちで食べています。
食感の当たり外れもあります。ささみなので、当然ながらしっとりしているものとパサついているものがある。個体差というより部位差だと思いますが、水分の少ないものに当たった日は、飲み物なしだと少しつらいです。
それと開封時の汁。個包装の中に肉汁が溜まっているので、切る場所を間違えると手やシャツに垂れます。私は寝ぼけたまま横から開けて、パジャマの袖に落としました。今は必ず流し台の上で、切り口を上にして開けています。
あと当然ですが、加工食品なので味はしっかりついています。塩分が気になる方は栄養成分表示を確認したほうがいいですし、毎食これにするような食べ方は私もしていません。あくまで、何も食べずに終わる日を減らすための選択肢という位置づけです。血圧や腎臓のことで通院している方、食事の内容に制限がある方は、こういう加工食品を日常的に取り入れる前に、医師や管理栄養士に一度相談したほうが確実だと思います。私も健康診断のあとに、食生活の話をついでに聞いてから買う量を決めました。
1食あたりで比べると見え方が変わる
買う前に比べたのは、プリマハムのサラダチキン3種セット。プレーン、ハーブ、柚子こしょうが各10パックで計30パック。それと、個包装のスティックタイプになっているサラダチキンバーです。バータイプは1本が細くて、片手で食べられるのが利点。カバンに入れて外出先で食べるならこちらのほうが向いていると思います。
冷凍という選択肢もあって、楽天ではアマタケの冷凍サラダチキンを選べる12個セットが4,980円で出ていました。価格は変動するので執筆時点の目安ですが、これを12で割ると1個あたり400円台。常温品の大容量アソートとは、1食あたりの単価がかなり違ってきます。冷凍は味の評判が良い一方で、解凍の手間と冷凍庫の場所が要る。うちの冷凍庫は離乳食のストックで埋まっているので、この時点で候補から外れました。
結局のところ、総額ではなく1食あたりの金額と、保管場所のコストで選んでいます。安くても置き場所がなければ買えないし、置き場所があっても1食500円なら毎朝は続きません。
常温の棚に一緒に置いているもの
サラダチキンだけだと確実に飽きるので、同じ棚に何種類か並べています。魚肉ソーセージ、常温で置ける豆乳の200mlパック、素焼きのミックスナッツ、あとはサバ缶。缶詰はプルタブを開けるだけで食べられるので、2分の条件は満たします。ただし匂いが強いので、深夜には向きません。あれは昼向き。
- 常温の棚: サラダチキン、魚肉ソーセージ、豆乳200ml、サバ缶
- 冷蔵庫の手前: ヨーグルト、ベビーチーズ、納豆
冷蔵庫側にもいくつか置いていますが、こちらは奥に入れると存在を忘れます。手前の決まった位置に固定して、そこが空いたら補充する。棚の場所を先に決めてしまうのが、私にとっては一番効きました。
ちなみに、この方式にしてから買い物リストが単純になりました。棚を見て空いている枠を埋めるだけなので、何を買うか毎回考えなくていい。妻に頼むときも「一番下の段の空いているところ」で通じます。管理の手間が減ったぶん、続いているという面はあると思います。
冷蔵庫を開けて2分、が基準になった
深夜に何も食べずに寝る日は、体感で週4回から週1回くらいに減りました。特別なことは何もしていなくて、袋を開けるだけで食べられるものを、手の届く場所に置いただけです。
40個は多すぎたし、タンドリーチキンは今も残っています。それでも、冷蔵庫の前で3分立ち尽くして何も食べずに寝る、という時間がなくなったのは、私にとっては買った価値がありました。次に注文するときは、好きな味だけを20個にします。
この記事は食まわりの個別記事です。育児中の自分の食事をどう立て直したかは育児中の自分の食事|後回しにした結果どうなったかにまとめています。

