※ この記事にはプロモーションが含まれています。
ティッシュのまとめ買いで最初に決めるべきなのは、値段でも枚数でもなく置き場所でした。私はそれを、20箱入りのケースを玄関で開けた瞬間に理解しました。段ボールがそこそこ大きい。2LDKの賃貸で、この箱をどこに置くか決めないまま注文すると、リビングの床がしばらく物置になります。実際うちはなりました。子どもが生まれてからティッシュの減りが目に見えて速くなったのでまとめ買いに切り替えたんですけど、順番を間違えると部屋が狭くなるだけなんですよね。
生後6ヶ月で、減り方がだいたい倍になった
妻と2人だったころ、ティッシュは月に2箱いくかどうかでした。花粉の時期だけ跳ね上がる、くらいの感覚。それが子どもが生まれてから明らかに変わりました。
ミルクの吐き戻しを拭く。よだれを拭く。離乳食が始まってからは口のまわりと手とテーブル、これで1食3〜4枚は飛びます。1日3回として10枚前後。そこに鼻水と私たち大人の分が乗るので、体感では以前の倍です。おむつ替えのあと手を拭くのにも使うし、うっかりこぼしたミルクを拭くのにも使う。「これティッシュじゃなくていいのでは」という場面も多いんですけど、手が届く場所にあるからつい取ってしまう。消費が増える原因の何割かは、たぶんそれです。
ちなみに、増えたのは枚数だけじゃなくて置き場所の数もでした。以前はリビングに1箱あればよかったのが、今は寝室の枕元とダイニングにも常駐しています。夜中に鼻水を拭くために暗いリビングまで歩くのが地味につらくて、寝室に1箱置いたのが始まり。箱が増えれば当然、開封済みの箱を同時に3つ抱えることになるので、在庫の減り方も見えにくくなります。
2ヶ月数えてから、買う量を決めた
まとめ買いの量を決めるのに、まず消費ペースを数えました。やったのは単純なことで、新しい箱を開けるたびに箱の底へ油性ペンで日付を書いただけです。
うちはリビング、寝室、ダイニングの3ヶ所に常時置いています。2ヶ月分の日付を並べてみると、1ヶ月あたり3.5〜4箱。年間で45箱前後という計算になりました。この数字が出てはじめて、20箱入りが「だいたい5ヶ月分」だと分かるわけです。逆に言えば、60箱入りのケースを買うと1年以上抱えることになる。安いのは分かるけど、賃貸でそれを置く場所があるかは別の話でした。
数え方でひとつ気づいたのは、季節の振れ幅がけっこう大きいこと。私は春先に鼻がやられるタイプなので、3月と4月だけは1ヶ月5箱を超えていました。逆に梅雨から夏にかけては3箱を切る月もある。平均だけ見て年間の必要数を出すと、多い月に足りなくなります。うちは月4箱を基準にして、年48箱で見積もることにしました。少し多めですが、余った分は翌年に回るだけなので損がない。
箱とソフトパック、うちは併用に落ち着いた
省スペースだけで考えるならソフトパック一択です。中身を使い切ったあとの袋は畳めるし、未開封の状態でも箱より薄い。同じ枚数なら収納時の体積がはっきり小さいんですよね。
ただ、片手で使う場面では箱のほうが強い。ソフトパックは自立しないので、袋を押さえないと引っ張り出せません。子どもを片腕で抱えたまま、もう片方の手でティッシュを取る、という日常的な動作がソフトパックだとうまくいかない。特に残りが少なくなってくると袋がぺしゃんこになって、両手が要ります。そんなわけで、うちはリビングと寝室は箱、ストックとダイニングはソフトパック、という併用にしました。どちらかに寄せなくていいと思います。
収納の差は数字にすると分かりやすい。ソフトパックは未開封でも指で押せば少し潰れるので、棚のすき間に差し込めます。箱は潰れないぶん、棚の高さに1cm足りなければ入らない。逆に、箱は積み上げても形が崩れないので、押入れの奥に縦に積むならこちらが安定します。すき間に入れたいならソフトパック、積みたいなら箱。うちの収納を見直したときは、この基準でどちらを何箱買うか決めました。
私が買っているのはこれ
今使っているのはスコッティ フラワーボックス 500枚(250組) 20箱のコンパクトケース品です。1箱250組なので、300枚(150組)の一般的なサイズと比べると1箱がかなり長持ちします。うちの消費だと1箱でおよそ1週間強。ケース品なので届いたときの段ボールはそれなりに大きいですが、コンパクトケース品は箱の高さが抑えられている分、同じ20箱でも積み上げたときの背が低いのが助かりました。
不満もあります。ひとつは、250組の箱は市販のティッシュケースに入らないことがある点。うちは無印で買っていたスリムなケースに入らず、結局そのまま置いています。もうひとつは初期出費で、1箱ずつ買えば200円前後のものを20箱まとめて払うことになるので、その月の日用品費だけ跳ねる。単価は下がっているのに支出が増えたように見えて、家計簿をつけている妻に一度説明が必要でした。あと柄はけっこう主張します。
単価の考え方はシンプルにしています。私が買ったときはケースで2,000円台後半でした(価格は変動します)。20箱なので1箱あたり140円前後、250組なので1組あたりおよそ0.5円。ドラッグストアで5箱パックを買うより1箱あたり数十円は安い、くらいの差です。劇的ではない。それでも年48箱使うなら年間で千数百円の差になるし、買い物のために出かける回数が減るほうが私にはありがたかった。ティッシュを買いに行く時間の価値のほうが、たぶん大きいんですよね。
20箱の置き場所を、先に決めておく
うちの失敗はここでした。クローゼットの上段に入るだろうと思っていたら、ベビーカーの替えパーツとサイズアウトした肌着の圧縮袋で埋まっていた。開封したケースを廊下に置いたまま3日過ごしました。
結局どうしたかというと、20箱を一箇所にまとめるのをやめました。寝室のクローゼットに8箱、洗面所の吊り戸棚に4箱、ダイニングのカラーボックス下段に4箱、残り4箱をリビングと寝室で使用中。分散させると「どこかに必ずある」状態になるので、切らす不安もなくなりました。ケースのまま置ける場所がないなら、最初からばらして置く前提で買う。これが2LDKでのやり方だと思っています。
備蓄を兼ねるなら、置き場所が先
ティッシュは災害時の備蓄品として挙げられることも多いです。断水中に食器を拭く、汚れを取る、といった用途で使えるとされています。ただ、水に溶ける紙ではないのでトイレに流す用途には使えません。ここは分けて考えたほうがいい。
備蓄として持つなら「何ヶ月分を、どこに置くか」を決めてから量を決めるのが順番だと思います。うちは日常の在庫がそのまま数ヶ月分になっているので、備蓄用に別枠を積むことはしていません。使いながら減らして買い足す形のほうが、置き場所を新しく作らずに済むからです。
最後に
1箱あたりで見れば数十円の差の話です。それでも数えてから買うと、必要な量がはっきりする。うちの場合は年45箱で、20箱ケースを年に2回ちょっと。次に届いたら置く場所はもう決まっています。まとめ買いで得をするのは、たぶんそこまで決めた人だけなんですよね。
この記事は日用品の個別レビューです。何をどこまでストックするかは日用品のまとめ買い|何をどこまでストックするかにまとめています。

